司法書士・FP吉田浩章の生活改造計画
司法書士・ファイナンシャルプランナー
吉 田 浩 章
TEL 072-254-5755
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安売り競争は危険

●安く売ると自分の首を絞めることになる

大根を例にとって考えてみます。
(分かりやすく書いただけですので、下記の金額には根拠はありません)

1本100円で仕入れた大根。
→1本200円で売れば、100円の利益。
→200円では売れないからと150円で売れば、50円の利益。

安く販売すれば、その分手元に残る利益は少なくなります。
これは当然のことです。

サラリーマンの手取収入が減っていく中で、人々に「支出を減らそう」という意識が働くと、物やサービスを見極め、選んで購入するようになります。売る側からすれば、反対に売りにくい状況に追い込まれたことになります。



●楽をして売る前に考えること

さて、100円の大根を売りにくくなった経営者は、何を考えるか。
@仕方がないので、1本120円で売る→利益は20円
A1本300円で売れる方法を考える→利益は200円

@の方法を選択するのは、楽です。
しかも、見た目はお客が集まり、繁盛しているように見えます。ところが、場所代、人件費、運送費等の経費を20円の中から支払わなければならないのですから、利益は薄くなりますし、下手をすると赤字になるかもしれません。

一方、Aの方法を選択するのは、勇気がいります。
付加価値がなければ、誰も300円ものお金を出してくれないわけですから。
ところが、「絶対に300円で売りたい」と思うと、「どうすれば300円で売れるのか」という思考回路が働きます。考えないと売れないし、他所と同じ事をやっていても、絶対にダメです。これって、何を売るにしても、共通する考え方ではないでしょうか。



●価格競争に走るべからず

「不況だから」と、観光地でも旅館が潰れていく時代。
でも、私自身、温泉旅館に行くと、よく感じることがあります。
「ここの旅館、そこそこ高いのに、どうしてお客が集まってくるんだろう」と。でも、その分、掃除は行き届いているし、料理もおいしいし、接客態度もできている。高い分、それに見合うサービス(正確には、お客の期待以上のサービス)を提供すれば、お客さんは満足してお金を払ってくれるのではないかと思うのです。

価格競争に走ると、組織の体力はどんどんと奪われて、いずれ破綻してしまいます。ところが、その「安売り競争」にはまって、苦しい思いをしている経営者の方は多いのではないでしょうか。

楽な方向に走るのか、知恵を絞って適正な価格でお客さんが来てくれるシステムを作るのか。それも経営者の腕次第だと思います。


 

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