*My issue*                                        

購入時のアドバイス 編
  正規品と並行品とは  
  アンティーク品の選び方
   
日本ロレックス(株)との付き合い方 編
  日本ロレックス(株)とは
  オーバーホールと簡易鑑定
  アンティーク品のオーバーホールについて
  ドーム型プラ風防(オリジナルパーツ)を維持するには
   
その他
  偽物に関する法的問題 

 

 

正規品と並行品とは  
 
 正規品とは、スイスにあるロレックス本社の日本国内における総代理店である日本ロレックス
株式会社(以下「日ロレ)が本社から直輸入し、これを日ロレから販売権を許諾された各種販売
店(一般時計店やデパート等)が販売する商品です。
 一方、並行品とは、日ロレ以外の他の業者ないし個人が日ロレを通さずに、別ルートで海外か
ら独自に輸入して販売している商品のことです。

 ここで総代理店とは、一般には外国メーカーとの契約で国内での商標の専用使用権を所有し
ている法人のことです。
 以前には、並行輸入業者による輸入や販売は、国内における商標の専用使用権の権利侵害
となるのではと騒がれた時期もありましたが、現在では諸々の法律的解釈や幾つかの判例にも
示された通り、国内の正規代理人以外の第三者による真正商品の並行輸入が、商標権を侵害
しないという法律上の判断はほぼ確立されています。
 また政府としても、円高差益を還元するという観点からあるゆる分野での並行輸入を促進して
いるわけです。

 総代理店にしてみれば、本社側に高いロイヤリティーを支払い、さらに本社側の方針(例えば
価格設定や店舗の規模など)に縛られながらも、本社側からの商品の安定供給や諸々のサービ
スを確実に受けられるという利益を重視する訳です。
 このような総代理店にしてみれば、本社からの制約を受けずに自由に商売可能な競業相手で
ある並行輸入業者は目の上のたんこぶ的存在でしょうが、前述したように並行輸入は何ら違法
性のある行為ではありません。
 またロレックス本社にとっても、極端な言い方をすれば、正規ルートあるいは並行ルートを問わ
ず、ともかく数多く品が売れて利益が上がれば問題ない訳です。

 かかる観点より、日ロレとしては本社の意向に逆らうことができず、商売敵が販売した並行品
までをも自分らの正規品と何ら差別することなく、オーバーホールや修理などに関して受け付け
ざるを得ないのです。
 もっとも総代理店は、国内にそのブランドを浸透させるための営業努力や、アフターサービス
の充実などの販売努力を重ねているのが常であり、それにより総代理店が獲得した独自の顧客
吸引力に対してまで、並行輸入業社が便乗するような行為は不正競争防止法に抵触します。

 ところで、正規品と並行品とは、品物自体に関しては原則的には全く差異はありません。ただ
ロレックスに関しては、単なるイメージ上で正規品の方が並行品よりも世間では多少ウケが良い
ようです。
 これは、正規品の場合、スイスのロレックス本社から日ロレに至るまでの流通過程で不透明
要素が加わるおそれがなく、正規品は間違いなく正真正銘の本物であるのに対して、並行品の
場合、元を辿れば正規品と全く同様ロレックス本社から卸されたもののハズなのですが、その
流通過程が非常に多岐に渡るため、中には一部偽物が混じってたり、本来あるべきはずの付属
品が紛失していたり、あるいは最初から中古であるような場合があるからでしょう。

 では一体どちらを選ぶべきかと言ったら、品物自体は全く同一な訳ですから、あとはモノの状態
と価格から判断すればいいだけの話です。ここでモノの状態の判断においては、正規品の場合は
偽物が混じるおそれはまずなく、付属品も通常は総て手にはいるはずなので、欲しいモデルの在
庫さえ有りさえすれば、後は価格的に問題なければ、即買いといったところでしょうか。
 ところが、一般に正規品では特に人気のあるスポーツモデルに関しては、在庫がないことが多く、
数年待ちなんてことすらザラあります。また正規品の場合、価格が本社からの意向で一義的に決
めつけられており、国内では何処で買っても同じ定価となります。

