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2008.11.26 携帯メールのデートDV

ケータイ電話の普及で、人と人とのコミュニケーションは確実に広がったと思うけど、他人を束縛する道具にもなることがあるんだね。 DV(ドメスティック・バイオレンス)という言葉は、今やポピュラーになっ た言葉だけど、「デートDV」という言葉が最近になって登場してきているらしいね。恋人からの執拗な束縛に、携帯電話が使われている現実があるんだそうだ。 彼女の1日の行動を逐一メールで報告させて、返信メールが30秒で返ってこないと、暴力をふるうケースもあるらしい。 初めのうちは嫌に思っていても、「愛情の裏返し」と捉えるようになる女性の心理、恋人関係の不思議だ。 ドラマの『ラスト・フレンズ』のような世界が、本当に増えているんだね。 ぼくは携帯電話を持つことに、かなり躊躇した方で、何処に居ても追い掛けてくる電話という、"暴力"にも似た行為を避けていた。 そんなぼくもケータイを持って10年が経った。 メールの返信が、常に疑問形で返ってくると、どこで終わりにしていいか分からなくなるし、また全然返信が返ってこない人もいて、メールの難しさを感じることは多い。 ケータイの登場で、町中で話している人の笑顔を見たりすると、「この人の笑顔なんて、ケータイが登場する以前は、見ることなんてできないものだったろうな」と思えてくる。 便利な道具は、犯罪にも使われやすいことが悲しいね。

2008.11.25 サイバー侮辱罪

韓国の女優が、ネットでの誹謗中傷を苦に自殺するケースが続いているという。 韓国ドラマ『星に願いを』の主演女優、チェ・ジンシルさんが今年の春頃に自殺して、日本でも話題になった。 ネットでの誹謗中傷の書き込みは、インターネットが普及すると共に増加している問題。 脚本家の野沢尚も、ある時期に攻撃を受けて、その経験を基にドラマ『ネット・バイオレンス』を書いた。 主人公の女性が、同じ子供を持つ主婦の書き込みに、返信をしたけとがキッカケで、いわれのない不特定多数の見ず知らずの人から、中傷の書き込みを受ける。 ライターの仕事をしている立場から、相手を調べて会いに行く。 誹謗中傷の書き込み張本人は、焼肉店の雇われ店長で、"自家中毒"の子供がいた。 ラスト近くで2人は顔を合わせて話し合う。 罪の意識のない相手に対して主人公は、「あなたの行為は、息子さんの自家中毒と同じ」「自分の中に、自分で毒を作ってしまっているのよ」というようなセリフが印象に残っている。 今日のニュースでまた、韓国の「国民の妹」と言われている女優、ムン・グニョンが中傷の嵐に晒されていると知った。 韓国ドラマ『秋の童話』や映画『箪笥』を観て、彼女のファンになったぼくとしては、許せないことだ。 匿名で寄付していたことが彼女の行為と分かり、「売名行為」だとか「いい気になるな」とか、攻撃を受けているらしい。 同じ匿名なら、他人を嫌な気分にするんじゃなく、彼女のように他人の為になることをしろってんだ。 ムン・グニョン、応援してるからね!

2008.11.20 飽きっぽい性格

今現在に至るまで、いろんな仕事に就いてきた。 おもちゃ会社が一番長く所属していた組織で、それ以降はあまり長く同じ場所にとどまらず、長くても3年くらいで職を変えてきた。 と言っても自分から辞めたものは少なくて、組織の都合でリストラになることが多かった。 着物会社、美術商、宝石会社、訪問販売、姓名判断、温泉旅館、通販会社、アニメ制作、専門学校の非常勤講師、競馬グッズメーカー、エキストラの事務所。 以上が、これまで所属したことのある組織だ。 フリーランスになってからも、同じ内容の仕事を長く続けることは少なく、自分でも「ぼくは、なに屋なのかな?」と思うほど、いろんなジャンルを引き受けてきた。 とにかく、なんでもやらないと生活ができないから、その都度その都度、新しく覚えることだらけだったと言っても良いくらいだ。 それは3DCGしかり、PCでのアニメ作りしかり、フィギュア造型しかり。 元々、金属工芸の学校を卒業したにも関わらず、ヤスリがけとかタガネ打ちのような、チマチマした作業ばっかりは嫌だったから、いろんなことができる玩具会社に入ったわけで、むしろ新しい仕事にチャレンジできることを楽しく思ってきた。 似顔絵の会社に入って、来年の4月で丸3年になる。 似顔絵は続けていくにしても、またそろそろ新しいジャンルを探そうかな?と思い始めている今日この頃。

2008.11.19 風邪をひいたかも?

