Column 12月) 


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2006.12.30 神楽坂で忘年会

と言っても、神楽坂の料亭で忘年会をやったわけではない。 似顔絵の画家仲間の一人が神楽坂に住んでいて、その人の家に集まって”鍋パーティー”をしたということ。 仕事が休みのメンバー4人が、3時頃改札口に集合し、神楽坂の街を散策をしたりした。 ぼくは、中学高校の頃、隣の早稲田に住んでいたんだけど、当時と比べるとかなり”お洒落な街”に変わっていた。 肉まんが有名な「五十番」で肉まん一つを買い、4人で分けて食べたり、”日本でここだけ”というキャッチ・コピーの「不二家」の”ペコちゃん焼き”(ペコちゃんの顔の人形焼き)を買って食べたり、食レポ番組のような散歩だった。 鍋は”水炊き”のようなあっさり系のものが良いということで、魚介中心の鍋と肉中心の鍋を2つ作った。 ぼくは肉系の調理を担当し、以前テレビで紹介されていて、「いつか作ってみたい」と思っていた、”白菜鍋”を作った。 白菜を真横に切って、薔薇の花のような状態にし、葉っぱと葉っぱの間に豚の切り落としを挟んでいく。 本当は米だけで作った日本酒を使うと良いんだけど、お酒を買い忘れたので、350mlくらいの料理酒を丸々本注ぎ込み、ささがきゴボウと少量の塩のみで煮込めば終わりという、簡単な料理。 白菜と豚肉の相性が良いからだろうけど、結構みんなに好評だった。 他にも肉団子も作った。 集まったのは11人で、ひとりあたり1000円でたらふく食べられた。 2次会は近くの居酒屋(生ビールが180円)に繰り出し、残った5人で飲み、結局その5人は神楽坂に泊まった。 宴の後の雑魚寝姿は、修学旅行のようで楽しかったなぁ。

2006.12.28 ゴールデン・グローブ賞の菊池凛子

アメリカのアカデミー賞の前哨戦でもある、ゴールデン・グローブ賞を日本人の菊池凛子さんという女優さんが獲った。 映画『バベル』で聾唖の女子高生を演じていて、主演のブラッド・ピットが絶賛しているらしい。 スポーツ新聞やニュース映像で見た時、「この人の顔、どこかで見たことあるような?」と思った。 「CMとかに出ていたんじゃないかな?」  ちょっと前のNTT DocomoのCMで、おぎやはぎの矢作がFOMAのテレビ電話を使って、小木と彼女の喧嘩の仲裁をするもので、「私のケータイ、遊びに使うんだったら、早く返してくださいね」というOLじゃないか?  他にも富士通のFM-VのCMで、月を見たキムタクが、毛むくじゃらに変身していき、狼男になるのかと思ったら、ウサギになって「ウサギ男だピョン」というCMの、「狼男だったのね」「何だ〜そりゃ?」と叫ぶ女の人じゃないかと思う。 声と喋り方に特徴のある人だよね。 来年あたり、マスコミ露出が増えるかも知れないね。

2006.12.27 年末の忙しさ

以前、Macの調子が悪くなり、修理から戻ってきても、不安定な状態が治らないまま、ずっと騙し騙し使っている。 OSをインストールし直したり、「ノートン・ディスク・ドクター」でハードディスクの修復を試みても変化がない。 今年の春頃には、接続していたDVDドライブが故障し、修理から戻ってきても使えないどころか、サービスセンターの指示に従って、OSのバージョンアップなどをしていたら、今度はハードディスクの「Photoshop」が起動できなくなってしまった。 ぼくの仕事においては、「Photoshop」と「Illusutorater」は欠かせないもの。 それが使えないと、かなり困ってしまう。 昔、ハードディスク容量が160MBのMacだった頃、空き容量の確保のために、MOから起動して使っていたことがある。 それを思いだして、春頃からずっとMOから「Photoshop」を起動して使うようになった。 ところが最近、このMOの調子がおかしい。 瀕死の状態を無理して延命させているような感じで、使える状態にセッティングするまでに時間がかかるようになった。 そんな感じで昨日と今日は、年賀状作りをしていたけど、なんとか夕方頃には仕上がり、プリントアウトも終えた。 後は宛名書きをして出せばいいだけ。 でも次はHPの似顔絵やら正月用のイラスト、メール版年賀状も作らないといけない。 それと部屋や風呂の掃除もしないといけないし、12月の似顔絵の請求書も書かないといけない。 まだまだ、やることがいっぱいだ。