 一方、並行品に関しては、扱う業者が多い関係上各モデルの在庫は比較的充実していますが、
一部の悪徳バイヤー等の暗躍により、前述した如く新品と称して中古を掴まされたり、さらには
改造品や偽物を掴まされるおそれがあります。
 ただし店舗を構え継続して営業しているようなショップの場合、これら紛い物を扱うことは自ら
信用喪失により営業上の破綻を引き起こしかねないことなので、特に雑誌などに広告を掲載し
ているような有名処では、安心して購入することができると思います。まれに意図せずして中古
や改造の類があったとしても、それに気が付いた時点で誠意ある対応をしてくれるはずです。
 価格に関しては、一般には並行品の方が安いのが世の常なのですが、ロレックスに関しては
その人気にあやかり、しかも実際に売れるという事実も相俟って、本社の価格指定などに一切
左右されない並行品の方が、モデルによっては逆に正規品の定価よりすごく高い価格付けの
場合が多々あります。

 結局最後の決め手は、性格的に悠長に待ていられるのかどうかと、経済的に払ってもいいと
いう価格との兼ね合いでしょうか。また、真偽やコンディションの判断に不安があれば、正規品を
購入することで安心できます。
 なお、細かいことを言えば、正規品の場合はバックケースに貼られるシールに日ロレ独自のも
のも付加され、また保証書や小冊子に日本語訳のモノが付属します。が、これに並行品との価値
の違いを見出すのは、日ロレのイメージ戦略に同調するかどうかだけの問題でしょうね。
 また並行品に関して、どうしても付属品も総て欲しいような場合、大抵のショップではその旨伝え
れば取り寄せてもらえるでしょう。もし付属品の在庫が無いと言われた場合には、ヤフーオークション
などで探してみるのも手ですね。                                [00/10/10]
 

 

アンティーク品の選び方
  その1.外観チェック
風防
 アンティーク品であるならば、やはり味のある当時のドーム型のプラスチック(アクリル)風防が付いて
いるモデルを選びたいものです。
 プラスチック風防の変遷については、
こちらをご参照ください。

ダイヤル(文字盤)

 たとえアンティークといえども、ダイヤルの汚れが著しいものは見栄えも悪いので避けるのが無難です。
特に、ダイヤル表面にエナメル加工が施されている場合、エナメル自体の経年劣化により細かなひび割れ
が生じやすいので、様々な角度からひび割れの有無を確認する必要があります。
 また、ダイヤルがオリジナルであるか否かも重要な要素です。一般にはオリジナルの方が価値が高いの
ですが、ショップによってはリダンであることを承知の上で、敢えて触れないような処もあるため、オリジナル
仕様とはどのようなモノかを自分自身で雑誌などによる勉強も必要です。


 針の錆びが著しいものは、針同士がつっかえ易く動作上問題であり、さらに針が腐食しているようなものは、
直ぐに折れてしまうおそれもあるので、避けるべきです。
 また長年の使用により、長針と短針の位置関係が回転中心に対して微妙にズレるようなこともあるので
注意が必要です。互いに重なり合う位置(12時)や直線上に連なる位置(6時)に合わせて確認すること
が必要となります。

ケース[ミドルケース(本体)+バックケース(裏蓋)]
 ケースの傷や研磨度合いは、単なる見栄え上の問題だけではなく、物理的衝撃による内部のムーブへの
影響を物語るバロメーターともなるため、慎重にチェックすべき事項です。
 バックケースに僅かでも凹みが有るなんてものは論外であり、また、ミドルケースの研磨によりラグのエッジ
形状が極端に丸味を帯びているようなものも、それだけ今までに研磨の必要があるほど傷ついてきた証拠で
あり要注意です。
 また、バックケースの縁や、ベゼルとミドルケースの間に錆が出ていないかどうかにも要注意です。これら
の箇所に錆が生じているような場合、内部のムーブメントにまで錆が発生しているおそれがあります。
 さらに、ブレス(フラッシュフィット)を外すと、ミドルケース側面にRef Noやシリアル番号が刻印されてあり
ますので、これらが該当モデルのRefであるか、またシリアル番号に対応する製造年がモデルの推定製造年
と一致しているか確認することも重要です。

