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2008年 1月

2008.2.29 言葉が足りなかったかも

2/27に書いた「自我」の話を読んだ友人が、共感のメールをくれた。 「自分にとって本当に好きなことを見つけ、それに没頭することが、”自分”を創り上げることかも知れない」という文章に対する感想だ。 その感想メールを読んで、「あれ?ぼくの言いたかった主旨が、読む人に伝わってないかも?」と感じた。 ぼくが言いたかったのは、「好きなことだけに没頭する」ということじゃなく、没頭している時=自我の無い状態だと思うから、別のシチュエーションでも、そういう気持ちでいることが大事なんじゃないかと、そういうことが言いたかったのだ。 似顔絵の現場で6人体制で描いていると、隣の席ではズラリとお客さんが並んでいるのに、ぼくの席だけ何時間も暇が続くことがある。 そういう時は、妬ましい気持ちがドンドン育っていって、自我の塊になってしまう。 段々、卑屈な気持ちになって、ネガティブなオーラでムンムンしているんだろうな。 そんな雰囲気を、お客さんは察知しているのかも知れない。 気分を切り替えて、見本用の有名人似顔絵を描きはじめた途端に、お客さんが来ることもしばしば。 妬みや怒り、欲といった感情は、何かに集中して、出来るだけ早く萎ませてしまうにかぎるのだ。 「自我を制御するのは難しいので、何かに集中して気持ちを切り替えることが必要」、ということを書きたかったのに、言葉が足りなかったね。

2008.2.28 空白の美

日本の絵画の中には、余白を多くとったものが多い。 それは西洋画のように、細々と緻密に描き込まれた絵画とは対極にある美だと思う。 ”余韻”とか”省略”とか”空白”とかは、慣れないと不安になってしまって、ついついその空間を埋めたくなってしまう。 物事には空間を埋めずに、あるがままの空白のままの方が想像をかき立て、より多くのものを物語っていることもある。 倉本聰さんのドラマの、「……」という無言のセリフは、時に多くの感情を表現していた。 このブログを書いていても、毎日「今日は何を書こう?」と、一種の強迫観念に駆られながら、必死にテーマを見つけてきたけど、書けない時だってある。 それは、テーマが見つからない時。 気分が乗らない時。 忙しくてブログなんて書いてる場合じゃない時。 人には毎日いろいろある。 制約の中で努力することは大切だとは思うけど、時には道を外れて寄り道するのも良いものだ。 空白とか寄り道で発見することは、必ずあるのだ。

2008.2.27 自我が無くなる時

”他人に認められたい””馬鹿にされたくない”など、人間というものは常に他人の目を意識して生きている。 「自我」という厄介なもの。 国語辞典には、「他人または周りの世界と区別し、違った存在として意識した、自分」と書いてあった。 若い時は、この自我というのが大きいもので、「何で周りは、自分を理解しようとしないのか?」と憤り、イライラと鬱屈する。 自我が強い時ほど、自分の求める状態とは逆になってしまうことを、何度も経験してきた。 自我が無くなった時に、意外に思うほど簡単に、求めている位置に立つことができた経験がある。 でも、それは難しいことでは無い。 自分の本当に好きなことに没頭している時は、誰でも自分の自我を忘れているんだと思う。 ぼくも絵や造形と向き合っている時は、時間すら忘れて作品に集中していて、その瞬間には”他も自分”も無い「無の状態」になっている。 ただただ心にあるのは、最終形態に向けた一歩の前進でしかない時、自分の中の”自我”を超越した位置にいるんだ。 後になって思えば、その瞬間には、きっと”見えない大いなる力”が、背中を押ししているような気がする。 自我を無くす努力は難しいけど、自分にとって本当に好きなことを見つけ、それに没頭することが、”自分”を創り上げることかも知れない。

