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Dolly Mixture/Demonstration Tapes ここ10年ぐらいで最も評価の高まったと言っても過言ではないガールズインディポップグループ唯一のアルバムです。ご存じの方も多いと思いますので、あえて色々書きませんが、初期パンクミュージックの持っていた衝動性とインディポップミュージックのDIY精神、そして60'sミュージックのピースフルな雰囲気が見事に結晶となった奇蹟の1枚です。昔、僕のように京都で青春時代を過ごした音楽好きは通ったであろう某レコード店でこのCDを友人の分と2枚買ったことは今となっては懐かしい思い出です。当時、その某店では2枚組のアナログ盤も今では考え付かないほど安い値段で売っていました(笑)。 まあ、そんなこんなでこれで紹介したレコードの数も200枚。ちょうど切りもいいのでこのレコードレビューも一旦終わりにしたいと思います。今まで楽しみに見てくださった皆様どうもありがとうございました。このレビューをやめるからといって音楽が好きなことに変わりはないので、少し休んだらまた違ったかたちでお会いできるかも知れません。その際はまたよろしくお願いします。それでは。 |
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ユキとヒデ/スノー・ドルフィン・サンバ 日本の誇るボサノヴァマスター渡辺貞夫さんが手掛けた男女のボサノヴァデュオのシングル盤。さすがナベサダさん、当時量産された歌謡ボッサとは全く違った本格的なボッサジャズをここでは聴くことが出来ます。軽快にリズムを刻むギター、躍動感溢れるドラム、洗練の極みのようなハーモニーを聴かせるユキとヒデのボーカル、非の打ち所が無いジャパニーズボッサの最高峰ですね。この2人はこれ以外にもう1枚"白い波"というデビューシングルを残していますが、そちらもこちらと甲乙つけがたい素晴らしいモノでオススメです。 |
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フローラルポップス'70/Drum Christmas Drum いただけないサスペンスドラマの様なジャケットはさておき、和モノ探求者の指標、シンガーズスリーと石川晶が参加したクリスマスアルバム。”ジングル・ベル”や”サンタが町にやってきた”などのお馴染みのクリスマスソングをグルーヴィーにカヴァーした好盤です。タイトル通り石川晶のドラムが前面に出た好アレンジにシンガーズスリーのパヤパヤスキャットが華を添える洒落たアルバムでバーバラ・ムーア関連の音が好きな方にはピッタリの1枚。クリスマスアルバムって色々あるけど、以外とこういうアルバムってなかなか無いような気がするのですが。。。あればぜひ教えて頂きたいものです。 Merry Christmas!! |
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L'J IV/An Elizabethan Songbook 英国の気品を音で表したかの様な、美しいジャズを奏でるグループのセカンドアルバム。ビートルズのカヴァー集であるファーストはクラブジャズ方面で人気の1枚ですが、収録曲の半数以上がワルツであるこのセカンドは変拍子ジャズ好きには堪らない楽曲が目白押しです。先日紹介したジョニー・トイペンの同様、バロック的なアレンジで奏でられる英国民謡の数々は筆舌に尽くしがたい美しさです。サンプラーに収録した"Roundelay",S&Gで有名な"Scarborough Fair"など荘厳な曲の数々はクリスマスの厳粛な雰囲気にピッタリです。 |
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Ornamental/Crystal Nights インディポップファンの間では定番のクリスマスソングとして人気の1枚。フリッパーズ周辺で人気の高かった80'sエレポップグループ・ストロベリースウィッチブレイドのローズが在籍したことで有名なグループのシングル盤です。たしか2枚のシングルで解散したと思いますが、もう1枚はイマイチです(笑)。しかしこのシングルはジャケットの雰囲気そのままの音というか、ウキウキするようなキーボードのメロディに跳ねたビート、そしてキュートなボーカルの3拍子揃ったパーフェクトクリスマスポップソング。うちでは毎年この時期はいつもヘビーローテーションしています。 |
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Jonny Teupen/Play Harp 今年ももうすぐクリスマスですね。クリスマスと言えばクラシック、クラシックと言えばバロック、ということでドイツのジャズハーピスト・ジョニー・トイペンがバロックを全編ジャズに解釈したこのアルバムのご紹介です。ジャズにハープというのも妙な感じもしますが、アメリカにはドローシー・アシュビー、日本では林忠男など一線で活躍している人がいるのも事実です。そんなことよりこのアルバムですが、ケニー・クラークやサヒブ・シハブなどのユーロジャズを支えた名うてのミュージシャンが参加した最高の1枚です。スウィングルシンガーズを思わせるスキャットナンバーの"Bourree"やサヒブ・シハブの美しいフルートが堪能できる"Minuetto Per Un Arpa"など、素敵なクリスマスを演出してくれそうな曲満載ですね。 |
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Sensation/Burger Habit コアなネオアコマニアに人気のあるメトロ・トリニティのメンバーが在籍していたグループが92年に発表したアルバム。ストーンローゼスやハッピーマンデーズに代表されるダンスミュージックとロックを融合したマンチェムーヴメントの中でひっそりと発表された1枚ですが、さすがマニアに高い評価を受けるグループの元メンバーがいただけあって、どの曲もネオアコ魂みたいなものが宿った美しいメロディが満載です。なかでもラップまで飛び出すソウルフルなマンチェグルーヴ"Beautiful Morning"は今の季節にピッタリなメロウな1曲。90年代初頭はロックとダンスミュージックが最も幸福に融合出来た時代でした。 |
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Katrine Madsen/Magic Night 現在のスウェーデンを代表するディーヴァ、カトリーヌ・マドセンが’02年に残したビックバンドジャズ。とにかくこのアルバム、非常にバラエティに富んだ楽曲が収録されており、アルバム通してリスナーを飽きさせることなく最後の曲までずっと聴き続けられる良いアルバムです。クラブジャズ好きも卒倒しそうなファンキージャズになった"Summertime"のカヴァーや徐々に盛り上がってくる曲調が最高なオリジナル曲"Let's Spring Set Sail"など枚挙に切りがないとはこういうアルバムのことを言うのでしょうね。 |
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France Gall/5 Minutes D'Amour お友達の渡邊さんも紹介されていたフランスギャルがアイドルを卒業し、アーティストとして歩み始めた70年代初頭の傑作シングル盤。SSW風のジャケットの写真が物語る落ち着いた内容の本盤はイエイエ期の彼女しか知らない人は少し肩すかしを喰うかも知れませんが、ひとりのアーティストとして自立し始めた彼女の意志が明確に現れた渋い1枚です。学生時代、キャロル・キングやローラ・ニーロ、ジョニ・ミッチェルなどのSSW系が大好きだった自分にとってこのシングル盤の存在は、次々に生産・浪費されていく音楽(曲)のなかに置いて、「存在意義」というものを持って生まれてきた様に思える、非常に稀有な存在のものかも知れません。 |
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Big Outdoor Type/Call You On Sundays 今、オブスキュアなネオアコを探してる人が最も探しているシングルと言っても過言では無い84年のグレートガールズポップグループの唯一のシングル盤。昔ほどこういう音には反応しなくなったけど、それでもやっぱり今でもこういう音は凄く好きだし、こういうのが好きだという自分の一部分は大切に残しておきたいと改めて思わせてくれた1枚です。聴いてもらえばわかりますが、完全にドリー・ミクスチャーそのものな60’sサウンドに多大な影響を受けたガールズインディポップです。決してうまいとは言えない女の子ボーカルに綺麗なギターの音色、そこに楽しげなラッパの音色が加われば他に何も要りません。インディポップ万歳! |