2006.12.26 年賀状作り

もっと早くから描くつもりだった年賀状。 なかなかアイデアが思いつかず、やっと構成がまとまったのが、先々週くらい。 ぼくにとっての今年の一大イベントだった、似顔絵専門のプロダクションに入ったことを紹介するために、似顔絵の現場でのビジュアル(写真)を使い、近況報告をすることに決めた。 更に、今年1年を象徴する出来事や流行語などで、「2006年〜2007年へ」という意味を表すため、出した答えとしてのアイデアは、今年もまた駄洒落だった。 結局、駄洒落を採用したものだから、自信がないままで「こんなんで良いかな?」と、かなり不安がある。 いつまで悩んでいても終わらないし、たかが年賀状のアイデアなので「もう、これに決めた」と、やっと昨日から重い腰をあげ、イラスト作りに着手した。 駄洒落でも多重に重ねた”3段落ち”くらいにすれば、ちょっとは面白くなるだろうと自分を納得させスタート。 来年の干支「猪(亥)」は外せない。 年賀状が終わったら、次はHPの更新のための似顔絵作りに入らないといけない。 女性はモデルが決まっているけど、男の方が決まっていない。 もの作りは、構想やアイデアが決まるまでが大変で、決まってしまえば意外と早く仕上がってしまう。 なかなかアイデアがまとまらないので、今年はギリギリまで忙しい予感。 

2006.12.25 今年を締めくくる衝撃

スポーツ界での活躍が目立った今年。 トリノ・オリンピックでの荒川静香の、”イナバウアー”での金メダルが、流行語大賞も獲得した。 ワールド・ベースボール・クラッシック(WBC)では、王JAPANが世界一を勝ち取った。 日本サッカーの重鎮の中田英寿の引退と、北海道に野球熱を植え付け、エンターテイメント性を盛り上げた、日本ハムの新庄剛志の引退も衝撃的だった。 まだまだ活躍が期待できる存在なのに、潔すぎるほどのリタイヤは、ぼくのような凡人には勿体ない気もするほど。 年末になってからも、フィギュア・スケートのNHK杯で、浅田真央、村主章枝、中野友加里の3選手が表彰台を独占する快挙。 しかも真央ちゃんは、歴代の最高得点保持者、ロシアのイリーナ・スルツカヤ選手を上回る得点で、歴代新記録で優勝した。 体操にしても水泳にしても、たくさんの選手が”日の丸”を背負って頑張ってくれた。 そんな中でも最後の衝撃は、惜しまれながらも”引退”を発表した、競走馬のディープ・インパクトだ。 ”無敗の3冠馬”として誰もが優勝を確信していた、世界最高峰のレースのフランスの”凱旋門賞”に出場し、惜しくも3位だったディープ。 その後、禁止薬物違反で、3位入賞を剥奪される事態にもなった。 でも、ディープの実力はやっぱり桁外れだった。 ”ジャパン・カップ”で優勝し、年内最後のレース”有馬記念”でも期待通りに、3馬身もの差をつけての優勝。 今年1年を締めくくる、素晴らしい「衝撃波」だったと思う。 来年からは”種牡馬”となるそうで、種付け1回が1200万円で、50回の予定だというから、いろんな意味で凄い。 今年1年は、スポーツ界が著しく賑わった年だったね。

2006.12.22 倉本聰の新ドラマ『拝啓、父上様』

昨日、『Dr.コトー診療所』の最終回を観終わって、感動も覚めやらぬ時に、1月からの新ドラマの予告が流れた。 二宮和成が主演の料亭ものらしい。 他の出演者には、板前の衣装を着た梅宮辰夫に、女将さんらしい感じの八千草薫。 「ん?、どっかで見たようなキャスティング」と思って注目していたら、タイトルが『拝啓、父上様』ときた。 ピンときて直ぐに、『月刊ザテレビジョン』の「1月新ドラマ相関図」をチェックした。 「やっぱり、脚本は倉本聰だ」。 これって、30年くらい前にヒットした、ぼくの大好きなドラマ『前略おふくろ様』のリメイクのような設定。 勿論、内容は全然違うんだろうけど、あらすじを読んでみると、舞台設定も似ている。 『前略…』の舞台は深川で、勤めている料亭が高速道路の建設予定地に入っているということで、立ち退き問題が絡んでいたストーリー(パート1)。 1月からのの『拝啓…』の舞台は神楽坂の料亭だそうで、やっぱり高層マンション建設予定地に、職場の料亭が入っているという設定だそうだ。 タイトルといい、立ち退き問題といい、設定が似ているのは、昔の『前略…』ファンを取り込もうとする計算の上なのかな。 『優しい時間』のような、静かな感じのドラマではなく、倉本さんらしく”笑えて泣ける”人情コメディーの話にして欲しいと思うな。