2008.2.26 ゴミ袋の保温性

今日放送の『ハチミツとクローバー』の回で、主演の生田斗真くんこと竹本が、自転車に乗って目的地のない旅に出ていた。 あてのない旅で、空腹に耐えながら、寒さにも耐えていた時、袖の部分と首の部分をくり貫いたゴミ袋を被っていたのに注目した。 着ている服の上からビニール袋を被れば、自分の体温が逃げないから、かなり温かいんだろうなと思い、ぼくも実行したくなった。 以前にもダイエットの番組で、ある人が同じようにしたゴミ袋を着て、お風呂に入っていたのを見たことがあり、試してみたことがある。 体温が外に逃げないということは、かなりの保温効果があることを知った。 でも、寒い季節に着物を着た上から試したことは無かったので、今回も実際に試してみたくなった。 上半身は、上に書いたようなものを被り、下半身はゴミ袋そのものを履いてみた。 上半身は、首から上や袖の部分が露出しているので、汗をかくほどではなかったが、胴体は体温が逃げないだけあって温かかった。 しかし、全く体温が逃げない状態の下半身のゴミ袋の内側には、1時間もすると水滴が溜まっていたのだ。 「1時間で、こんなに汗をかくまでになるんだなぁ」と、ゴミ袋の意外な効果的使い方を再認識したよ。  ただ、”炭酸カルシウム”のゴミ袋を使ったので、動く度にシャカシャカという音がして、耳障りではあるのが難点と言えば難点だった。

2008.2.25 ”パクリ”と”リスペクト”

昨日の現場で、久々に会う画家さんと一緒だった。 日曜日だというのにお客さんが座ってくれなくて、その画家さんとずっと話をしていた。 世の中には、初めてあった瞬間に「この人とは馬が合うなぁ」と思う人がいるもので、その画家さんともトータルで、そんなに一緒になったことがないにも関わらず、結構共通点を発見した。 彼は、リップサービスだと思うけど、「ぼくのタッチを目指しています」と言ってくれていて、画材や絵を描くときの細々したことを尋ねてくるので、暇だったのもあり、いろいろレクチャーしてあげた。 ぼくの経験で、同業の人に教えをこうた時に、「”企業秘密”です」的に教えてもらえないことが多く、「なんでぇケチ、教えたって減るもんじゃないだろうが」と思ったことが、何度もあった。 教わったことを、そのまま使ったら”パクリ”だろうけど、自分なりに消化してエキスを濾過したかたちで使う(こういうのを仲間内では”リスペクト”と呼んでいるらしい)のなら、ぼくの持ってるノウハウで良いなら、ドンドン教えても良いと思っている。 その画家さんが、以前に経験したエピソードを教えてくれた。 幼い女の子を描いていた時、コートの下に着ているインナーの柄を見たくて、「下に着ているものを見せて」と言ったら、何を思ったかその女の子、おもむろにスカートをベロンと持ち上げて、パンツ丸出しの格好をしたんだそうだ。 その子にしてみたら、「ヒッヒッヒ、お嬢ちゃん、下に着てるもの(パンツ)見せてごらん」と言われたように理解したのかも知れない。 その状態を他人が見たら、完全に”変態似顔絵画家”という態に見えてしまうだろうね。 この話、面白いので、機会があったらリスペクトさせてもらいますね。

2008.2.2  1 今年も終わった確定申告

この3日間はずっと、領収書やレシートとの格闘で、項目毎の振り分けと集計に費やした。 確定申告の季節なのだ。 でも、結構こういう集計作業は嫌いじゃないので、意外とサクサク進み、本当は週明けの25日(月)に提出しようと考えていたんだけど、今日の昼3時頃に仕上がってしまったので、「まだ間に合うかも?」と自転車に飛び乗り税務署へ。 去年は源泉徴収をされた仕事がかなり少なかったので、支払う税金と相殺すると、還付金で戻ってくるのは僅かしかなかった。 帰りに駅のショッピング・モールに寄ったら、中古のビデオが3本1050円で売っていたので、しばし物色。 NHKビデオの松田優作『追う男』(上下巻)というのを見つけ、興味をそそられた。 それと、以前から観たいと思っていながら、機会を逸していた映画『イノセント・ワールド』を買ってきた。 ドラマ『サイボーグ』で、主演の堂本光一の相手役でデビューした竹内結子。 初めて見た時から「彼女は大女優になる」と、秘かに思っていた。 だけど、その後サントリーの「CCレモン」のCMで、岡田義徳と一緒に「飲みてー!」と叫んでみたりしたけど、なかなか主演作がなかった。 やっと映画出演が決まっても、映画『リング』で冒頭の方で殺されてしまう役。 そして待ちに待った映画初主演作が、この『イノセント・ワールド』だった。 桜井亜美の原作も読んでいたので、公開当初から観たいと思っていながら、ズルズルと今日までに至ってしまった。 今日で確定申告も終わったので、ゆっくりと観たいと思っている。

