Georgie Rizzo/Only Me
12弦アコースティックギターって特別好きな楽器なんですが、このアメリカのシンガーソングライターのアルバムはこの楽器の音色を堪能するにはもってこいの1枚です。全体的にはジェームス・テイラーみたいなオーソドックスなシンガーソングライターですが、こみ上げるメロディの"A Million Miles High"、そして"Fly"はAlzo & Udineも真っ青のギターカッティングが炸裂する名曲です。

The Levitts/We Are The Levitts
ヨーロッパで録音したアルバムが人気のStella Levittsがファミリーと共にアメリカで録音したアルバム。彼女の家族はどうも音楽一家だったらしく、演奏も家族でやってたりします。きれいなハンドベルの音と子供達の歌声で、まるでヒーリングミュージックのような美しさの"Saints Of My City Are Children"、軽快なジャズボッサの"Springtime""O Amor Em Paz"、高速ジャズの"We Are All Through"などバラエティに富んだ内容で素晴らしいです。ちなみにChick Coreaも参加しています。

Al Jarreau/1965
現在も人気のAl Jarreauが活動初期に録音したアルバムです。ピアノトリオのシンプルな構成をバックにスキャットを交えて歌い上げる"My Favorite Things"、感動的ですらある名演です。そしてこちらもスキャットを交えてゆったりとしたテンポでカバーされる"One Note Samba"、ワルツから一転サビで4ビートに変化する"Joey,Joey,Joey"。安くてもいいレコードの代表ですね。

Mike Sammes Singers/And I Love Yours
かなりの作品をリリースしているイギリスのSwingle SingersことMike Sammes Sinegrsの74年のアルバム。他の人気アルバムと比べると幾分地味な印象のアルバムですが、ソフトロックファンには掛け値なしに素晴らしい2曲のカバー曲を収録しています。1曲目はやわらかいエレピの音色が印象的な"You're the Sunshine Of My Life"、イントロから至福のパパパコーラスそしてテンポの速いアレンジに意表をつかれる”Knowing When To Leave"のベストカバー。

Fredrik Saroea featuring Annie
/I will always remember you

ここらで最近の新譜から1枚。とはいっても確か半年以上前のリリースだったと思いますが、今一番注目のNorway Telleレーベルからのシングルです。香取慎吾似のルックスも気になりますが、音の方もゴージャスなストリングスアレンジにTighten' Upマナーなギターカッティング、幸福な男女掛け合いボーカルで個人的にはフリーソウルのコンピに入っててもおもしろいのではないかと思ういい曲です。ちなみに最近出た2nd(?)シングルの方も最高でした。

Laurie Holloway/Good Time
UKのTV Showなどで活躍していたらしいピアニストのアルバムです。バックバンドにはDuncan Lamont,Barry Morgan,Judd ProctorなどのMorgan Music Productionsの面々。全体的にはRoy Buddの"Pick Yourself Up"なんかが似たような感じだと思いますが、この人はジャズというよりロックっぽい感じでいいです。冒頭の"Squiggle Diggle"は途中のテンポチェンジが鳥肌ものかっこよさのグルーヴィーなナンバー、気品あるボッサジャズの"Am I Dreaming"や"Nossa Bova"、そして"Child Of The Summer"はかわいいメロディのポップなナンバーで最高。

Ginette Reno/En Concert
Michel Legrandとの競演盤が人気のカナディアンフレンチシンガーのアルバムです。前記のアルバムも素晴らしいですが、このアルバムも引け劣らないどころか個人的にはこちらの方が好きです。基本的な音はビックバンドを従えたジャズなのですが、全編通してGroovyなアレンジで聴き応え十分の傑作です。Legrandの"Quand Ca Balance","Trombones Guitares"は期待どおりの高速ジャズ仕様、Nino Ferrerの"Les Cornichons"はスキャットを交え超Groovyに、そしてFrance Gallの"Y'd Du Soleil A Vendre"は原曲に忠実な至福のフレンチボッサになっております。

Zanini/S.T.
くいだおれ似のルックスも気になる大人気Zaniniおじさんのアルバムです。マシュケナダのカバーをやったりしている数枚のシングル盤を中心に人気の高い人ですが、このアルバムはあまり紹介されてないようです。しかし本当に最高のアルバムで捨て曲なし。本業がコメディアンの彼らしく随所に笑いの部分が入っていますが基本は本気でやっているようです。(笑)ブリジット・バルドーで有名な"Tu veux,Tu Veux Pas","Tout Le Monde Aime Ma Baby"はもちろん、Nino Ferrerばりのファンキーな"Un Scotch,Un Bourbon,Une Biere","Si Vous M'Aimiez Come Je Vous Aime"、そして陽気なジャズの"Tu Railles","Rosetta"などがお気に入り。

KIKI/A Bientot Les Amis
ベルギーでは有名らしい子供シンガーKIKI君のアルバムです。これはかなりバラエティに富んだ音作りで数ある子供物のなかでもかなり素晴らしい内容でオススメです。1曲目の"Il Ne Faut Pas Pousser"からハモンドの効いたグルーヴィーなナンバー、"Chick Bill","Les Grennuilles"はほのぼのとしたジャズ、"L'Hippopotame"はたどたどしいスキャットがキュートなボッサナンバーで子供もの好きの方は即死です。(笑)KIKI君は他のシングルも最高なようですが、残念ながら未聴です。