2006.12.21 訃報が続いた

クレイジー・キャッツ主演の映画、『ニッポン無責任時代』などの”無責任シリーズ”や、『日本一のゴマすり男』などの”日本一の○○男シリーズ”を、会社の同僚たちと観まくっていた時期があった。 当時ですら古い映画だったんだけど、話の展開の予想がつかず、かなり楽しめた作品で、みんなでハマってしまった。 主題歌のC調さが面白くてレコードを買い、歌を覚えたりした。 その殆どの歌詞を青島幸男が書いていたと知ったのも、その頃だ。 今で言うなら、宮藤官九郎や鈴木おさむなんかにあたるのかな。 コント55号やドリフの一つ前の時代の、”お笑い”の原点ともなった人じゃないかな。 『踊る大捜査線』の関係の番組だったかで、織田裕二と同じモスグリーンのコートを着て、ドラマをパロっていたのが印象的だった。 岸田今日子さんは、ぼくの中でのベスト1ドラマ、『前略おふくろ様』のパート2に出ていたので、何度も観返した顔。 『傷だらけの天使』の”綾部さん”の妖しい雰囲気も覚えている。 ムーミンの声といい、今で言うなら戸田恵子さんというところか。 カンニングの中島さんは、先月頃には「もうすぐ退院の予定」みたいな記事を読んだばかりだったので、突然の訃報に「え?」と驚いた。 小学校からの友人という、相方の竹山が気丈に会見していて、ちょっと健気さを感じた。 ぼくら視聴者にとっては、元気な頃の中島さんより、偶に竹山が語る闘病中の彼の近況の方が、長かった気がする。 産まれたばかりだという息子さんに、もう少し活躍の場面の映像を残してあげて欲しかったね。 お3人のご冥福をお祈りします。 

2006.12.20 面目躍如の「しゃーおらー!」

「あれ?鈴木ウド、凄く痩せたなぁ」と思ったら、亀田興毅だ。 金髪ではなく黒かったけど、顔を作りも似ているので、あのパイナップルのような髪形だと、鈴木ウドに見えてしまう。 8月の世界タイトルマッチの判定勝ちが、スッキリした形でなかったので、週刊誌やテレビ番組などで、かなり叩かれた彼にとって、今日は全ての人を納得させるための試合だっただろう。 一番納得させたかったのは、自分自身に対してかも知れない。 今日の亀田興毅は、いつもと違った印象だった。 亀田らしさは残っていたけど、テクニックに裏付けされた自信と、試合運びを設計しているかのような、”大人な亀田”だった気がする。 ただのビッグマウスのおちゃら気屋さんではない、彼の実力をマジマジと見せてくれた。 前回の試合後には、”ハンカチ王子”こと早実の斉藤佑樹投手と、子育てを比較されたりしたし、10月に予定していた防衛戦が今日に延期された時も、「試合を逃げている」なんて記事があり、様々なバッシングがあったけど、これでみんなを納得させたね。 この4ヶ月間は、彼のボクシングに対する意識を、大きく成長させたんじゃないかな。 

2006.12.19 深い作品だった『僕の歩く道』

ぼくの名前は、苗字も名前もひらがな3文字。 家族には名前の3文字か、2文字に”ちゃん”を付けて「○○ちゃん」と呼ばれた。 いろんな立場の人とコミュニケーションするようになると、人によって呼ばれ方が違ってくる。 小学校の頃は、2文字に”トン”や”やん”などを付けられた。 別の意味になるから、”ちん”だけは嫌だった。 社会人になっても、”ぽん”やら”りん”やら。 珍しかったのは、苗字に”氏”を付けたり、名前を音読みして”○○さん”というのもあった。 ”呼び方”というのは、その人物の個性なんだと思える。 今日が最終回の『僕の歩く道』を観ていて、「この作品が良いのは、主人公の大竹輝明に対する呼び方が、キャラによって違うところが、設定を大事に描いていることだ」と感じた。 母親と兄は”輝明”と呼び、妹は”お兄ちゃん”、都古ちゃんは”テル”。 甥っ子は”輝明おじちゃん”で、動物園の人たちは”大竹さん”と呼んでいた。 ストーリーにおいても、たくさんの伏線を敷いていて、「なるほど」と感心するところが多い作品だった。 主人公を自閉症という設定にし、舞台を動物園にしたことで、意志が通じないものに愛情を注ぐことの苦労を描いた。 ラストの自転車レースで、コースを外れてまで”興味あるもの(とんび)”を追いかけた姿は、「コースを外れることは、決して悪いことではない」と語っていたように感じた。 最近知ったことだけど、小田和正が居た「オフコース」というグループ名の意味は、「勿論」ではなく「コースを外れる」なんだそうだ。 平坦な道を無難に行くより、アップダウンの多い曲がりくねった道の方が、「意味のある景色を見られるのかも知れない」という提案だった気がした。

