木村佳子さんのマネーエッセイ 2004年7月更新 書き下ろしA
                                  
(2004年7月19日UP

●お財布&化粧ポーチ考
皆さんはどんなお財布、化粧ポーチを使っていますか? 私はフリーで仕事している、いわば一人親方的な業態であるため、経費を使った時の領収書や通帳などが入る大きめの財布が必要です。これまで、いろいろな財布を使ってきましたがどれもどこか不具合でピッタリくるものがありません。

日々の実感からこんな点が問題ではないかと思っています。

・ 時間を食う財布はダメ
…レジ機の進化でお勘定は年々迅速化しているのに、財布は「カバンから取り出して」「札入れ部分から札を出し」「小銭入れ部分から小銭を探し」「時にはカードを出し」「ある時は店のポイントカードを出し」、勘定が済んだら、後ろに並んでいる人を気にしながら、あたふたとレシートと釣りを受け取って、「商品を差し出す店員から商品を受け取って」その場から放れなければならない。これはかなり忙しいです。
ややこしい財布はいちいち収納場所が違い、しかも意味なく縦横に仕分けされていたり、変にフタや留め金や袋押さえがついていて手間取ります。
マチが薄く、隅の硬貨が取り出しにくかったり、チャックの幅が中途半端でお札を出すとき傷つけてしまったりということがあります。
せっかく仕切りが多く設けられていてもマチが不十分であれば、財布は閉まらなくなり、フタはおさまりどころがなくなり邪魔です。
使い手の行動にそぐわないデザイン(例=意味なく縦横に仕分けられてある状態など)であればレジはうさぎさん、財布は亀さん状態になってタイムミスマッチが発生します。

・重い財布はダメ
私はポイント制度なんてどこの店でもがやるようなものではないと思いますが導入する側は「やれば客を囲い込める」と思うようで、どこでもカード類をたくさんくれます。紙、プラスチックなどもまとまるとかなり重くなります。その上、つり銭の硬貨や通帳、銀行カードなどを配布に入れると重量は一段と増します。本体が皮でチャックなどの金具、折り返しのフタもついている財布はそれだけでも相当重たいものです。働く女性のバックはパソコン、携帯、化粧道具、書類などでどうしても重くなるので、出来るだけ軽い素材の財布が欲しいのです。

・ マジック・テープについて
財布のフタがマジック・テープになっている場合、金具と違って軽いし緩くならないので便利ですが、どうしてくっつき側が服のほうになっているのでしょうか? 支払う時、使い手の体勢は、つり銭を受け取るために財布を開けたままでいることが圧倒的に多いものです。くっつき側が体側になっていると、この時、思い切り服にマジックテープがくっつきます。何度かシルクのセーター、オーガンジーのドレスなどの一番目立つ胸あたりに財布のマジックテープをくっつかせてしまって、「何故、フタ側にくっつきテープを配置しないのだろう?」と思いました。
これはバックにもいえます。みな本体側にくっつきテープを配置してあるため、パソコンバックなどの口を閉めるのを雑にしていると、服がすれて毛羽立っていることがあります。逆の発想でマジックテープを使ってくれる財布・バック製造者はいないものでしょうか。


●写真にある財布は三段階に分かれていて、その他、ポケット部分が二ヶ所あります。実際に使ってみて、ちょっとそこ迄行く時にとても便利だしおしゃれなデザインなので単独で持っていても可愛くて気に入っています。新宿サブナードのタバタ(階段を下りてしばらく歩いた左側)、浅草の田畑皮革で扱っています。


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