Column (9月) 


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2009.9.29 女性の方が向いている仕事

エキストラの現場では、待ち時間が長いのが当たり前。 待つのも仕事のうちだ。 でも似顔絵の、お客さん待ちの時間よりは退屈はしない。 撮影スタッフの動きや、俳優たちのオフショットが見れたりするからだ。 その点、似顔絵の待ち時間は辛い。 5分が1時間にも感じる。 映画の撮影隊の中には、スクリプターという人がいて、カメラ脇やモニター脇で、小脇に抱えたバインダーに、常に何かを書き込んでいる。 ほとんどの場合が女性だけど、男性のスクリプターっているのかな?  彼氏や友達の部屋の微妙な変化に気付くのは、圧倒的に女性だというから、やっぱり男には難しいのかも知れない。  アニメのスタッフの「色彩設計」という人も、だいたい女性がやっている。 化粧やファッションを気にする女性の性格上、色のニュアンスには敏感なんだろう。 圧倒的に男のスタッフが多い中、活躍している女性の姿はカッコイイ。 多くのスタッフが全員、自分の役割を理解していて、常に黙々と仕事をしている撮影現場。 ぼーっとしている人なんて誰もいない撮影現場は、見ていて気持ちが良い。 自己完結する似顔絵も良いけれど、統制の取れたスタッフの一員として、みんなで何かを作り上げる仕事も魅力だな。

2009.9.28 早々に守秘義務解禁

25日の金曜日、何気なく夕方フジの『スーパーニュース』を見ていたら、「岡田准一の最新映画、撮影スタート」的なタイトルが出た。 「文化芸能部」のコーナーだ。 今月の初旬にぼくも参加した、4日間の六本木ヒルズでのロケシーンが映し出された。 こんなに大々的に報道されれば、守秘義務で黙っている必要もなくなるから、撮影内容の詳細以外は喋れるようになった。 まあ、ギャラの発生するエキストラ以外に、一般募集のエキストラもたくさんいたから、早めに撮影スタートを宣伝することに決めたのかも知れない。 作品は来年秋頃の公開予定の『SP』です。 テレビドラマの人気に応えての映画化ということを伝えていた。 その『スーパーニュース』では主要キャラの3人(岡田准一、堤慎一、真木よう子)のインタビューもあったんだけど、真木よう子の番になった時、「もしや」という予感がした。 撮影時、ぼくは真木よう子の近くに居たので「映っているかも?」と思った瞬間「居たー!」。 直ぐに解るくらいハッキリと、右上に映っていた。 こんなことなら、タイトルを見た時に録画ボタンを押しておくんだった。 残念。 今日もその『SP』の撮影に行ってきました。 結構カメラの前での軽い演技もある役だったので、今から公開が楽しみです。

2009.9.25 好意と敵意は紙一重

似顔絵のお客さんは、初めは緊張と不安から固い表情だけど、絵を見せる段には気持ちも解れて、「うわー!すごい」とか「似てるー!」という声と共に、とても良い笑顔になる。ニコニコ帰っていくお客さんを見ると、こちらも気持ちが良い。 ただ、時にはお客さんとのトラブルもある。 画家は「絵だけ描いていれば良い」というわけにはいかないのが煩わしい。 レジの会計やら行列の管理などもやらないといけない。 先日、小さな姉妹を描いている時、3組のカップルが並んでいた。 次のカップルの順番が来た。 A2かB2くらいの段ボール製のボードを持って「これに描いて欲しい」という。 表面はツルツルの紙が貼ってある。 水彩絵の具では乾くのに時間がかかることや、規定の色紙以外では作業がしずらいので、現場では無理だとお断りした。 「規定の色紙に描いたものを、拡大コピーしたらいかがですか?」と提案すると、「考えてきます」と帰っていった。 その時点で営業終了の2時間前だったので、並んでいる2組に注文内容を聞き予約にしたら、時間いっぱいだったので「営業終了」の表示を出した。 10分後、先ほどのカップルが戻ってきて「やっぱり描いて欲しい」という。 でも予約で終了時間いっぱいだったので「もう今日は、お描きできません」というと、「10分しか経っていない」とか「まだ終了の時間になっていないのに描けないとは納得いかない」と憤慨顔。 更に「遠くから、今日しか来れない」とか「30分も待ったのに、今日描いてもらわないと困る」とか、挙げ句に「交通費を払え」と言う。 自分の都合しか頭にないから、客観的になれない状態。 自分たちの順番の時に描いていれば問題はなかったし、こちらは拡大コピーのアドバイスもして対応したのに、恨み言ばかりをぶつけてくる。 あまり興奮しないように、冷静に状況を説明したら、渋々帰っていった。 でもこれって、このカップルだけが特別なのではなく、同じような立場になれば、誰でもこんな感じになる気がするんだな。 現にこのカップルだって、並んでいる間は「似てる」とか「すご〜い」とか、好意的な声を出していた。 期待が大き過ぎると、叶わなかった時にクレームに繋がることもある。 好意と敵意は紙一重だと思った。