その2.動作チェック
ベゼル
 回転時に妙に引っ掛かる様な感じがしたり、異常に固かったかったり、逆に緩すぎるような場合には、
ベゼル内側のバネが劣化していたり、錆び付いていることが考えられるので、購入前に修理してもらう
のが無難です。

リューズ
 ゼンマイの巻き上げや時刻を合わせなど、操作頻度が高く特に消耗し易い部品であるので、慎重な
操作チェックが必要となります。具体的には、通常の固定位置の他、時間合わせやゼンマイ巻きの各
位置で、回転具合を慎重に確認すべきです。
 回転時にぐらついたり、動きが固かったり、根本までしっかりはまらないようなリューズは、ムープメント
のトラブル原因となる可能性もあるので要注意です。特にねじ込み式リューズの場合、ネジ山がへたれ
て空回りしそうなモノや、ねじ込んでもケースとリューズの間に隙間が生じるようなモノは、防水性等に
不安があります。

プッシュボタン
 前記リューズ同様に消耗し易い部品であり、押した時の感触が異様に固かったり軟らかすぎる場合に
は、ボタン自体の劣化かムーブメントの異常が原因と考えられます。前者の場合は、部品交換などで割と
簡単に修理できる場合が多いのですが、後者の場合は、オーバーホールが必要になる場合も多々ある
ので要注意です。
 また、ねじ込み式ロック仕様では、ネジ山がへたれて空回りしそうなモノは避けるべきです。

簡易誤差チェック
 ショップでの確認には時間が限られますが、ゼンマイをいっぱいに巻き上げた状態で、30分間に1分
以上狂うようでしたら一般的にはパスするのが無難です。もっとも保証期間内における誤差調整を確約
できるのであれば問題ないかも知れませんが。
 なお、時間的な余裕があり慎重を期す場合には、ショップで取り置きしてもらい、日差をチェックしてもら
うという手も有ります。

クロノ機能チェック

 正常に作動するかどうかはもちろんのこと、スタート・ストップ/リセットの各プッシュボタンを押した時の
感触も要チェックです。動作やボタン操作の感触に違和感がなければ問題ありませんが、オイルが切れ
かかっていたり、チリやホコリの侵入によりオーバーホールが必要なときは、動作が固かったりスムーズさ
に欠ける場合が多々あります。
 また、リセット時におけるクロノ針の戻り具合は、パチンと瞬時に戻る場合と、スッーとゆっくり戻る場合が
ありますが、これは単にばねの強弱の問題であり、好みに合わせて戻り具合を調整することは可能です。
ただし、クロノ針が戻るのがあまりに遅かったり、逆に戻る力が強すぎて12時を指す初期位置よりズレて
留まるような場合には、調整してもらうのが無難です。
 ちなみにクロノ針が瞬時に戻る調整(日ロレの通常調整)だと、機械にかかる負担が大きく、頻繁にクロノ
機能を利用するような場合には、それだけ機械に負担がかかり摩耗しやすくなると言えます。
 ショップにおいては、遠慮せずに最低10回くらいは、様々な計測時間(数秒〜数分)で確認する必要があ
ります。高額だからと畏れてはいけません。高額だからこそ入念にチェックすべきです。
 なお、有名なキャリバーと言えども、以前のオーナーの使用状態などにより、様々な「癖」が存在する場合
もありますので、この「癖」を見極めることも肝心です。

その3.その他
ムーブメント
 先ず第1に、ムーブメント動作中のカチカチカチ…という音が一定のリズムで刻まれているかどうかを、耳を
澄ませて慎重に確認する必要があります。この音が不規則だったり、あるいは耳障りな異音が聞こえるよう
な場合には、ムーブメントに錆発生など何らかのトラブルが発生している場合が多いから要注意です。
 また、アンティークの場合、ムーブメント自体を実際に自分の目で確認することをお勧めします。もっとも
「ただ綺麗だ」なんて感動するだけでは能がないので、購入するモデルのムーブメントの簡単な構造ぐらいは、
雑誌などでしっかりと予習しておきましょう。高い手巻きデイトナ買っておいて、実はキャリバーが別モノだった
なんて数年後に分かったりでもしたら、もう一生の後悔もんです。
 また、いざ買う際に裏蓋開けてのムープの確認を渋るようなお店は要注意ですね。だだし、買う気も無いのに
確認を迫るのは非常に迷惑なことです。なお、確認に際しては埃や塵の混入のおそれのないような状況で確認
しましょう。