2006.12.18 曲名が知りたい

SoftBankのCMで、会社の上司が「おい、聞いてるのか」言うと、黒人の部下が「すみません、聞いてませんでした」というCMで、バックに流れている曲が、フィギュア・スケートの曲に使われていて、「ああこの曲のタイトルは『ロミオとジュリエット』というんだぁ」と思ったことがある。 先日(12/14)放送の『嫌われ松子の一生』のラストで、松子が身を寄せる教会の施設が火事になるシーンに、バックで流れていた曲名が知りたくて、いろんな人に尋ねてみたんだけど、解らなかった。 こういう場合はどうやって探したら良いんだろう?  ゆったり静かな感じで始まって、段々と伸びやかに歌い上げていき、最後には力強く盛り上がっていく、クリスマス時期によく耳にする”アリア”のような歌。 讃美歌なのかな?  タイトルが解らないからCDショップで尋ねることもできない。 まさか店頭でハミングして聞かせても、音程が不安定なので判断できないだろう。 曲っていうのを他人に説明するのって難しいね。 楽譜を発明した人は偉いよ。 相談した中の一人が「TBSに電話して訊いたら?」というので、今日の昼に電話してみた。 それによると、主題歌や挿入歌などの曲名は解るが、BGMの曲は解らないということだった。 仕方がないのでCDショップに行き、”クリスマス・ソング”コーナーで「クリスマス・ソング・ベスト」を調べてみたんだけど、どれだか解らない。 ただ、英語のタイトルの幾つかを覚えて帰ってきて、もう一度そのシーンを観ながら曲を聴いてみた。 歌い出しとエンディングの歌詞に「♪オー・ホーリー・ナイト〜」というのがあったので、多分『オー・ホーリー・ナイト』というタイトルなんじゃないかと思っている。

2006.12.17 真央ちゃん、残念!

昨日、似顔絵の現場(イクスピアリ)で、久しぶりに一緒になった画家さんが、「昨日、凄いことがあったんですよ」と言ってきた。 話によると、前日(12/15)お台場のアクアシティにロナウジーニョが来て、握手をしてもらったんだそうだ。 世界でも最高のサッカー選手のひとりで、知らない人の方が少ない有名人と握手できたら、本当に”夢のよう”で、誰かに話したくてしょうがないだろうな。 世の中、「FIFAクラブワールドカップ」のサッカーが、連日にわたり注目されているけど、ぼくはフィギュア・スケートの方が気になっていた。 土日の2日間は似顔絵の現場なので、帰りは遅くなると解っていたから、ビデオの留守録をして出掛けた。 土曜日のショート・プログラムでは、真央ちゃんがトップで終わったというので、グランプリ・ファイナル2連覇を期待していたんだけど、2日目の今日放送のフリーは、昨日の深夜に行われていたらしく、今日の朝刊には結果が出ていたし、朝のニュースでも映像が流れた。 ジャンプの失敗で転倒し、韓国の同い年の天才少女、キム・ヨナ選手に優勝を奪われてしまった。 安藤美姫や高橋大輔も体調不良だったというし、真央ちゃんも精彩に欠けていたのは、ノロウィルスじゃないだろうな。 ロシアで行われた試合だし、元スパイのリトビネンコ氏の死亡の問題もあるから、選手関係者にウィルス・テロが行われれば、他国の選手の体調を崩すことも可能だろうな。 な〜んて考えすぎだよね。

2006.12.15 料理の不思議

草食動物は草しか食べないし、肉食動物は肉だけしか食べない。 雑食の動物もいるけど、”食べ合わせ”なんてことは考えないのが動物の世界。 人間だけが”料理”をする動物だ。 何かの番組で、誰かが言っていたけど、「料理」っていうのは、材料を理解して作るということなんだそうだ。 また、「料理」は愛情を込めた食事のことで、愛情のない食べ物は「餌」だと、過激なことを言う人もいた。 料理番組は大好きで、よく見るんだけど、この間、豚肉に合わせ調味料(オイスター・ソースと醤油と旨味調味料)で下味をつけたものを、キムチと一緒に炒めていたのを見て、「これって人間だけがなせる技術だなぁ」と感心した。 肉という陸の食材に、オイスター・ソースという海の食材、旨味調味料は海藻から摂れる成分、それを混ぜ合わせて、新しい味を作ってしまう発想は凄いと思う。 更に、その下味をつけた肉に、キムチという野菜の漬け物と一緒に炒めてしまうのは、人間だけしかできないものだ。 食事の前に言う「いただきます」は、様々な生き物の命を”いただいて”、自分の命の糧にさせてもらうという感謝の言葉だと聞いたことがあるけど、正にその通りに、食べることで命を繋いでもらっているんだと思うな。 『ライオン・キング』の”ライフ・サークル”のように、食物連鎖という仕組みに感謝して、日々の食事をいただきたいと思える。