2009.9.24 初歌舞伎とメアリー・ブレア展

友人の知り合いの役者が出演しているということで、千秋楽の公演を観にいってきた。 場所は人形町の日本橋劇場。 昼の公演に合わせて昼の12:30に待ち合わせの駅へ。 ビジネス街の昼時は、一斉にスーツ姿のサラリーマンがビルから出てくる。 街角には、至るところに路上販売のお弁当屋が出没していて、生存競争の凄まじさを感じる。 歌舞伎は初めてだったんだけど、「歌舞伎ルネッサンス」と銘打った、素人にも解りやすい演出なんだとか。 演目は萩原流行主演の『与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)』、通称「お富与三郎」。「♪粋な黒塀 見越しの松に あだな姿の洗い髪 死んだはずだよお富さん」というやつだ。 楽屋に挨拶をして客席へ。 前から3列目の、花道の直ぐ左側なので、役者が通る度に風が起こり、普通の芝居や映画にはない臨場感が味わえる。 それに、花道からの舞台は縦構図になるので、立体的な視点になって新鮮だった。 ストーリー的には、単純な内容なんだけど、一流の役者の演技は惹き付けるものがあると感じた。 終わって時間があったので1駅移動して、東京都現代美術館で開催中の『メアリー・ブレア展』を観にいった。 ディズニーのスタッフだった彼女は、『不思議の国のアリス』や『ピーターパン』や『イッツ ア スモール ワールド』のコンセプト・デザインが有名。 明暗のコントラストと色彩の鮮やかさが際立っていて、奥行きや空間表現がハンパじゃない。 「色の天才」と思った。 空想の世界を創造するオリジナリティは、彼女独特の世界観が確立している。 真似たくても真似できない、イメージの豊かさだ。 歌舞伎にしてもメアリー・ブレア展にしても、たまには本物に触れる必要があるなと感じた1日だった。

2009.9.17 大人の方がたちが悪い

コンビニの前に座り込んだり、駅前にたむろする若者を、疎ましそうに横目で睨んでいく大人は多い。 ぼくも「他人の邪魔だなぁ」と思いながらも、注意する勇気はない。 若者の場合は、まだ世間を知らないから、気配りができないのかも知れない。 ところが、とんでもない自己チューな大人が多いことを、エキストラの現場で毎回、目にする。 エキストラの集合場所は大抵、撮影場所の最寄り駅前だ。 駅前に大人数が集まると、通行人の邪魔にならないように脇に寄るとか、周りの状況に気を配るとかするのが、いい大人のはずなのに、堂々と真ん中で井戸端会議を始めるオバサンやオジサンたち。 ある時こんなことがあった。 駅の改札前で集合の時、通路の真ん中で井戸端会議をしていたオバサンたちの、わざわざ真ん中を通って行ったお婆さんがいた。 しかも、ちょっと悪態をついて去って行ったお婆さん。 それに対し、エキストラ・オバサン軍団は、「一言声をかければ退くのに」とか、「嫌な感じよね」と聞こえるように言っていたのを見て、「どっちもどっちだな」と思った。 撮影所の出入口の真ん前でタバコを吸うオヤジたちとかもよく見かけ、案の定スタッフに注意されている。 年配者は、自分の勝手な判断で単独行動をとる人が多い。 常識が欠落して、たちが悪いのは、むしろ大人の方だ。