2008.2.20 ずっと気になっていた中居くんの頭

SMAPの香取慎吾くんと中居正広くんが、最近ゲッソリと痩せて精悍な印象になっていて、「お、変わったな」と思っていた。 香取くんの場合は、月9ドラマ『薔薇のない花屋』の主演で、気合いが入っているんだろうと思って納得していた。 中居くんについても、かなりシャープな感じになっていて、ウエイトを絞ったんだろうなと思っていた。 そして、ここ最近『SMAPxSMAP』を見ていて、「あれ?」と思っていたのが、中居くんの髪形だ。 普段の長さの黒髪なんだけど、どこか不自然な感じがしていて、似顔絵の同僚の画家さんのひとりには、「最近の中居くんの髪形が、どうもヅラっぽいんだよね」と話していた。 昨日、映画『私は貝になりたい』の記者会見があり、主演の中居くんが”坊主頭”で出てきた。 エキストラの仕事紹介で、中居くんが主演をする『私は貝になりたい』のオファーも、何回か入ってきていたので、「やっぱり、映画の役作りで坊主になっていたんだな」と納得した。 最近のカツラの技術は素晴らしいものがあるけど、似顔絵でたくさんの”顔”を見ているぼくには、ちょっとの違いが気になる体質になっているのかも知れない。

2008.2.19 活躍する男子スポーツ選手

1月の末には、時代が変わる兆しを感じるニュースが多かった。 大阪府知事選で、タレントで弁護士の橋下徹氏が、最年少の38歳で当選した。 知名度では、他の候補に一歩抜きん出ていた彼だけど、個人的には「ちょっと軽い気がするな」と思っていて、当選するとは思っていなかった。 でも、宮崎県を一気にイメージアップした、東国原知事の活躍もあり、若い力がどれだけ大阪に活気を取り戻させるかに期待して、当選したようだ。 ただ、就任直後のニュースでは、”すぐに切れる”という印象の報道ばかりが取り上げられて、前途多難な雲行き。 大相撲では相星決戦で千秋楽を迎えた「朝青龍x白鵬」対決があった。 力のこもった土俵際の攻防は、千秋楽に相応しい名勝負で、意地と意地の戦いを白鵬が制した。 なんだかんだ言っても、朝青龍がいたからこそ、こんなに相撲が面白くなった気もする。 この優勝で今後、白鵬の時代が来るのかな? ”中東の笛”問題で再試合となったハンドボールは、女子・男子とも韓国に惜敗したけど、マイナーだったハンドボールの魅力を伝えたことは、今後の発展に繋がる試合だったかも。 女性の活躍がめざましいスポーツ界にあって、フィギュアスケートでは高橋大輔が、歴代最高得点のプルシェンコを上回るポイントでの優勝と言うことで、世界一の男になった。 テニス界でも、全く無名に等しかった錦織圭選手が、アメリカの国際選手権で優勝するという快挙を成し遂げた。 去年の”ハニカミ王子”こと石川遼くんに続き、今年は彼が注目の人になるかも知れない。 男子も捨てたもんじゃないね。

2008.2.18 制作者のジレンマ

15日に「日本アカデミー賞」が発表され、『東京タワー オカンとボクと、時々オトン』『ALWAS 三丁目の夕日2』『それでもボクはやってない』の3作品が受賞を独占したという感じ。 どの作品も、「これは観たい!」という感じになれなかったから、「レンタルやテレビ放送で観れば良いや」と思ってしまい、どの作品にも感情移入ができない。 。 連続ドラマも今期は、どうも毎週観たいと思えるものがない。 ”毎週、必ず観たい”ものは無く、”取り敢えず最後までは観ようかな?”が数作品程度。 あとは”観れなくても良いや”的な感じ。 ”取り敢えず最後まで”的作品としては、『鹿男あをによし』『薔薇のない花屋』『あしたの喜多善男』というところ。 まあ、ドラマにしても映画にしても、いつも面白いものばかりを作れれば理想的なんだろうけど、いろいろな問題があってそうはいかないんだろう。 先日、ある友人から「つまらない作品を何で作らないといけないんでしょうね?」という質問を受けた。 「映画会社もドラマ制作会社も、抱えているカメラマンや音声など、スタッフの仕事を確保する責任があるんじゃないかな?」「スタッフは、何かの仕事をすることで生活を支えているわけだから、”つまらない”と解っていても、その制約の中で精一杯の努力をしているんじゃないかな」と答えた。 三谷幸喜の初映画『ラジヲの時間』で唐沢寿明が、そんなセリフを喋っていたことを思い出しながら答えた。 それでも視聴者や観客というのは、常に「面白いものが観たい」という気持ちを持っているので、制作者(提供者)たちはジレンマを抱えながら仕事に携わっている人も多いかも知れない。 

