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分校ものがたり 〜山の子どもたちと14年〜 三好京三著 上製本320頁 本体1800円 ISBN4-938965-33-X 直木賞作家書き下ろし作品 昭和52年に第76回直木賞を受賞した小説『子育てごっこ』。教師夫婦と一人の子どもの心のふれあいを、東北の片田舎の分校生活を通して描いた同作品は、 当時多方面から大きな反響を読んだ。 あれから24年、その舞台だった分校が、惜しまれながら廃校となった。 この作品は、著者が教員として過ごした岩手県胆沢郡の衣川小学校大森分校での14年間を、 生徒や村人との交流、独自に行ったユニークな教育、妻との生活などを通して書き綴った回顧エッセイ。 教員として分校に赴任してきた日の戸惑い、教育が遅れていた分校生徒たちとの出会い、数々のアイデア教育法、 全国的注目を受けた「子どもの神楽」の成功、そして分校を離れる日・・・。 教師生活の半分以上を過ごした分校生活を、応募歴・受賞歴など作家として大成する過程にもふれながら語る。 |
| ■三好京三(みよし・きょうぞう) 1931(昭和6)年、岩手県胆沢郡前沢町生まれ。 1943(昭和18)年、岩手県立一関中学校入学。1948(昭和23)年、学制改革により岩手県立一関高等学校(現一関第一高等学校)2年生に編入。 1950(昭和25)年、岩手県九戸郡、中野小学校勤務などを経て、1962(昭和37)年、岩手県胆沢郡、衣川小学校大森分校勤務。 1975(昭和50)年、小説『子育てごっこ』で第41回「文学界新人賞」を受賞。僻地教育の教育顕著により「岩手県教育功労賞」を受賞。 1977年(昭和52)年、『子育てごっこ』で第76回「直木賞」を受賞。翌年に退職し、以後は作家活動に専念。 1989(平成元年)、一関「文学の蔵設立委員会」会長に就任。1997(平成9年)、「岩手日報文化賞(学芸部門)」受賞。 著書に『子育てごっこ』(文藝春秋)、『分校日記』(文藝春秋)、『俺は先生』(文藝春秋)などがある。 |