いんさいど世界
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いんさいど世界(1)
ミッキーマウス 75歳


ミッキーマウス。これはもうみなさん、ご存知ですよね。おなじみ、ディズニーのキャラクターです。
このミッキーマウス、実はもう75歳になるんだそうです。
いつのまにか、おじいさんミッキーマウスになっていたんですね。これ、ご存知でした?
このミッキー、生まれは1928年のことだったそうです。 日本でいえば、昭和のはじめのキャラなんですね。漫画の『スチームボート・ウイリー』というのでデビューを飾ったそうです。
このミッキーの生誕75周年を記念して、ディズニーが一年半にわたるリバイバル・キャンペーンをはじめました。
最近、ちょっとかすみがちなミッキーに、もういちど世界のアイドルになってもらおうというキャンペーンです。
ミッキーの映画も2本制作され、アイスショーの巡業も予定されています。
世界規模のキャンペーンで、メキシコの首都、メキシコ・シティーでは『ミッキーマウス通り』なんてものもできるらしい。
アメリカのカルフォルニアでは、映画スターらがデザインしたミッキー像が75匹、勢ぞろいするイベントもあるそうです。
開園20周年を迎えた東京ディズニーランドでも、記念イベントが行われているようです。さすが、世界のミッキーマウスですね。
このミッキー、昔は映画で大活躍して、ディズニーのドル箱だったんですが、最近はグッズやテーマパークに活躍の場を限定され、ディズニー全体の売上の20%程度しか寄与していないんだそうです。 それでも年間30億ドルを一匹で稼ぐっていうからすごいですね。
ディズニーとしては、まだまだ元気で人気のあるミッキーにここでもう一度、大活躍してもらいたい。これが今回のキャンペーンの狙いです。 夢よもういちど、ということでしょうか。
しかし、このミッキー・リバイバル計画に対しては、さめた見方もあるそうです。
ミッキーマウスって、アメリカ的エンターテイメントのキャラであることはたしかですが、個性がハッキリしないそうなんですね。
ドナルドダックはドジなキャラ、バックス・バーニーはドタバタ・キャラだそうですが、ミッキーはなんだかわからない。
個性を出さないと、これからの世の中、生きていけないよって、批判です。
それから、子どもが喜びそうな、4なんらかのテクをみにつけなさい、ってアドバイスも出ています。
ところで、なんでミッキーマウスの"75歳"が記念なのかというと、実は著作権の延長問題がある。
アメリカでは企業の持つ著作権って75年だったんですが、それをさらに20年延長する法律が1998年にできて、それが今年、2003年1月、アメリカの連邦最高裁で合憲だとお墨付きが出たんですね。
だから、ミッキーはあと20年、95歳になるまではディズニーのものなんですね。
それで「ミッキーはあと20年もディズニー刑務所に閉じ込められる。自由の身にしてあげよう」なんて運動も出ている。
ミッキーマウスが著作権に縛られずに自由になれば、コンピューターのLinaxのように、世界中のファンが手を加えて、21世紀的に生まれ変われるのに、といった議論です。
著作権がきれる2023年以降、どんな自由なミッキーが現れるか、楽しみですね。(2003年11月25日)
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