2008.2.16 『ザ・ワールド・オブ・ゴールデン・エッグス』

日産「NOTE」のCMや、リップ・クリーム「美禅」のCMに登場しているアニメが、人気になっているらしい。 アメリカのある地方都市の町(ターキーズヒル)の住人たちを描いた、独特のアニメ・キャラクター。 「美禅」の方は、”くノ一”の格好の2人が、スカイダイビングをしているもの。 日産「NOTE」では、ローズとマリーという”オカマ”っぽい男性2人が、車の性能を紹介するものや、瀕死の爺ちゃんを背負った今時の若者カップルが出てくるものが登場している。 簡単な描画のキャラクターが、妙に印象に残る絵柄だ。 ぼくが似顔絵でよく入る現場のイオンでは、近くにある「ヴィレッジ・ヴァンガード」という本屋(面白グッズを取り揃えている店)があって、店頭にDVDを流している。 夏頃は『ピタゴラスイッチ』を朝からずっと終日流していて、そのテーマ曲が頭に残って、焼き付いてしまった。 最近では、日産「NOTE」にも使われた『ザ・ワールド・オブ・ゴールデン・エッグス』のDVDがずっと流れていて、しかも同じ内容ばかりがエンドレスで流れていて、内容を覚えてしまったほど。 若いカップルがいろいろ話していると、お爺さんが瀕死の状態なことに気付き、救急車を呼ぼうとする。 その間に人工呼吸をするべきかを言い争い、彼氏に「人工呼吸しろよ」と言われた彼女の方が、「なんで私が、人工系の呼吸系を爺ちゃん系にしないといけない系?」と、延々と「○○系?」というフレーズが続く。 初めは「面白い」と思ったけど、リピートに継ぐリピートは、ある意味”拷問”みたいなもので、いい加減ウンザリしてくる。 このアニメ、おすぎとピーコを真似する関根勤のような喋り声、あるいはビビる大木のような声色で、てっきりアメリカかどこかアニメに日本語吹き替えた作品かと思ったら、純国産と言うから驚きだ。 「現代は、こういう”アクの強いキャラ”が受けるんだなぁ」

2008.2.14 『重力ピエロ』伊坂幸太郎

『終末のフール』が出版されるという新聞広告のコピーを読んで、内容に興味をそそられ、作者の名前を覚えた。 あれから1年以上経った。 今年の1月の中頃、古本屋で彼のデビュー作『オーデュボンの祈り』と『重力ピエロ』の文庫本を見つけ、買ってきた。 先に読んだのは『オーデュボンの祈り』の方。 現実界から遮断された町”荻島”や、未来を予言する”案山子”など、独特の世界観と不思議なキャラクターがたくさん出てくるところなど、村上春樹の”羊男”や”ねじまき鳥”を彷彿とさせた。 そして昨日、『重力ピエロ』を読み終えた。 『オーデュボンの祈り』に比べて、こちらは現実世界の話なので、ぼくとしてはこっちの方が好きだと思った。 解説などにも書かれていたけど、「なるほど、会話が洒落ている」。 まるでアメリカ映画のセリフのように、ウィットに対してウィットで返すところや、様々な伏線を敷いておいて、読者を良い意味で裏切る展開の巧妙さが、彼の作品の真骨頂だと思った。 主人公の父親が、必死に祈って得た神様の答えが「自分で考えろ!」という場面や、主人公が悩んで出した答えに、内なる声が「それは矛盾じゃないか?」と訊いてくると、「矛盾だ。悪いか」と叫ぶところなど、予定調和なセリフがないところも新鮮で、好感が持てた。 映画化では『陽気なギャングが地球を回す』に続いて、『死神の精度』が近々公開される。 その『死神の精度』が、つい最近文庫化されたけど、映画を先に観るべきか文庫を先に読むべきか、どっちを先にしようか悩む。 でも、一番期待しているのは、早く『終末のフール』が文庫化されることだ。