2006.12.14 話を紡ぐ難しさ

彩佳を思うコトー先生や、父親・母親の切ない気持ちが伝わるから、涙なくしては観られない『Dr.コトー診療所』。 倉本聰の門下生(富良野塾出身)の吉田紀子脚本が良いのか、原作の漫画が良いのかは解らないけど、視聴者の想像を超えたストーリー展開に感動させられてしまう。 先日、浅草を散策した時のメンバーと、映画『NANA』の話になった。 その人いわく、「映画の『NANA』には、主人公と同じ年代のキャラしか登場しないのに、違和感を感じた」というようなことを言っていた。 そのコメントを聞いた後に、映画『NANA』を観たので、「なるほど、大人はハチ(宮崎あおい)のお母さん役の宮崎美子しか出てこないから、なんか薄っぺらいのかな?」と感じた。 昔、中学2年の夏休みを全て費やして、ストーリー漫画を初めて描いたことがあった。 高校生の男の子と子犬の物語で、女の子も出てこなければ、年代の違うキャラも一切出てこないから、下手な高校生演劇のように、物語に広がりがない、薄っぺらな作品になってしまった。 当時はまだ演出とか、ストーリーテリングということを考えるより、絵を中心にし過ぎていたので、仕上がったことで満足だったんだけど、クラスメイトに見せても、大した反応が返ってこなかったことで、「マンガ家になるのは無理」と諦めた。 そんな経験からも、「”男しか出てこない”あるいは、狭い範囲の世代しか出てこない映画やドラマは、相当ストーリーや設定に魅力がないと、お客を最後まで引っ張れないんだな」と学習したことを思い出す。 面白いと思う作品は、えてして様々な年代のキャラが絡み合ってきて、それぞれの立場での意見を発するところに、「なるほど」と感心する部分があるんだと思うんだな。 話を作る難しさはそこだね。

2006.12.13 浅草・向島探訪

昨日は似顔絵の仲間と、浅草〜向島界隈を探訪してきた。 小雨が降っていたので自転車を置いて、電車で浅草へ。 午前11時に雷門の前で待ち合わせ、本所吾妻橋に住んでいる人が案内してくれた。 雷門の正面の道を行くと、右手に北海道の特産品を売る店があり、入り口のところに”クリオネ”が展示してあった。 「クリオネ」という文字が目に入ったので、実物を見たことがなかったので、「え?、こんなところにいるの?」と半信半疑ながら覗いてみたら、なんと本物のクリオネが7〜8匹ほど、優雅に泳いでいた。 ぼくが想像していたより、実際のクリオネって大きいんだね。 でも可愛い形状だけど、『トリビアの泉』で紹介された「餌を食べる時のクリオネは恐ろしい」というのを思いだし、「こんな可愛い姿のクリオネが、あんなエイリアンみたいに餌を食べるのかぁ」と思うと、ちょっと意外に思う。 浅草では、「行ってみたい」と思っていた”手ぬぐい屋さん”や、若手の芸人さんが壁にサインを書くとブレイクするという、なぎら健壱さんが行きつけの飲み屋の所在が分からず、行くことができなかったのが残念。 薮そばを食べては浅草寺をお参りし、長命寺の桜もちを食べては白髭神社でお参りし、仏教・神道なんでもありの1日だった。 夕方からは浅草に戻り、寒かったので日本酒や芋焼酎のお湯割りを飲んだ。 もつの煮込みや大根の煮物が旨かったなぁ。 結構、裏道や小さな商店街にある、ひっそりと営まれているパン屋や旅館などの佇まいに、新鮮な発見があった1日。 今日は、テレビで放送された映画『NANA』や、昨日放送のドラマ『役者魂』と『僕の歩く道』の録画をチェックして終わってしまった。

