北の川から 2005 夏 その2    
「道央」「道南」「道北」「道東」
北海道を4ブロックに分けるとこのようになるが、我々釣り人にとって、特に「道東」という言葉の響きには格別なものがある。
手つかずの自然。どこまでも一直線に伸びる道路。広大な大地に広がる牧歌的な風景は、一番北海道らしさが残されている
場所だろう。
 
8月12日(金)
「国道沿いの川」のほとりで一泊した後、我々は一路道東方面を目指す。これからは行き当たりばったりの旅となるが、
魚に困ることはないだろう。大物志向のわたしとしては、多少不安があったが、たまにはこういう気ままな釣行もいいものだ。
 
途中、女満別空港に立ち寄る。
世界遺産登録された知床半島への空の玄関口である。
 
ある意味、北海道で1番有名な川、忠類川。国内で初めて、河川内でのサケ釣りが可能となってから10年が経った。
今シーズンのサケのファーストランは既に確認されたとのことだが、この流域ではその姿を見ることはできなかった。
写真のとおり、スケールが大きすぎるのと、先行者がいたこともあり、我々は1時間ほどで退散した。
 
さらに東に移動。
バイカモが群生する綺麗な小河川にトライしてみるが、チビヤマメの猛襲に悩まされ、早々に切り上げた。
2年魚、3年魚は残ってないらしい。
この日は、山奥の温泉宿の脇を流れる小川近くで野営。
 
8月13日(土)
朝早くから何本かの川に入ってみたが、小物ばかりで満足いく成果は得られなかった。
オショロコマとヤマメ。もちろんどちらもネイティブ。
 
コンビニ食に嫌気が差していた我々は、中標津空港のレストランに立ち寄った。
 
そこの壁にあった、1mオーバーのイトウの剥製。
絶滅危惧種でもある日本最大の淡水魚の目は、どこか悲しそうだった。
 
(その3)に続く・・・