2008.2.13 毒入り餃子事件の今後

毒入り餃子問題が、日本と中国の間で深刻な問題になっている。 「メタミドホス」や「ジクロルボス」などという、殺虫剤の成分が検出されたのは解ったが、いつどこでそれらの薬物が混入したのかが判明しないままだ。 工場内で起こったものなら中国側に、入国して店頭に並んだ後なら日本側に責任があることになる。 どちらの政府としても、できるならば相手方に非があることを望むことだろう。 ここまで問題が大きくなってしまっては、どちらの国にしても、自国に非がないことを祈っているに違いない。 渦中の、中国・天洋食品の工場内の映像が公開されたけど、撮影されることを見越したかたちで、綺麗に片付けられた映像は、「隠蔽工作をしたのか」と疑いたくなるようなものだった。 問題の原因がハッキリしないと、消費者としては安心できない。 ”薬物指紋”という新しい情報が出てきて、成分分析により混入の不純物を調べれば、どこの場所でどんな薬品が混ぜられているかが解るそうだ。 日本側は「パッケージ包装前に混入された」と判断しているが、中国側は問題製品からは薬物が検出されなかったことから、「輸送から陳列段階での犯行」という見解で、大きな隔たりがある。 国際問題にまで発展しそうなことだから、どちらの国も慎重になっているけど、真犯人は何処かに居るわけなので、徹底的に原因究明を尽くして、誰がなんのために起こした事件なのかを、ハッキリとさせて欲しいと思うな。 

2008.2.12 ぼくなりのスタンス

ぼくは自分の判断や記憶を、全面的には信用していない。 どんなに慎重にやったことでも、間違いや誤りがあった経験があるから、”人間はミスをするもの”という考えがある。 人との待ち合わせや約束などにしても、確認作業を厳重にするようになった。 よく人から「foicoさんはA型ですか?」と訊かれることがあるけど、実際はO型なのだ。 でも、トラブルにあった時に、ファイリングや記録をつけておくことで回避できることを学んで以来、かなり几帳面な性格になった。 先日、似顔絵の現場で珍しく遅番だった。 遅番は売上げの集計をしないといけないんだけど、遅番が3人いたので分担しながら作業した。 集計のメインをぼくが担当して、40万円ほどあった売上げを、1万円札、5千円札、千円札という風に分けていたら、遅番のひとりの女の子が「え? 札を分けるんですか?」と、いかにも「そんな面倒臭いこと」というニュアンスで言ってきた。 確かに面倒臭い作業なことは分かっているけど、トラブルにはこれが良いと思っている。 これは、ぼくのスタンスなのだ。 その女の子には1円札の集計を、ぼくが5千円札を担当したんだけど、総合集計をしてみると1000円足りない。 確かめてみると、千円札1枚が足りないことが分かった。 千円札10枚を束ねたものが8枚くらいあったが、それが数え間違っていることが、札の分類で分かったので、千円札だけを数え直してみたら、ある千円札の束に11枚あることを発見。 その女の子が数えた千円札の数え間違いだった。 本人は、別の作業をしていたので、注意することはしなかったけど、こういうことがあるから、”急がば回れ”というスタンスをとっていこうと思うんだな。 

2008.2.11 Newton別冊「錯視完全図解」

1ヶ月くらい前だろうか、NHKの『爆笑問題のニッポンの教養』で紹介された、立命館大学文学部人文学科心理学専攻の北岡明佳教授が研究している、”錯視”の絵が気になって記憶に残っていた。 8日(金曜日)イオンモール浦和美園での現場で、昼休憩で食事を終えた後、本屋に入った。 サイエンス・マガジン『Newton』の別冊が、表紙を正面に向けて陳列してあったのを見つけた時、「あ、この絵(表紙)は例のだ」と本を手に取った。 蛇がとぐろを巻いたような、白・黒・青・黄の4色の縞模様をした同心円の輪がたくさんある絵。 見ていると、その4色の輪がグルグルグルグルと回りだしたように見えてくる。 「うわぁ、 2Dの静止画なのに、どうしてこんなに動いて見えるんだろう?」とマジ不思議。 今も手元にあるけど、見れば見るほどグルグルグルグル。 本の中の他の絵も、様々に動く動く。 昨日の10日はお台場アクアシティで6人体制だったので、みんなにも見せてあげようと、その本を持っていって見せた。 「凄い!何これ、なんで動くの?」という反応が返ってくると思っていたら、「?」な反応の人が多かったのに、違う意味で驚いてしまった。 ひとりの女の子は、全然動いて見えないみたいだった。 他の人も、動くのに時間がかかったり。 動いて見えるのは個人差があるし、20人に1人は動いて見えないとか、60歳を越えると動いて見えなくなると書いてあった。 ぼくは見た瞬間からグルグルだったのに、こんなにもひとりひとりの感覚というのは、個人差があるんだな。

