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◆ パイプの購入

パイプがなければパイプスモーキングは始まらない。そこで喫煙具専門店に行く。ここからが問題だ。パイプは単純な構造をしている。それだけに初心者には理解しがたいところで、価格に大きな違いがある。まず木目、ストレートグレイン・フレイムグレイン・バーズアイ・クロスグレイン。代表的な物はこの四種類だ。次にフロウ(傷)。フロウの有無も価格に大きく反映する。そしてこれは特別だが、デザイン。パイプにはビリヤード、ベント等に代表されるクラシックシェープと、デンマークのハンドメイドパイプ作家達に代表されるデーニッシュパイプ(ファンシーパイプ)とがある。クラシックシェープには型の違いによる価格差はないが、デーニッシュパイプは不定形のフリーハンドなので、価格はあってないようなところがある。それではどのようなパイプを選べばいいのか?

要は何でもいいのである。しかし、次の事に注意しておくとより正しい買物ができると思う。


@パイプはストレート系を選ぶ

ビリヤード、アップル、ポーカー、ポット等がストレート系だ。

私にはパイプをこがした経験がないのだが、初心者がベント(曲り)パイプを使用してパイプをこがしてしまったという話をよく聞くからだ。やがて喫煙法が上達して毎日パイプを銜えるようになるとパイプは二本乃至三本必要となる。好きな形のパイプは後でいくらでも買えるのだから、教習パイプはストレート系にしておこう。


Aパイプ本体のエアホールが火皿(チェンバー)の底に正しく貫通しているかどうか

ベント系(曲り)の普及品のパイプによくあることだが、エアホール(煙道)が、火皿の底よりかなり高い位置に貫通していることがよくある。高級品ではまず聞かないことなのだが……

何故これがいけないのかと言うと、タバコはエアホールより下では燃えないのだ。だからエアホールより下のタバコは総て燃え残ってしまうことになる。燃え残りはたいがいジュース(水分)を抱いている。ジュースは木製パイプにとって大敵だ。市販の火皿フィルター等で底上げすることはできるが、いつもそれらを持ち合わせていたり、喫煙具店が在庫しているとは限らないのだ。しかし、ストレート系パイプにおけるエアホールの刳り間違いは考えにくいので、やはりストレート系のパイプがいいだろう。


― 最初のパイプはストレート ―

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