2006.12.11 今年は映画を観てないなぁ

今年は似顔絵のプロダクションに入ったり、エキストラのプロダクションに入ったりしたので、外に出ている時間が長かった(といっても、サラリーマンよりは、圧倒的に短いんだけどね)。  いつもの年なら、年間に観る映画(殆どレンタルだけど)の本数は、150本前後だったんだけど、今年は(今日の時点で)まだ10本しか観ていない。 しかも、観た作品は全てテレビ放送のものばかりだった。 だから、映画に関してのぼくの情報蓄積は、1年くらいストップしていると思う。 連続ドラマは、なるべく観るようにしてきたけど、スペシャル・ドラマなどは、録画しておいたままチェックしてないものが何本かある。 『ヒット・パレード』や『ドラマ版 ちびまるこちゃん』など、数本ある状態のまま。 エキストラの仕事状況や、ぼく個人の仕事については守秘義務があるものもあるので、詳しい内容をブログに書くことは、作品が公開されたり、商品が発売されるまでは書くことはできない。 そんなわけで、このブログの内容も似顔絵の現場での話が多くなってしまった。 本当はもっと、映画やドラマや読んだ本などの感想なんかも書きたいんだけど、観てない読んでないでは書きようがない。 観たい映画や読みたい本はいっぱいあるけど、まずは録画済みのスペシャル・ドラマなどを観なくては。 

2006.12.10 ”信じられる人かどうか”の判断基準

ある現場で一緒になった女性画家が、その日デジカメを忘れたというので、彼女の作品をぼくのカメラで撮って上げたことがあり、後日ぼくのアドレスにメールしてもらって、返信メールで画像を送る約束をした。 でも彼女からの連絡は未だにない。 こういうケースは今までにも何度かあった。 当人にとっては、そのくらい軽いことだったんだろうけど、その画像を処分して良いものかに困り、未だに捨てられずにいる。 だからといって、本人が忘れているものを、事務所を通して送って上げるほどのお節介者でもない。 一緒に仕事をするという前提での、”この人は信じられるかどうか”という判断基準の一つに、ある課題をふってみて、その人が後日になって会った時に、その課題をやったかどうかというのを見ている。 ぼくも年齢を重ねて、自分のスキル向上だけではなく、次の世代を育てる位置に来たように感じていて、自分と関わった才能溢れる人は、できるだけ応援したいと思っている。 似顔絵のプロダクションには、才能に長けているにも関わらず、営業活動が苦手で、勿体ないほど絵の上手い人がゴロゴロ居る。 そんな中で、年齢は関係なく何人かを選び、彼らの作品をぼくの仕事先に持って行っては紹介しているんだけど、それを本人に話した後、数日経って「こんなのも描いてみました」と新しい作品を送ってくれる人と、何一つアプローチしてこない人が居ることを知った。 後者がほとんどだけど、前者は見込みがあるタイプだと思い、何とか仕事に繋げたいと思ってしまう。 「なるほど、ぼくもクライアント達から、こういう判断基準で見られていたのかも知れない」と思った。 仕事は最大限にコネを利用することだと思うから、繋がったコネは大切にしないといけないんだね。

2006.12.08 食事はゆっくり摂りたいのになぁ

社員食堂がある現場では、必ず社食を利用するようにしている。 何より安いのが嬉しい。 今日の現場はイクスピアリで、社食があるところなので、「今日の定食(日替わり)は何かな?」と期待していた。 昨日、事務所からの電話連絡で、今日の15:00からの店長会議(場所は社員食堂)に代わりに出席して欲しいと言われていた。 朝、社員食堂の前を通ったら、”店長会議の時間は食事の利用が出来ません”というようなコメントが貼り出されていた。 時間調整をしながらお客さんをさばいていき、14:45に一段落したので、「15分で昼飯が食べれるな」と、2種類の定食のうちのB定食(豚肉の味噌炒め丼)を頼んだ。 席に着こうとしたら、店長会議の主催者らしき人が、マイクで「15:00から会議で使用しますので、5分前には場所を空けてください」とお願いしている。 「うわ、あと10分もないぞ」と、急いで食べなければならなくなった。 どんなに忙しい時でも、食事を掻き込んで食べるのは、本当なら嫌なぼく。 立ち食いそば屋などで、4〜5分くらいで腹に流し込んでるビジネスマンの姿は、ぼくにとっては”有り得ない”こと。 でも、今日はそんなことは言ってられない。 ドンドン集まってくる店長さんたちが、周りの席に取り囲んでくるプレッシャーから、急がないわけにはいかない。 こういう時に限って、今日の定食が美味しくて、ゆっくり味わって食べたかったんだなぁ。 10分くらいで食べ終わったけど、なんかノルマを消化した感が強くて、お腹がいっぱいになっただけという感じで、味気ない食事だった。 「最低でも30分以上は食事に時間をかけたい」と言ったら、社会人として”甘っちょろい”と言われてしまうのかな。