友人に手渡すものがあって、行徳まで自転車で行ってきた。 自転車では行ったことがないところだったので、昨日の夜に地図上で、走行ルートをシミュレーションしておいたのに、道を間違ってしまった。 待ち合わせには滅多に遅れないのに、絶対に間に合わない状況に、かなり焦って自転車を飛ばし、汗だくになってしまった。 折しも今日は、寒気団が関東地方にやってきているということで、風が冷たいったらありゃしない。 走り慣れた道や、駅名を熟知した鉄道の沿線なら、「あと何駅先が目的地」とか見当がつくけど、不慣れな土地で迷うと、右か左かさえ分からなくなり、気持ちばかり焦ってしまう。 待ち合わせの時間ちょうどに、相手から電話がかかってきて、「今、隣の駅まで来ているので、10分くらい遅れます」と状況を説明した。 荷物を渡し終えて、昼食を一緒に食べ、「家に寄っていきませんか?」と言うので、ちょっとお宅訪問。 1時間くらい居たのかな?  帰り道は更に道が分からなくて、右往左往しながら帰ってきた。 汗をかいた上に、寒い風に吹かれたからか、帰ってきてからなんとなく体がゾクゾクしている。 ヤバイ、風邪をひいたかも知れない。 風呂に入って、体を温めなくっちゃ。 風邪は初期のうちに対処しとかないとね。

2008.11.18 似顔絵サンプル看板作り

似顔絵の現場は、場所によって客層が異なる。 イオンモールは、圧倒的に子供を描くことが多く、次いで親子というのが中心。 最近ではインターネットで調べてきて、画家名指しで「写真から」の注文も多くなっているのがありがたい。 だからイオンでは、サンプル看板に使うのは、子供やファミリーを描いた作品を使うようにしている。 お台場のアクアシティでは、客層がガラッと違って、ほとんどがカップルになり、次いで観光に訪れた家族という感じ。 このアクアシティというのが曲者で、お客さんの好みというか、集客状況がドンドン変化していて、1年前と同じサンプルでは、丸っきりお客さんが寄り付かないこともある。 だから画家はみんな、ああだこうだと試行錯誤をして、サンプル看板を変えている。 リアルな作品で画力をアピールしてみたり、テレビ出演をアピールしてみたり、様々な方法を試している。 お客さんが並んでくれなければ、どんなに似ている似顔絵を描けても、売り上げには結びつかない。 逆に言えば、拙く似ていない絵を描く画家でも、看板が良ければ稼げてしまうという、戦国時代のような状況なのだ。 だから、みんな必死に看板の構成を真剣に考えている。 ぼくも1年前はそこそこ描けていたのに、最近ではパッタリお客さんが来なくなった。 死活問題でもあるので、今また看板作りを見直しているところ。

2008.11.17 「写真から」「ウェディング」似顔絵

似顔絵は現場で対面で描く場合、ひとり約15分(ぼくの場合)で\1500なんだけど、「写真から」とか「ウェディング」だと値段が変わってくる。 「ウェディング」は、背景を華やかに飾りたてる絵になることが、お客さんにも浸透してるみたいで、「\4000からになりますが、大丈夫ですか?」と確認しても、スンナリ話が進む。 ところが「写真から」の場合、通常の倍の金額になることが、まだまだ浸透していなくて、毎回説明することになる。 それに、写真写りの悪いものとか、変顔をしているもの1枚だけ持ってきて「これで描いてください」というケースが、未だにあとを断たない。 写真をそのまま、ただ描けば良いなら簡単だけど、似顔絵にはならないことがある。 つい最近も、こんなことがあった。 飼っている犬(トイ・プードル)の写1枚真を持ってきての依頼。 それほど難しくないと思ったので依頼を受け、忠実に描いたら、ダメ出しがきた。 全身同じ色の犬だと後で解ったんだけど、最初の写真は照明の関係で、顔と胴体の色が全く違う写りだったのだ。 結局、別の写メで確認しながら色を修正した。 だったら最初に言ってよ。 写真からの注文のほとんどが誰かへのプレゼントで、サプライズだから写真を調達するのが難しいということもしばしば。 写真は意外に情報量が限定されている。 「写真から」を希望されるなら、ひとりあたり、いろんな表情の写真を用意してくれると、良い似顔絵が仕上がります。