ブレス

 アンティークの場合、その年代にしか存在していなかったオリジナルブレスは、後から交換しようと思っても、
なかなか入手するのは難しいので、できればその時計の製造年代に合致したブレスが最初から付いている
ものを選びたいものです。
 ただし、たとえオリジナルブレスであっても、コマとコマの間に過度の隙間があったり、明らかに緩んでいるよう
なブレスはパスする方が無難です。やはり実用第一ですから。

付属品
 現行品ならいざ知らず、例えば20年以上も昔の時計の場合、当時のギャランティや取説、箱等が揃っている
のはむしろレアケースと考えるべきです。
 また、あくまで時計本体のみに拘りたいにも関わらず、たまたま付属品が揃っているがために、例えば手巻き
デイトナの場合は20万前後も金額が高く付いてしまうような事もあります。思わず私なんかは「付属品いらない
から安くして」なんて言っちゃいそうです。
 特にアンティークの場合は付属品の有無よりも、あくまで時計本体のコンディションを最優先して購入判断する
のが賢明だと思います。ただし、いわゆるWネームの場合は真偽判断が非常に困難なため、一つの目安として
絶対ギャランティがあるものを選ぶべきですが…。
 なお、当時のBOXや小冊子等をどうしても揃えたいのであれば、Yahooオークションやクアントなんかで、案外
安く入手できることがあります。こまめなチェックが必要でしょう。
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日本ロレックス(株)とは
 
 
日本ロレックス株式会社は、1980年に設立された我国におけるロレックス本社の総輸入元
であり、ロレックス本社の特許権や商標権等の知的所有権のライセンシー(実施・使用契約を
受ける側)です。
 なお、
ロレックス本社の我国における正式名称は、「モントレ ロレックス ソシエテ アノニム」で
あり、その所在地は、スイス国,1211 ジェネバ 24,リュ フランソワ−デュソー,3.です。
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日本ロレックス株式会社
サービスセンターご案内

 

 

 

 

 

 

 

 

オーバーホールと簡易鑑定
 
 オーバーホールは、日ロレのカウンタに時計を持参すれば直ぐに受け付けてもらえます。
 カウンタの背後にあるついたて裏に、時計技師が待機しており、時計を渡してから自分の
順番が来ると、直ぐにケースや文字盤のチェックからバックケースを開けた上でのムーブの
確認が行われます。
 ここで正真正銘の本物(以下、真正品)と判断されれば、その場でOHに関する簡単な見
積もりが提示されるわけですが、万一の模造品や改造品であった場合には、残念ながら受
付は拒否されます。すなわち、真正か模造であるかの鑑定が行われる訳です。この鑑定の
みが目的であれば、見積もりが出た段階で、金額などを理由に何気なくOH依頼を断ればそ
れで済みます。

 また、ケースやムーブの他に文字盤の真偽に関しても判断され、明らかなリダンや模造文
字盤であることが判明した場合には、真正文字盤への交換を条件に、時計自体のOHは受
け付けてもらうことが可能です。
 さらに、いわゆるエキゾチックダイヤルや各種Wネーム文字盤に関しても、リダンや模造品
であるか否かは一応判断され、明らかにリダンなどであればその旨指摘されます。しかし、
オリジナルと瓜二つのような非常に精巧なものになると、簡単には判断することはできず、
概して受け付けられるようです。
 よって、日ロレでオリジナル文字盤と同等の扱いを受けたとしても、その文字盤が絶対に
オリジナルであるというお墨付きにはなりません。

 また、ムーブに関しては特にアンティーク時計の場合、日ロレ以外の他所で社外品のパーツ
(いわゆる「合わせ」パーツ)を一部に使ったりして修理されているモノも多く存在しますが、
ムーブ中に僅かな「合わせ」パーツがあるだけでは、日ロレで改造品扱いされることは余り
ありません。
 ただ、これも程度問題であり結局ケースバイケースで判断され、例えば部品の大半が「合わ
せ」であるような場合には、内部改造を理由としてOH受付は拒否されます。