2009.9.16 4日間のロケが終わった

久しぶりのエキストラ。 先週の月火と昨日と今日のトータル4日間の撮影が、無事終了しました。 今回は六本木ヒルズのアリーナでの、チャリティー・イベントの報道カメラマン(スチール)の役。 映画のオープニング映像ということで、かなり大規模で、かなり凝った演出のようだった。 大型のクレーン・カメラや大型送風機など、見たことないような特機が間近で見られたし、空撮もあって、撮影方法の見本市みたいだった。 前にも書いたけど、4日間は同じ時間軸のシーンなので、全く同じ衣装を着て行かないといけない。 朝7:00の集合なので、家を出るのは5:30。 だから起床は毎日4:00というスケジュール。 前日は遅くとも0:00にはベッドに入るほど、健全な日々だった。 幸い天気の大きな崩れはなかったものの、毎回違う天候で「映像的に繋がるのかな?」と心配した。 初日は爽やかな秋晴れという感じで、一番理想的な天気だったけど、2日目は湿度の高い蒸し暑い日。 3日目はうって変わって肌寒い日で小雨もパラッと来た。 そして今日の日中は、真夏日が戻ってきたような暑さの中での空撮だった。 毎回、日が翳っては撮影出来ない(昼間の設定のため)ので、夕方6時前には終了した。 公開は来年だそうなので、その頃になったら話せる範囲で、ブログで紹介しますね。

2009.9.14 祝、9年連続シーズン200本安打達成

イチローだって人間だから、歳とともに衰えていくはず。 「天才」と呼ばれ続けて、プレッシャーの中でさえ、ここぞという場面で期待に応えてくれる精神力。 全く凄い男だイチローは。 今年は、胃潰瘍とか脚の筋肉の違和感などで、戦列から外れた期間もあって、どうなるかと思っていたけど、前人未到の記録をまた作り上げたね。 9年連続のシーズン200本安打の達成だ。 何が凄いって、相手がピッチングマシーンやバッティング投手じゃなく、生身の人間だということだ。 相手の投手だってプロの選手なんだから、成績はギャラに関わってくる。 だからイチロー攻略の方法を研究して、「イチローを打ち取ってやる」と常に思っているはず。 そんな相手さえ退けて安打を続けてしまうイチロー。 ストイックなほどの体調管理と、決してブレないルーティーンな練習の表れなんだろう。 彼は、誰よりも”彼自身”と戦っているんだろうな。 こうなったらもう、ファンならずとも期待してしまうのが、連続10年、11年、12年と、記録をどこまで伸ばすのかということ。 キリの良い連続10年は、是非とも頑張って達成して欲しいな。 勝手な期待です。

2009.9.10 『派遣のオスカル』

ヒットドラマ『ハケンの品格』は、スーパー派遣社員が会社の危機を救うストーリーの中に、正社員と派遣社員の待遇差や、立場の違いによる軋轢を描いていた。 それとは全く違うアプローチで、派遣社員の悩みや夢を描いているのが、現在NHKで放送中の『派遣のオスカル』だ。 主人公は、冴えないマンガ好き(特にベルサイユの薔薇)の女性(田中麗奈)。 正社員と派遣社員の仕事上のトラブルを避けるために、法律ではキッチリ線引きができているんだね。 お茶汲みの準備をしている田中麗奈に、正社員の女性が寄ってきて、「あなた方派遣には、こういうの(お茶汲みなど)は付随的業務と言って、全体の仕事量の1割以内にしないといけないって、法律で決められているのよね」というセリフがあった。 そういう線引きがないと、専門の技能以外の業務ばかりを、派遣社員に押し付ける会社も出てきてしまうんだろうな。 でも、法律で決められていたとしても、今の不況の世の中では、買い手(会社側)市場だから、多少の理不尽には従わないと職を失ってしまう。 そんな立場の主人公が、どんな活躍を見せてくれるのか、今後のストーリー展開に注目している。