2008.11.13 塗装の新ノウハウ

「蓄光」という素材をご存知でしょうか?   明るい場所で光を吸収すると、次の瞬間に真っ暗にするとか、直ぐに暗い場所に持っていくと、その素材自体が発光するもの。 その粉状のものを持っているので、パーティーなどの時の演出で使っていた。 ある絵の中に、分からないように蓄光を点描でメッセージなどを書いておくと、普通の状態では絵なんだけど、照明を消した時にメッセージが浮かび上がるという仕掛け。 以前はこれを、クリア・ラッカーに混ぜて使っていた。 それを来月にあるパーティーでも使おうと思っている。 ただ、今回考えているのは、結構大きいものなので、ラッカーでは予算がかかり過ぎてしまう。 そこで考えついたのが木工ボンドだ。 木工ボンドっていうのは、酢酸ビニールと水という成分で、乾くと透明なビニール状になる接着剤。 成分の半分くらいが水なので、薄めることが可能だと思い、蓄光の粉を水に溶いたものに木工ボンドを混ぜて、それを塗る実験をしてみた。 実験は見事に成功。 これならかなりリーズナブル。 試しに、蓄光ではない普通の絵の具にも混ぜて実験してみた。 乾くと薄い皮膜になるので、折り曲げたり巻いたりするものに使うと便利なことを発見。 今後のも作りに、新しいノウハウになる発見だった。

2008.11.12 師走が早くやってきて忙しい日々

12月にあるパーティーがあり、その装飾係のリーダーを頼まれて、なんだかんだと考えること、実験したり作るものが多くて、作業の場所や保管場所の確保などもあり、綱渡り状態で毎日やっている。 その他にも、スピーチのようなものの文章作りがあって、結構いっぱいいっぱい。 似顔絵の仕事で使う見本サンプルも作りたいと思っているんだけど、どうにも手がつけられない忙しさになっている。 忙しいからと言って、自分のHPの似顔絵、来月の「今月の顔」は、なんとか更新したい。 ただ誰を描こうか、モデルの人選がなかなか決まらないのが、毎月恒例の苦しい問題だ。 年賀状の季節でもあるので、それの準備もそろそろ始めておかないと、後で自分の首を絞めることになってしまう。 更に、まだまだ先の話しだけど、来年の2月には似顔絵の会社主催の展示会があるので、それに出品する作品もつくらないといけない。 やることだらけで、エキストラの仕事を受けることも、当分できそうもない状態なのだ。

2008.11.11 「お姉」「悪女」「おバカ」

芸能人がプライベートを匂わせないように努めていたのは、一昔も二昔も前の話だ。 離婚ネタを暴露本にして公にしたり、ワイドショーやバラエティー番組で、赤裸々な裏話まで披露する人も多くなった。 番組関係者は面白半分で、話題の人物を使いたいということでキャスティングしていると思うけど、出てくる方もそれを逆手にとって、話題のあるうちに稼いでしまおうという、したたかさを感じてしまう。 ちょっと前なら杉田かおるの話題が、連日のようにとりあげられていた。 自分を必要以上に悪女風に演出して、自虐キャラで生き残りを狙うしかないのかな?  子役時代の可愛さや健気な演技を知っているから余計に、そのイメージの違いに、夢を盗られた気がした。 最近では泰葉の騒動。 春風亭小朝との離婚会見に端を発して、ブログで「金髪豚野郎」と小朝をなじってみたり、メールで攻撃的なコメントを、1日に100通以上も送ったということが話題になった。 その騒動を終らせるための「終結宣言」の会見をしたにも関わらず、まだまだ完全に終わっていない感じのする不可解さ。 泰葉の方にまだ、小朝に対する未練があるような気がしてならない。 女医タレントの西川史子といい、みんな何故、悪いキャラを演じるんだろうね。 その方が売り込みやすいからかな?  男は「お姉キャラ」、女は「悪女キャラ」、または男女共通して「おバカキャラ」が売りやすいんだろうな。

2008.11.06 仕事は顔の見える相手と

似顔絵の会社の仕事には、現場の対面似顔絵の他に、出張イベントや通販の似顔絵の仕事もある。 イベントは、クライアントの企業がお得意様を招待するお祭りみたいなものなので、早さが要求されるものがほとんどで、人数をこなせない画家は出られない。 ギャラは魅力的なので良いんだけど、「早く!早く!」と急き立てられる感じのプレッシャーは苦手だから、あまり入りたくないというのが正直な気持ちだ。 通販というのは、遠くに住んでいて現場に来られない人や、定形の色紙サイズ以外を希望される方にとって、重宝されているんじゃないかな。 ほくはこの通販の似顔絵は受けないことにしている。 相手の顔が見えない仕事は、どうも気が進まないのだ。 相手を目の前にして、ラフ・スケッチしながら「ここはこんな感じですか?」と確認してから、作業に入りたい。 電話だけのやりとりでは、修正が続いたりして、いつ終るか分からない場合があるからだ。 現場に「写真から」の依頼をされる方に、最近は「1週間頂ければ、より丁寧なものができますよ」と説明している。 1週間後に同じ現場に入る時に渡す約束で依頼を受けると、家や暇な現場などで、じっくりと描けるので、通販並の作品に仕上がる。 しかも通販より、ずっとリーズナブルです。