 さらに、アンティーク時計の場合、OHを頼もうとしても、ムーブの状態が悪い(例えば全体的
に傷んでいる)ことや、スペアパーツのストックが既に無いこと等を理由に断られる場合も多々
あります。 →
[アンティーク品のOH]参照
 古いモデルのスペアパーツは総てがストックされている訳ではなく、既に在庫が切れている
パーツもあるため、これら在庫切れのパーツに関して交換が必要と判断された場合は、残念
ながらOHは拒否されます。
 なお、スペアパーツの保守期間は、当該パーツ類を装備した時計本体の製造終了から基本
的には30年間となります。

                                                [00/10/10]
 

 

アンティーク品のオーバーホールについて
   
 アンティーク品に関しては、元々のコンディションが比較的良いモノ、つまりいじってもそれ
が原因でおかしくなる可能性の全く無いような安全牌でなければ、まず受け付けてはもらえ
ません。その理由は、修理に関する技術力に自信が無いということではなく、ブランドの威信
に懸けて万に一つも失敗は許されないということではないでしょか。

 このように断られた場合には何も悲観することなく、「正真正銘の本物であることには間違い
ないが、部品ストックがないためにOHは受け付けられない」との理由さえ聞いてしまえば、後
は何も正規代理店にこだわる必要などなく、並行輸入店の信頼できそうな修理部門に頼んだり、
腕のたつ町の時計職人さんにでも頼むと良いでしょう。

 日ロレ以外で修理に頼めば、本当に交換が必要なストック無しの部品があったとしても、その
部品自体の製作も依頼できます。もちろん正規部品でありませんが、先ず見かけ上の区別は全
くつかないような「合わせ」部品でうまく修理していただけることになるでしょう。ムーブ中の一部
に「合わせ」部品があるだけでは、日ロレで改造品扱いされることはまずないようですが、もともと
その時計に関しては、既に修理に関しては日ロレから見放されたものであり、今後日ロレとの付
き合うこともないことでしょう。
                                                  [00/10/10]
 

 

 

 

 

ドーム型プラ風防(オリジナルパーツ)を維持するには
 
 オリジナル部品で特に珍重されるのは、ドーム型のプラスチック風防ですが、これは残念なが
ら今現在では日ロレは在庫が無く、新たに入手することは不可能です。
 このような貴重なドーム型プラ風防を装備した品を、日ロレでOHに出すと、受付時に特に何も
言わなければ、まず間違いなくフラット型のプラ風防に当然の如く交換されてしまいます。

 ドーム型プラ風防を失いたくなければ、受付時にくどいほどその旨を受付嬢に伝える必要があ
るのですが、受付嬢は最初はマニュアル通り、それはできない(理由としては、ベゼルを外す際
に破損するだの、防水性を保証しかねるだのと…)と断言されますが、ここで諦めてはいけません。

 こっちもこっちで、防水性を犠牲にしてでもドーム型プラ風防を維持したい旨を強調します(ホント
に防水性を犠牲にしてもよい場合に限られますが…)。さて、ここからは困惑した受付嬢を介して、
技術部門の人と間接的に対話することになるのですが(これが実にまどろこしい)、最後は結局向
こうが折れて希望通りにやっていただけることになります。

 ただその際、当初の風防が万一壊れた場合には、その損失に関しては一切保証しかねると脅
されますが、ここまでくれば、後は技術の人の腕にかけるしかないでしょう。ここまで要求したが、
実際に失敗して新たな風防に交換されてしまったという話は未だ聞いてないのが救いでしょうか。

 また、時計を飾っておくだけのコレクションとするのではなく、実際にがんがん使用することを前提
とするならば、プラ風防は消耗部品と割りきる考えも必要であり、オリジナルにこだわりすぎるのも
何ですが…。でもやっぱり、ドーム型の方がとにかく良い!と感じるのは私だけでしょうか。

 なお、ドーム型プラ風防に関するオリジナル部品の維持要求は、他のオリジナル外装パーツに
関しても当てはまります。

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