2008.2.07 発言に敏感すぎじゃない?

女性に対する発言が、かなり敏感になってきている。 ラジオでの倖田来未のコメントが波紋を呼んで、物議を醸している。 本人は、担当マネージャーが結婚するので、「できるだけ早く子供を産むべきだよ」という気持ちを、彼女のキャラに合わせて発言したものだったと思う。 ただ、公共の電波というラジオで言ってしまったことと、彼女が影響力のある芸能人と言うことで、問題に拍車をかけてしまった。 キャラクターというのは難しいもので、同じコメントを毒蝮三太夫や綾小路きみまろが言ったら、それほど目くじら立てなかったかも知れない。 「産む機械」発言で問題になった人や、「原爆がしかたなかった」と言った人も、そういうことを言ってはいけない立場の人だったから、バッシングの対象になってしまった。 ぼくも専門学校の非常勤講師だった時、1度だけ下ネタを言って、生徒全員にドン引きされたことがあって、「ぼくは、下ネタを言ってはいけないキャラだったんだ」と再確認したことがあった。 今日のフジテレビ『スーパー・ニュース』で、倖田来未の謝罪インタビューがあった。 涙を流しながら謝罪する彼女を見て、確かに配慮に欠けた発言だったかも知れないけど、「まるで犯罪者のように、あそこまで追い詰める必要があるのかな?」と感じた。 彼女の問題で責められるべきは、ラジオ放送の時に、誰も彼女のコメントをフォローしなかったことだと思う。 そうじゃないと萎縮してしまい、彼女らしいコメントは無くなってしまう。 「35歳を過ぎると、羊水が腐ってしまう」と言った時、「それは言い過ぎでしょ」とか、漫才の突っ込みのように注意してあげる人がいたら、こんなに問題は大きくならなかった気がするな。 

2008.2.06 新聞勧誘員のいい加減さ

今の新聞が4月で契約が切れるので、1月31日に別の新聞と契約をした。 この販売店、以前に契約した時「缶ビールを1ケースつけます」というので、酒好きのぼくはOKした。 でも、いつまで経ってもビールは届かず、結局、新聞の配達が始まり、集金人にその旨を説明して初めてビールが届いたことがあった。 その時は、「手違いで遅れたんだろう」と、文句を言わなかった。 前回の契約時は、アイドルやスポーツ選手の話になり、相手の方から「うちもスポーツ誌を扱っているので、スポーツ選手の写真なんかは手に入りますよ」と提案してきた。 「それなら、浅田真央の写真とか手に入る?」と訊くと、「そっちの方が得意です」というので契約。 それから3ヶ月間(ぼくは3ヶ月おきに新聞を変えている)、ずっと期待して待ち、1月31日に待ちに待ったその担当者が来たので、喜んで扉を開けた。 開口一番「まず最初に謝らなければならないことがあります。 写真の件、無理でした」。 ガッカリ。 でも次もあるかも知れないと、ビール1ケースで契約した。 2月4か5日の夕方に届けますと言うので、その時間に待っていてもビールは届かない。 今日の夕方になっても届かないので、新聞販売所に電話して経緯を説明。 以前にも全く同じことがあったのと、相手から提案したことに対する努力も感じられなかったことから、不信感が募っていた。 夜の8時半頃、酒屋がビールを届に来たけど、頭にきていたので受け取らずに帰ってもらった。 契約の時だけ、口先だけで上手いことを言い、”釣った魚には餌はやらない”という態度が、どうにも許せないので、明日(クーリングオフ期間)には新聞を解約してこようと思っている。

