Eliana Pittman/Positivamente
ブラジルの歌姫Eliana。Claudette SoaresやDoris Monteiroに比べるとイマイチ人気が無いよう気がしますが内容は負けていません。このアルバムではAntonio Adolfo率いるTrio 3Dを従え素晴らしいサンバジャズを聴かせてくれます。軽快なMarcos Valle"Chega De Tanta Menrira"、GroovyなQuincy Jonesの"World Goes On"、めまぐるしくテンポの変わる最高のサンバジャズ"I've Got plenty of Nothing"収録。


Kati Kovacs/Interzia
ハンガリーの女性ボーカルもの。他のアルバムが一部のFUNKコレクターに人気が有るらしいのですが詳細は全く不明。1曲をのぞいてはなんてことないアルバムですが、その1曲が個人的にはすごく好きなので紹介いたします。その1曲とはアルバムタイトルにもなっている"interzia"という曲なのですがちょっとフュージョンの入ったかわいいスキャットサンバで、フワフワしたアレンジが気に入っています。
Rita Reys/Bossa Nova E.P.
有名なオランダの女性ジャズボーカリスト。おそらく7インチオンリーの楽曲収録だと思います。内容的にはバックにジャズコンボを従えたシンプルなボサノヴァですが、やはりブラジルものにはない上品な演奏が素晴らしいです。特にギターのアルペジオから始まる"Brazil"のカバーは数多くあるこの曲のカバーの中でも個人的には最高の出来だと思っています。後そっと飾っておきたくなるジャケのデザインも素晴らしいですね。

Freddie McGregor/S.T.
有名なレゲエシンガーのアルバムです。CDが売ってないことを考えるとあまり評価されていないアルバムなのでしょうが、あまりレゲエのことを知らない僕的には"Just Don't Want To Be Lonely"、"That Girl(Groovy Situation)"の2曲が入っていることでレゲエ名盤ということになりました(笑)。前者は切ないメロディが最高のラヴァーズロック、そして後者は"Soulful Strut"のホーンを使ったこみ上げソウルレゲエの屈指の名曲になっています。

3XNeumann/Hits from 1930-1970
スウェーデンのコーラスグループのアルバム。タイトルどおりの30年代から70年代までのヒットソングをカバーした1枚。Beatles"Can't Buy Me Love"のファンキーなビッグバンドカバー、ボッサな"Here's That Rainy Day"、そしてGroovyなアコースティックのカッティングが素晴らしいWingsの"Listen To What the Man Said"はフリーソウル系の名カバー。

Steve Allen/Soulful Brass #2
アメリカジャズ界の大御所Steve Allenのビッグバンドアルバム。やたらとGroovyなサウンドは当時の時代風景を表しているようで非常にDJライクなアルバムになっています。ファンキーな"Everyday People"、"エレキギターが唸る"Where Did The People Go?"、人気のWilson Das Nevesのバージョンにも引け劣らない"California Soul"、そして"Soulful Strut"の名カバー。

Debbie Poryes Trio/Trio
Samba Trioと同じオランダTimelessレーベルのジャズピアノトリオのアルバム。クラブライクなアルバムでは有りませんが、ビル・エヴァンス系の上品な演奏を聴けるアルバムです。緊迫感あるInterplayが楽しめる高速ジャズ"Holland"、そのビル・エヴァンスの18番"My Romance"そしてBlossom Dearie"Sweet Gergie Fame"の至福のWaltz Jazzカバー。

The Nightcaps/I Don't Like you
Nirvanaのリリースで有名なアメリカのSUB POPレーベルからのフェイクジャズグループ。Legendary Jim Ruiz GroupやLove Jonesなどと並びアメリカのインディポップの懐の深さを思い知らされる1枚です。オリジナルのA Sideは軽快なギターカッティングが気持ちいい疾走系ジャジーギターポップ。B Sideは更にジャズ度の増すBuzzcocksのカバー。両面とも最高の7インチ。

Les Surfs/Clac Tape
ご存じShirley Ellis"Clapping Song"のフレンチカバー収録の7インチ。この曲は昔からモッズ系の人にはすごく人気が有る曲だと思いますが、フランス語ということでお洒落度50%増しってとこでしょうか(笑)。カップリングには同タイプの"Pour Une Pomee"、さらにバカラック"What The World Needs Now"のカバーも収録。

Rasmas Faber/Ever After
これはUK HOUSEの新譜ですが、非常に気に入っているので紹介いたします。いわゆるブラジリアンハウスなのですが、曲自体の出来がよくそこら辺にあるものとはかなりレベルが違っています。軽快につま弾かれるBossaギター、高揚感のあるホーンフレーズ、透明感のあるボーカルすべてが素晴らしい近年屈指の出来のブラジリアンハウスでかなりオススメ。