2009.9.09 業界人もどきの自慢話

エキストラの現場は、とにかく待ち時間が長い。 カメラや照明機材のセッティングに、平気で1時間くらいは過ぎていく。 撮影はシーンにもよるけど、5分から10分というところ。 そもそも各種映像とか出版物に使われる人物写真は、ほとんどが許可を得ているか、ギャラの発生している人物のもの。 勝手に誰かの写真や映像を使うと、肖像権の問題になるのだ。 撮影は長時間かかるから、待ち時間にはエキストラ同士のお喋りが多くなる。 元々、映画やドラマ好きな人が、エキストラ事務所に登録するわけだから、自ずと話題は作品や現場でのエピソード、出会った役者さんの話になる。 それを聞いていると、まるで秋葉原のオタクの会話と変わらない類似点に気づく。 みんな、聞きかじったばかりの業界用語を使い、さも業界人のような口調で、自分が参加した現場や俳優のことを話している。 そんな情報交換ばかりしているから、裏事情とかに詳しい。 知識は豊富なくせに、みんな自分の都合ばかりを主張して、現場の愚痴や不平ばかり言っている。 「明日、朝6:00にCX入りだよ」(何がCXだ。フジテレビと言え!) 「この現場は段取りが悪い」(お前が自己チューなのも影響してんだよ!)  ぼくたちエキストラはお金をもらって、一般の人が入れない撮影現場に参加している。 製作スタッフのためにエキストラがいるのであって、よっぽどのことがない限り、不平は言うべきじゃない。 ましてや仕事そっちのけで、ナンパなんかしてる奴は許せない。

2009.9.08 1年半ぶりのエキストラ

最後に出演したのは、去年の3月の『K-20 怪人二十面相伝』、東宝スタジオだった。 それから一年半、エキストラ出演がなかった。 仕事の紹介がなかったわけではないが、スケジュールが合わなかったり、個人的な都合があったりして、なかなかタイミングが合わなかったのだ。 それに、最近の仕事は1日で終わる撮影が少なく、同じシーンを数日かけて撮るものが多くなったので、スケジュールがなかなか合わない。 エキストラでも同じシーンの同じ役柄を与えられた場合、「つながり」と言って、数日間は全く同じ服装で行かないといけない。 エキストラの衣装は、基本的に自前なのです。 昨日と今日、そして来週の火曜と水曜が4日間の「つながり」撮影。 大勢の人数が必要な撮影では、最近は各テレビ局が抱えるファンクラブや、主演の俳優のファンクラブ、他にもインターネットで「映画に参加しませんか?」と公募するケースが増えた。 今回もギャラの発生するエキストラは、全体の3割という感じ。 総勢で7〜800人くらいのエキストラが、六本木ヒルズ・アリーナに集まった。 ぼくはスチールカメラマンの役。 詳しいことは、映画が公開されるまでは守秘義務があって言えないので、悪しからず。 (でも、一般募集のエキストラには守秘義務ってあるのかな? 義務ではなく”お願い”かも?)

2009.9.07 ジャスコのジーンズ

土曜日の現場はイオンモール。 夏休みも終わり、お客さんの数もめっきり減って、似顔絵モードは薄れた。 ボーッとお客さん待ちの時、「そういえばジャスコのジーンズって、確か1000円以下のものが発売されたんだよな」と思い立ち、確認しに行った。 お昼休憩の時に行ってみると、予想していたよりも品揃えが充実している。 しかも\880!  最近はもっぱら、ユニクロの\3990を買っていたけど、生地が弱いのか1年でダメージが出て履けなくなり、毎年新しいジーンズを買っている。 膝とか腿とか脛のダメージならカッコイイけど、自転車に乗る機会が多いぼくのジーンズは、内股の部分が股ズレのようにダメージになる。 このカッコ悪さは、文字通りの心のダメージだ。 ということでジャスコ・ジーンズを買うことにする。 まずはサイズ選び。 普通はサイズを「インチ」で表示してあるけど、ジャスコは年配層を意識しているのか、「センチ」表示。 普段は30インチを履いているんだけど、何センチなのか分からない。 だからまず86cmと88cmの2本を持って試着室に。 86cmを履いたらブカブカ。 今度は76cmと78cmを持ってきて再び試すと、76cmでピッタリ。 レジの女性店員に、裾直し用クリップをつけてもらい会計。 試着室の壁に「裾直し315円」と書いてあった。 レジの女性店員が「お会計、880円です」。 「えっ?裾直し代は?」と聞くと、「今の期間は無料です」とのこと。 安い上に、更に裾直し代もタダなんて、嬉しいことをやってくれるぜジャスコさん。 中国製とかベトナム製みたいだけど、生地はユニクロのと変わらない感じだし、880円なら大概のことは許せる。

