6日目・3月17日【水】(松山ユースホステル→松山城→三津浜港→岩国→宮島)

寝起きが悪い。素泊まりだったので、朝食なしにしておいたのが幸いした。食う気になれない位眠い。8時頃からモソモソ動きはじめ、とりあえず昨夜買ったパンを食べて洗濯をする。ぐーだら支度をして10時半に出発。
とりあえず松山城。昨夜はライトアップされていてとてもキレイだった。松山城の敷地は広く、外堀の中に住宅地、会社、球場などがある。思いっきり迷ってしまった。当初は節約して登山口から徒歩でアプローチしようと思っていたのだが、気づいたらロープウェイの切符を買っていた。松山城は高知城や宇和島城とは規模が違う。建設者が高名な七本槍の1人、加藤嘉昭ともなれば当然か。いい写真が撮れた。
広い敷地を持つ松山城。
今日はフェリーに乗って四国をおさらばし、山口県に上陸して広島の宮島まで行く予定。だが、出発の遅れが響いて、11:55発の三津浜(愛媛)〜岩国(山口)フェリーには間に合わなくなる。ま、いいっか。三津浜に向かう途中、長浜ラーメンなるものを食べた。全然期待していなかったので、美味しくてびっくりした。めんは細く、スープは博多系。「うまい」と看板に誇示している店は大抵うまくないものだが、ここは例外のようだ。疲れていたので、誤まって水を大量にテーブルにこぼしてしまった。すんません。
港で「昨夜、松山ユースで泊まってませんでした?」とチャリダーに聞かれた。先方が僕の自転車を見たらしい。フェリーの時間まで大分あるので、待合室のソファに座ってトーク。なんと札幌からで、フェリーで琵琶湖辺りで上陸し、そこから松山まで走ってきたとのこと。わお、大遠征だ。目的地は九州だって。僕も九州を一度自転車で周ってみたいな。15分程で彼は行ってしまった。この旅、6日で既に8組のチャリダーに会っている。意外と多いのだ。
1時間以上待合室でポーっと待ち、フェリーに乗る時間がきて問題発生。小型の高速船である故、自転車をそのまま積めないので、サイドバッグを両方外さなければならなかった。面倒くさい。出発。「♪さらば、四国よ〜」谷村新司風に。フェリーの中は暑く、咽が乾いた。それ以上に眠かった。1時間半で岩国到着。桟橋でフェリーの人がサイドバックを取り付ける間自転車を支えてくれたので嬉しかった。さて、これから宮島口まで走って、またフェリーで宮島まで行かなければならん。
山口県上陸。岩国港。 
国道2号は車線が1つの上、トラックがものすごく多い。ああ、高知の道路が恋しい。5時半過ぎに宮島口に到着し、滑り込みで出発しようとしていたフェリーに乗る。宮島には外国人観光客が多かったのと同時に、フェリーターミナルの中まで鹿がいたのには驚いた。それどころか、島中鹿だらけ!島民も気にしていない。同化してる。
フェリーから見た宮島口の夕日。
20分程走ってキャンプ場に到着。広島大学の生徒100人程が新歓のリハーサルたらで大勢でキャンプしていた。関係なし。すぐに暗くなる。夕食を作りながら思う、岩本寺で出会ったチャリダー達は今どこにいるのだろう。大妻女子大は松山かな?伊関君も同じ位だろう。サークルのメンバーとは合流できたのかな?これからカルストまで合宿と言っていたが。名前を聞きそびれた女の子はどうなったのだろう?作本君と甲斐君は今日、宇和島から松山に到着したはずだ...。今夜は早めに寝よう。厳島神社の満潮は明日、朝の10時前後らしい。旅はもうフィナーレへ...。
6日目終了。走行距離:37.3キロ