私は思う

何故 重いザックを背負い

汗と雨に濡れながら足下を見つめて歩いているのかと

けなげに咲いている花達に逢える喜びの為なのか

共に感動出来る仲間達との楽しい語らいの為なのか

全てのしがらみを脱ぎ捨て 大自然に抱かれる優しさの為なのか

また思う

心に平安を与えてくれる山が好きなのだと

そして 無事に下山し帰りの車窓から山々が消える頃

終わってしまう淋しさと

徐々に都会の人間に戻されていく自分を感じる

 

平成11年8月13日〜17日

薬師岳