2008.11.05 史上初の黒人大統領

アメリカの大統領選は長い闘いだった。 まずは同じ党内でのヒラリー・クリントンとの代表争い。 アメリカ特有のネガティブ・キャンペーンやディベート合戦に勝利したバラク・オバマ候補。 次には対立する党のマケイン候補との一騎討ち。 方や史上初の黒人候補・47歳(史上3番目の若さらしい)のオバマ氏、方や最高齢・70歳台のマケイン氏の闘い。 その決着が今日ついた。 オバマ氏の圧倒的な得票数で、新しい44代アメリカ大統領が決まった。 「CHANGE」という言葉をキャッチ・フレーズに、変化を提唱してきたオバマ氏。 彼が今後、新しい風を吹き込むことができるか、これからの動向で見極めたい気持ちだ。 今回の大統領選で、もしオバマ氏が大統領になったら、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の初の黒人市長や、ドラマ『24 Twenty Four』での黒人初の大統領、デビッド・パーマー大統領のことを思っていた。 「映画やドラマの設定が、現実になる日が来たんだなぁ」と感慨深く思った。

2008.11.04 堕ちた明星

「出る杭は打たれる」  過去に一世を風靡した人間が失脚する事件が起こると、ニュースや新聞・雑誌などのマスコミは、その人物の軌跡を映像で紹介する。 「ライブドア」の堀江社長の時も「村上ファンド」の村上氏の時もそうだった。 人の過去に焦点を当て、映像で振り返るというのは、その人が亡くなってから葬儀までの期間に放送されることが多い。 かつて隆盛を極めた時代の勇姿を振り返るのは、その人物が「死んだ」ということと同じだから、過去の輝かしかった日の姿を流すのかも知れない。 小室哲哉が詐欺罪で逮捕され、朝から彼の過去の映像や、数々のヒット曲がひっきりなしに繰り返されていてる。 長者番付にも名前が上がったほどの彼が、ここ数年ではかなりお金に困っていたらしい。 本人は容疑を認めているという。 一番高いところにいた者が、その地位から落ちてしまうと、どんどん加速がつき、今度は犯罪に手を染めてしまい「堕ち」てしまう構図。 特に芸能界の浮き沈みは早く、トップにいた者が人気の低迷や新人の登場で、見る陰もなくなってしまうのもザラだ。 「CMの女王」にしても、ある時代を凌駕し、毎日のようにテレビに出ていた顔が、今は消えてしまった人も多い。 牧瀬里穂しかり。 内田有紀しかり。 現在のCM女王である上戸彩の隆盛は、一体いつまで持ち堪えるんだろう。 隆盛が異例的に長いのはSMAPで、こんなに長く人気を維持している存在は、稀だと言える。

2008.11.02 「そっくり」←→「可愛い」

断言してもいい。 似顔絵で「可愛くて、そっくり」というものは、滅多に有り得ない。 チョー美人やチョー可愛い女の子を、そっくりに描けた場合は「そっくりで可愛い似顔絵」になるけど、ここで言いたい主旨は別の問題です。 そもそも「そっくり」と「可愛い」は対極にある概念なので、片方から片方へとベクトルが移動すれば、当然どちらかが減ってしまうのだ。 両極の丁度中間辺りで、折り合いをつけて仕上げるのが、似顔絵の醍醐味でもあり、難しいところでもある。 ということは、「そっくり」も「可愛い」も、両方とも描けてこそ本物なのだ。  片方だけ上手い人は多いけど、両立できている人は本当に少ない。 ぼくの似顔絵は、どちらかと言えば「可愛い」が足りない。 今の主流は、圧倒的に「可愛い」の方だ。 特にアクアシティ(お台場)やサンリオ・ピューロランドでは、極端なことを言えば「似てなくても良いから可愛く」なのである。 そんな訳だから、みんな「可愛い」に走る。 嘆かわしいのは、「そっくり」を追究するよりも、目先の売り上げのために、可愛く見えるサンプル展示方法や、絵以外のことばかりに気をつかうことだ。 サンプル展示方法や、華やかな背景の描き方の工夫も大事なことだとは思うけど、画家なら「似せる」努力をもっとするべきじゃないだろうか?  だからたまに、「サンプルの絵と、出来上がった絵が違う」というクレームが発生している。 過剰な演出だけで本分を疎かにしては、食品業界などの偽装や詐欺と変わらないと思うんだな。