2006.12.07 真央ちゃんフィギュア制作に没頭

仕事でも趣味でも、何かに没頭している時は”頭が真っ白になる”というけど、本当に何も考えずにいる時間が長いのは、集中している証拠だ。 先日、伊藤ハムの浅田真央ちゃんフィギュアの造形に失望し、「自分で作ろう」と決意して、いよいよ一昨日から作り始めた。 ぼくはポリパテで作るスタイル(フィギュアをやる友人やプロの人たちは、みんなスカルピという、オーブンで焼いて固める特殊粘土を使っている人が多い)なので、固まるまでの時間がかかり、作業としては面倒臭い面が多い。 昨日の夕方くらいから、大まかな形をとれる作業に入り、やっと楽しくなってきたところ。 でも、削っては「似なくなった」とパテを盛り、盛り付けては削るという作業の繰り返しに、一喜一憂の状態。 今は、一番重要であり、一番楽しい作業でもある”顔”の造形中。 顔の大きさが、リカちゃん人形の大きさぐらいで、作り慣れたサイズではあるんだけど、”似せる”という作業が結構難しい。 写真資料を見ながら、大まかな形を作っていて、まずは掘りを深く作って、後で整えながら凹凸を減らしていくように考えている。 リアルなフィギュアであっても、写真通りに作っていっては似ないのが現実。 やっぱり似顔絵と同じように、デフォルメは必要になってくる。 特に目などは大きめに強調していかないと、似顔フィギュアとしての価値はなくなってしまう。 これは別に仕事ではないので、ゆっくり時間をかけて良いものに仕上げていきたいので、妥協せずにじっくり作っていきたいと思っている。

2006.12.06 お茶の水まで

突然思い立って、お昼頃に自転車で出発。 地元の文房具屋では揃わない画材は、どうしてもお茶の水や銀座などの画材屋まで行かないと手に入らない。 かねてから試してみたいと思っていた画材を買うために、お茶の水の「レモン 画翠」まで行ってきた。 似顔絵の画材は各画家によって様々で、主線にコピックを使う人、マッキーを使う人、色鉛筆の黒を使う人など、人それぞれ。 着色にしても水彩絵の具を使う人、ポスターカラーをやマーカーを使う人、パステルを使う人など、それぞれが独自のスタイルとノウハウを持っている。 ぼくは、主線を1.6oの耐水性の水性ボールペンか「マッキー」というマジックを使い、着彩には透明水彩などを使っている。 顔の色は、ベースの肌色を透明水彩で塗り、肌色の影色を「ぺんてる」のカラー筆ペンの”ペール・オレンジ”を、かなり薄めて使っている。 ただ、カートリッジインク(容量は3ccくらいだろうか?)が1本200円もするので、水性カラーインクで色を調合することを考えていた。 「レモン」に行くのは、どのくらいぶりになるんだろう? お茶の水の駅前、順天堂病院のあたりの木々が、黄色や赤などの色に染まり、良い雰囲気を醸し出していたけど、ちょっと紅葉が遅れていたのかも知れない。 冬というより秋の風情だ。 国産の「アートカラー」という会社のものが10ccで294円、「Dr.マーチン」という会社のものが15ccで525円。 オレンジとイエローをそれぞれ買ってきた。 色の調合にはちょっと手間がかかる作業だけど、自分で色を作ることで、少しはインク代の節約になってくれると良いんだけど。

2006.12.05 信念のない日本人

12月は1年間を振り返る月だ。 ぼくが感じた今年1年は、”信念のない日本人”ということ。 郵政民営化に反対した、いわゆる”造反組”の11人が正式に復党になり、安部首相が「おかえりなさい」と迎えたニュースを見た。 巷では造反組の復党問題に、「同じ党の政策に反対して敵対したのだから、復党はダメ」という人と、「本当に反省したのなら、戻っても良いんじゃないか」という人で、賛否両論。 戻ることは良いとして、ぼくが許せなかったのは、説明会見で”造反組”の数人が「私は選挙中、”民営化”には反対していない」と、いけしゃあしゃあと語っていたことだ。 反対して出ていって、嘘を語って戻ってくるような人は、きっとまた裏切ると思うな。 そういう一部の人より、唯ひとり信念を貫き、”踏み絵(誓約文)”を拒否した平沼さんだけに信念を感じた。 ライブドア事件が始まった当初も、「社長(ホリエモン)だけは守ろう」と言っていた宮内氏が、それから程なくして、手のひらを返したように敵対する立場になってしまった時も、「なんて薄っぺらい関係だったんだろう」と、情けなく感じたものだ。 『走れメロス』は、メロスが主人公だけど、内容から言ったら囚われの身になった、友人セリヌンティウスの、メロスに対する友情の方が大きいと思う。 ”一度信じたら最後まで信じ続ける”という姿勢は、もう今の日本には期待できないのかな? 新聞には、ぼくらが今まで信じてきた、警察官やら県知事やら学校の教師やらの不祥事が毎日載っている。 ”信じられる大人”の姿を見せていかないと、子供たちが”道標”を見失ってしまう気がするな。

