北の川から 2002 夏 その3(渓流の女王の歓迎)  

 8/17(土) 快晴

 昨日の不調が嘘のようだ。
今日入った地点からは、まずまずの型のヤマメとイワナがほぼ交互に釣れてきた。
久々の爆釣の予感である。
 
写真ではよく分からないが、足元の流れを覗き込むと、無数の新子ヤマメが餌が流れて来るのを待っていた。
 

20センチに満たないが良しとしよう。 
上の写真の拡大。なかなか逞しい顔つきだ。
立派なサクラマスの子供である。
 
私は数年前からバーブレスフックの使用を徹底している。魚へのダメージを軽減し素早くリリースするのが1番の目的であるが、入れ食いの川では更にその効力を発揮する。バーブが付いていると、どんどん釣れてくる魚からフックを外すのが非常に煩わしいのだ。魚が小型であれば尚更である。バーブレスならば、フライ本体を指先でつかんで反転させるだけでフックが外れる場合がほとんどだ。

フライフィッシングを始めると、2度と餌釣りに戻れなくなるのと同様に、一旦、バーブレスを使い始めると、バーブドフックなんて使ってられなくなるから不思議だ。
 
釣針は人類史上最も偉大な発明の1つと言われている。釣りが狩猟と同様、食料確保の手段にしか過ぎなかった時代には、確実に獲物を仕留めるため、突き刺さって抜けなくなる「返し(バーブ)」の存在は大きな意味があったが、C&Rが前提のフライフィッシングの世界では、邪魔者となりつつあることは確かだ。
 
テレストリアルパターンにヒットしたヤマメ。その可憐さにしばし見とれてしまう。
「日本で1番美しいと思う魚は?」と聞かれたら、あなたなら何と答えるだろう?
(そんなこと、考えたこともないか・・・。)
  
(その4)に続く・・・
いよいよ最終回!!