本の森通信 11月号
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11月20日(月)
先週金曜日の夜に、今朝するべき仕事をメモして机に貼って帰った。今日はそれを一つひとつを済ませて×をつけることを楽しみに仕事していたら、もう夕方になってしまった。何かを忘れているなぁ・・・今日中に済ませなきゃいけないことなら、思い出さなくちゃなぁ・・・×はちゃんとついているしなぁ・・・と考えていてふと気づいたら、昼食をとっていなかった。いやぁ、腹が減った。
一昨日の土曜日に仙台文学館で開催されたトーク・イベント「仙台の文学が熱い」に参加してきた。話し手は
地元雑誌『仙台学』の土方正志氏と文芸評論家の池上冬樹氏。仙台在住の作家さんたちの面白いエピソードや、お二人が考える「小説の舞台・仙台」の魅力など、実に聴き応えのあるイベントだった。終了後、一緒に参加した方にカレーをご馳走になりながら、「仙台にも文壇が生まれつつあるのかも」「文学を志して、仙台に若い人が集まるかもしれない」などと心躍る話に花を咲かせた。
その後宮城野図書館に移動して、館内で上演された「菅原みちや一人芝居 ワークインプログレス公演」を鑑賞。演目は「ウエストバージニア州立大学最期の学内放送」というもので、まずストーリーが面白かった。さらに、一人芝居ならではの演者の存在感・求心力が見事で、30分間の公演を大いに堪能した。お客の集まりはざっと60人ほどで、土曜日の夕方・街外れの図書館に、一人芝居を観るためにこれほどの人が集まったのは驚きだった。是非とも継続的に、定期的にこんな機会を設けてもらいたいものだ。
文学と演劇。なんだかコテコテの組み合わせだが、誰でも気軽に触れられる文化として街に欠かせないものである。半日のうちにその両方の上質な一例を享受できたというのは、本当にありがたいことだ。振り返れば、文学と演劇の二つを成す「言葉」を、全身から浴びた半日だったと言えるだろう。そんな「お腹いっぱいの言葉」を思い出せば、今の空腹も我慢できるというものである。(小)
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