2006.12.04 機能付きのミニチュア

最近のニュースや新聞記事を読んでいて、ミニチュアがブームになっているように感じた。 それも、実物そのままの機能が備わった、本格的なものが続々と登場している。 先日のニュースで紹介されていた、セガトイズから発売された(される?)、6分の1サイズ(?)だったかのグランド・ピアノは、実際に鍵盤を弾くこともできるもの。 サイズ的に言って、”リカちゃん”などの着せ替え人形を座らせるとピッタリの大きさだね。 音も電子音ながら、ピアノの音に近い感じを再現している。 でも、鍵盤のサイズが小さすぎて、指が2〜3の鍵盤に触れてしまい、自由に弾くには相当練習が必要だろう。 自動演奏機能が付いているから、弾けない人でも充分堪能できる商品。 昨日の読売新聞の日曜版にも、”大人が遊べるミニチュア”という記事が載っていた。 実物の5分の2サイズの携帯電話のミニチュア「モバイル・フィギュア・コレクション」、実際に使うことのできる、コクヨの文房具のミニチュア「ミニチュア文具シリーズ」など。 中でも「これは良いな」と思ったのが、ドイツのミノックス社が作ったデジタルカメラで、ひと昔前の一眼レフを象った「DCC Leica M3」という商品。 片手の中に入るほどの大きさでありながら、400万画素のカメラ機能を備えているという。 造形的にも魅力あるものに、ちゃんとした機能が備わっているものは、楽しさプラス実用性があるので、今後もドンドン増えてくるような予感がするなぁ。

2006.12.03 真央ちゃんの優勝を新聞で知った

昨日は、NHK杯の女子フィギュア・スケートを予約録画して出掛けた。 でも土曜日だったので、帰ってから『たったひとつの恋』を観て、『エンタの神様』を観て、今日から始まったNHK『チェオクの剣』をチェックしたので、予約録画した女子フィギュアのフリー演技を観られなかった。 だから、浅田真央ちゃんが優勝したのを、今日の朝刊の記事で知った。 ショート・プログラムでも完璧な演技だったけど、記事を読むと国際大会での歴代最高得点となる、総合得点199.52での優勝と言うことで、「真央ちゃんが、またやってくれた」と、期待を裏切らない姿に感動。 早く録画を観たいけど、今日は疲れたので、今日も予約録画しておいた、NHK杯のエキシビジョンと一緒に、明日まとめて観ようと思う。

2006.12.01 キムタクのCM「sankei express」

ブルーのワイシャツを着て、髪を後ろに縛り、左手に新聞を持って、記事を読みながら様々な朝の仕度をする彼のCM。 「紙面が白いから、手が汚れない」「横書き」「コンパクト・サイズ」などが売りの『sankei express』という新聞のCM。 目線を紙面に固定しながら、右手だけでジューサーを操作したり、トースターからジャンプアップしたパンをキャッチしたり、目玉焼きをフライパンから皿に移したり、極めつけは割った卵の殻を後方のゴミ箱に、後ろ向きのまま投げ入れ、見事にナイス・シュート。 なにをやっても格好良く絵になってしまう。 昔ポッカ缶コーヒーのCMで、柴田恭平がゴルフのパターで、離れたところの卓上ライトのスイッチをワンショットで点けたり、2方向に置かれたコーヒー缶に、2つのボールをワンショットで当ててみせたりというのがあった。 あれも多分、かなりのテイクを重ねた末に収録されたカットだと思うけど、今回のキムタクも、きっと何度もトライした成果だろう。 その証拠に、ゴミ箱周辺に目を集中させていると、置いてあるものの位置が微妙にズレているのが解る。 きっと、外れた卵の殻を掃除する時に、位置が動いてしまった証だ。 ただ一つ、気になってしょうがないのが、キムタクが常に新聞の同じ面ばかりを読んでいること。 「そんなに同じ面ばかり読んでいて、驚いたり感心したりするのは変」と思ってしまう。 制作サイドの考えとしては、裏面にあるロゴタイプを常に見せたかったからなんだろうけど、通して見ていると気になってしまうんだなぁ。