2008.2.05 「メガネがない」の状況

似顔絵の給料の請求は、自分で計算した”請求書”を会社に送付しなければならない。 書いた請求書は、記録として残しておかないと確定申告などに使えないので、コピーをとっておくことになる。 うちにはコピー機がないので、近くのコンビニに行ってコピーをすることが習慣。 先日、1月の請求書を書き終えてコピーをとろうと、クリアファイルに請求書を挟み、コンビニでコピーをとってきた時、その後に銀行での振り込みがあったので、そのまま銀行に行った。 自転車の前かごにクリアファイルを入れたまま駐輪していたことに気付いたのは、振り込みが終わって出てきた時だった。 他人にとっては価値のない請求書だから、盗まれることは有り得ないので、そのままの状態で残っていたので、ホッとしたことがあった。 今日は天気が良かったので、溜まっていた洗濯をしようとコインランドリーへ行った。 大きめの赤いスポーツバッグに洗濯物を詰め、コインランドリーへ。 洗濯している間の時間が空くので、本屋に行った。 本屋に入る前に、赤いスポーツバッグが邪魔にならないように、袈裟懸けに背負って入店。 本屋に行くと、興味をそそる本がいっぱいあるので、どうしても物色に時間がかかってしまう。 数冊の本を買って出てきて、自分の自転車を見ると、前かごに入れたと思っていた赤いスポーツバッグが無い。 「盗まれたか」と思って、しばし考えていた時に、肩の荷物に気がついた。 「バッグは袈裟懸けに背負っていたんだっけ」と気がついた時に思ったことは、「メガネがない」という漫才やコントのネタだ。 袈裟懸けにバッグを背負った姿で、「バッグがない」と探すシーンというのは、額の上にあげたメガネのことを忘れて、「メガネがない」と探し回るのと似た状況だっただろうな。 

2008.2.04 体調が優れない

昨日の朝くらいから、全身がダルいのと眠気+軽い吐き気と下痢のような症状が続いている。 本当なら久々に、お台場まで自転車で行こうと思っていたけど、朝から雪が降っていたので、帰りには凍結しているとヤバイと考え、電車で行った。 雪のせいか、普段の日曜日より少ないお客さんだったのが、せめてもの救いだった。 お客さんを描きながらも、心の中では「辛いなぁ。 早く帰りたいなぁ」という場面が何度もあった。 先々週も同じような症状があったし、体力が低下しているのかな?  忘年会やら正月やらでの暴飲暴食があった上に、最近全くと言っていいほど運動をしていなかったから、体が悲鳴を上げているのかも知れない。 そんなこともあるから、昨日は自転車通勤を再開してみようと思ったわけ。 「暫く甘やかしていた体を、少し鍛え直さないといけないな」と思っている、弱り目状態の今日この頃なのでした。

2008.2.01 大丈夫か?北京五輪

人間に害のある薬品の名前が、新聞やニュースでいろいろ登場してきている。 薬害肝炎の原因となった「フィブリノゲン」。 インフルエンザの特効薬だが、副作用で異常行動による自殺が取り沙汰された「タミフル」。 幻覚作用があることで、麻薬のような使い方をされている、抗精神薬「リタリン」。 今度は農薬の「メタミドホス」が、中国製の冷凍餃子から検出された。 またも中国製品だ。 昨日からずっと、テレビでは問題の商品の写真が映し出されている。 うちの冷蔵庫の中にも、最近買った冷凍餃子があったんだけど、渦中の商品ではなかった。 でも中国製と書いてあるから、問題の商品ではなくても嫌な気持ちになってしまった。 今や、身の周りの品物の殆どのものが中国で作られていて、アメリカなどでも問題になっている”中国製品”問題。 子供のおもちゃから、基準値を大幅に超える”鉛”が検出されたり、スナック菓子から大腸菌が見つかったりで、「CHINA FREE(中国製ではない)」シールを貼ってまで、中国製品を警戒する事態にまでなっている昨今、未だにこういう問題が起こるのは、中国のいい加減さの表れじゃないかと疑問に思う。 「こんなことで、今年の8月の北京オリンピックは大丈夫なのか?」  それでなくとも、大気汚染の問題やら中国人のマナーの問題、選手の宿泊施設の設備問題などが表面化していて、不信感が増大しているのに、その上に食の安全が脅かされては、国際的なイベントを開催する資格がある国なんだろうかと思ってしまうよね。