2009.9.03 ペコちゃんの受難

道頓堀川から数年ぶりに発見された、「ケンタッキー・フライドチキン」のカーネル・サンダース人形のニュースがあったけど、今度は「不二家」のペコちゃん人形(店頭用)が、白昼堂々と強奪されたそうだ。 盗んだ犯人は山口組系の暴力団員だそうだ。 その手のアイテムは、ネットや骨董品店などでは、1体20万円くらいで売られているらしいけど、元々販促用の非売品だから、世の中に流通していること自体が「わけあり」のもの。 考えてみれば、道端に20万円相当のものが、平然と置かれている日本は、平和と言えば平和だ。 こういう事件は前からあって、佐藤製薬のサトちゃんが盗まれた事件が思い出される。 暴力団を擁護する気は更々ないけど、彼らは様々な分野をよく勉強している。 例えば「ダフ行為」だ。 コンサートなら何でも良いというんじゃなく、どのアイドルが人気があるとか、どのグループが観客動員数が多いとか、結構深く勉強している。 それだけじゃなくアーティストのスケジュールも把握していて、追っかけさながらに地方にまで着いて行くんだそうだ。 ただの小遣い稼ぎではなく、ちゃんと「しのぎ」としての効率を考えているようだ。 その熱心さを正しい方向に向ければ、良い商売人になれると思うのに、もったいない。 ペコちゃん人形を盗むというのも、暴力団のしのぎとしては意外な感じはしたけど、セキュリティの甘さを思えば「良いところに目を着けたな」と感心さえする。 でも、盗み方が強引でスマートじゃないね。

2009.9.02 変な天候

蒸し暑い日と肌寒い日が交互にやってきて、体調がおかしくなりそうだ。 去年から夏の暑い日には、昼間バスタブに水をためて、本を読みながら1時間くらい水風呂に入っている。 すると、出たあとも暫くは涼しく過ごせるのだ。 今日のように肌寒い日は、普通に半身浴で本を読む。 昨日は水風呂、今日は半身浴という風に、毎日対応が違う。 それにしても最近の天気は、なんか変だよね。 去年は猛暑日が多くて、天候が不安定だったせいか、ゲリラ豪雨などやたらと雨が多かったし、雷も多かった。 今年は猛暑日も雷も少ないけど、蒸し蒸しとした不快指数の高い日が多い年だ。 そして、ここ1週間ほどは、まだ夏だというのに寒い日が突然やってくる。 水風呂でも半身浴でも、「今、地震が来たらヤバいな」と、ちょっとの揺れにも反応してしまう。 まったく、日本の気象はどうなってるんだろうね。

2009.9.01 ハリウッド版『鉄腕アトム』

『鉄腕アトム』がハリウッドで、フル3DCGで映画化された。 日本語吹き替えは上戸彩が担当したらしい。 でも、アトムのビジュアルは、日本人のぼくたちが親しんできたものとは全く違う顔をしている。 中国の遊園地のように、そのものズバリのデザインを使って営業するのも問題だけど、オリジナルと違うデザインに変えてしまうのは問題ないのかな? 「虫プロが、よく許可したなぁ」と思うほど、もはやアトムじゃない。 もしこれが、日本でミッキーマウスを3DCGで作る権利を得たとしても、ビジュアルはキッチリと管理されるだろう。 それくらい著作権は守られるもののはずじゃないのか?  だからこそ、あのハリウッド版の『鉄腕アトム』が何故、手塚治虫の描く顔じゃなくなったのか疑問でならない。 もしこれが「オリジナルのアトムの顔では、アメリカの観客に受けない」という理由なら、『鉄腕アトム』自体を映画化するのに無理があるんじゃないのかな?