結局この日は、午後から出発したこともあって、その川に着いたのは夕方になってしまった。
辺りはすっかり暮れかかっていたが、30分くらいは釣りはできる。
すぐさまウェイダーをはき、川辺に降り立つと、そこはレインボーのパラダイスだった。
日没まで、ほぼワンキャスト ワンフィッシュに近い入れ食い状態が続いたのだ。
車窓にへばりついたマスの大好物のカディス。
全長が4cm近くある。これは多分ヒゲナガのアダルト。
雨粒のおかげで幻想的な写真に仕上がった。
しかし寒い。8月中旬だというのに、昼間の気温は13℃だった。
トレーナーの上にフリースを着て、シェラフにもぐり込み何とか就寝。
8月16日(月) 北海道釣行最終日
この日も早朝からもどんどん釣れ続く。#9のスティミュレーターにヒット。
北海道の山間部にありがちな小渓流。アベレージは20cm前後だが、
30cmオーバーが突然顔を出すこともあるので、油断はできない。
クルマで移動し上流部に入る。雨足はますます強くなってきた。
何箇所かこういったプールが出現する。
魚影は相変わらず濃く、このプールだけで、2人で5匹以上のニジをヒットさせた。
大物も間違いなくいる気配なのだが、川底にじっと定位しているのか。
同じようなサイズばかり釣れ続くとだんだん飽きてくる。
ヤマメの新子釣りみたいになってきた。
何故こんなに魚がいるのか?
この川はいくつかのダムを擁するのだが、親父によると、
「川を寸断してしまった罪滅ぼしに、北電(北海道電力)が昔ニジマスを放流したのではないか」と推測している。
なかなか興味ある説だが、真偽のほどは分からない。
・・・そこへ突然、我々の目の前に2人の餌釣り師が現れた!!
一体どこから? この川はアクセスできる場所がごく限られている。
この周辺には林道もないのに。ここ数年、北海道釣行で他の釣り人と遭遇したことなどなかった。
しかも1人は肩に小型のクーラーボックスをかけている。釣れた魚を全部持ち帰るつもりなのだ。
(もちろん、我々は全ての魚をキャッチ&リリース)
北海道釣行最終日の終盤で、我々は一瞬にして気分を害してしまった。
陽は既に傾きかけている。時間も時間だし、引き上げることにした。釣り下って行った餌釣り師の脇をそそくさと我々も川を下って行った。
多分、1匹も釣られることはないだろう。なんせ我々はかなり下流から釣り上がって来て、くまなくポイントを探ってきたのだから。
今回の遠征では全てニジマスをターゲットにしたが、訪れたのは、道内では誰でも知っている有名河川である。
しかもお盆休みなのだから、他の釣り人に会っても何の不思議もない訳だ。
そんな川でも、まだまだこれだけ魚影が濃いのは、やはり北海道は恵まれているのだろう。
但し、今回もついにモンスタートラウトには出会えなかった。
残念!!!
一言でいうと、「不完全燃焼」の北海道釣行でした。
北の川から 2004 夏
完
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おめでとう!
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今シーズンこそ開幕登録枠12人入りを!