キャンプサイトを後にした帰り道。
横浜支部のふとした提案。
「もう一箇所寄ってみましょう。時間いいですか」
「終電に間に合えばいいし、いいよ」
こうして、楽園の扉は開かれた。
プールの一番のヘリにイワナが悠々と泳いでいる。
心臓のばくばくを押さえ、キャスト。
イワナがゆっくりとフライを追う。
ドラッグがかかり、フライを食らい損なったイワナがあたりをきょろきょろしながら流心に消えていく。
ふと見ると、左はじの浅いところにもう1匹定位している。
落ち着いて、キャスト。
またもゆったりと、追ってきた。
そしてスローモーションのようにガブリ。水しぶきなど皆無。
おおっ。確かな手ごたえ。
最後は横浜支部にランディングしてもらった。
完全なサイトフィッシング。警戒心0のイワナ。
いつ以来だろう。すぐに思い出したのが初めて行った頃の仙台の北川、橋の下のプール。
などとニヤニヤしつつ写真でも撮ろうかという時、何やらバシャバシャと騒がしい。
振り返ると、なんと、同じポイントで横浜支部がヒット。
これががその写真。ちょっと見えにくいが、かなりの引き。
なかな寄らない。
しかし、最後にはバラシ。やはり逃げる魚は大きい。
先ほど釣った、まるまる太った純粋無垢のイワナ♂。
歓喜、感謝、感動、感心、感嘆、感涙、
そして、しばし放心。
この後、釣り上がり、横浜支部が同サイズのイワナをキャッチ。
出てくるポイントは全てプールのみ。
とても釣りやすい流れでヘズリ高巻き等一切無用。時間があれば、前後の区間にかなりのポイントがあると思われる。
次に訪れるまで、この楽園がそのままであることを祈るばかり。
ということで、新たな希望と過去の栄光、そして現実の厳しさが入り乱れた内容の濃い合宿でした。
横浜支部、ありがとうございました。(一泊でもいいからなるべく早めにまた行かねば)
終わり。