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Thief/Sunchild JAZZANOVAのメンバーを含む3人組の新人ということらしいのですが、JAZZANOVAが好きじゃないのであまり詳しいことがわかりません(笑)。Benny SingsやSlapped Eyeballerなどの良質なSSWものをリリースしているSonar Kollektivレーベルからの1stアルバム。音的には少しサイケなSSWものといった感じで、曲によって時折顔を見せる今っぽいアレンジがこのレーベルらしいです。個人的にはオーソドックスなアレンジのものが好みで、まるでロジャー・ニコルスのようなソングライティングとアレンジの"Atlantic"やフォーキーなワルツナンバーの"If There Was A Love"などはこれからずっと聴き続けていけそうな名曲になりそうです。 |
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長谷川孝水/日々の泡 安井かずみ、早瀬優香子、カヒミ・カリイなど、今思いつくだけでもフランスに魅せられた日本人ミュージシャンは多い。というかフランス人が言うところの映画・空想の中のフランス、そしてパリが好きですね。かく言う僕もそんな中のひとりですが、このアルバムの作者・長谷川孝水さんもそんなフランスに魅せられた日本人なかのひとり。シュールな歌詞にジャジーな楽曲はクレプスキュール どを多分に意識したであろう、スノビズムな世界。こんな作品が84年にひっそりと録音されていたことを考えると強ち80年代の日本のミュージックシーンも捨てたモノじゃないと再考させられるような1枚でした。 |
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Softlightes/Say No! To Being Cool.Say Yes
To Being Happy 今、巷で話題独占のUSポップバンドの傑作アルバム。ご多分にもれずはまってしまいました(笑)。アコースティックなソフトロックサウンドにキャッチーな電子音の組み合わせが最高な1枚。どの曲も最高で今年のベストアルバムになることは間違いない傑作ですが、アルバムの先行シングルになった"Heart Made Of Sound"のPVがもうたまりません。ウォレスとグルミットなんかにときめいた方なら卒倒モノのストップモーションムービーで、制作者はおそらく気の遠くなるような苦労をして作られたのだろうと思います。でもその苦労はおそらく世界中の良識ある人々の笑顔に変わっていることでしょう。今回はそのPVを視聴下さい。 |
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Jim Porcella/Sneak Preview マレットヘアーが決まった(笑)白人ジャズボーカリストのファーストアルバム。他のアルバムでもA.C.ジョビンのカヴァー集を出していたり、ブラジリアンなナンバーで結構いい曲を残している人です。ボーカルのスタイルとしてはメル・トーメ風のクルーナースタイルで彼もカヴァーしていたケニー・ランキン"Haven't We Met"をこのアルバムで歌っています。メル・トーメのバージョンはオーケストラも入ったやや大味なアレンジでしたが、ジムのバージョンはピアノトリオ+ボーカルのタイトな編成で個人的には断然こちらの方が好きです。このアルバムでは他にもDJの方が好みそうなアフロキューバンな"St.Thomas"なども格好いいです。 |
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Joelle/Bossaminova Blogの方でも書きましたが、去年手に入れたレコードの中で一番嬉しかった1枚。タイトル通りジャケの女の子が辿々しい声で歌うフランス語のボサノヴァ。まずジャケが良い!B級ネオアコのジャケットを思い起こさせるシンプルな2色刷。もちろん音の方も最高で、この手のアイドル系ボッサにありがちなリズムだけボサノヴァになったボサノヴァ歌謡のようなノリではなく、どちらかといえばジャズミュージシャンが演ったボサノヴァといった感じのイージーリスニング的な雰囲気が彼女のキュートな歌声にマッチしています。最後はLes CheriesをバックにTristeza風のラ・ラ・ラコーラスで完全にノックアウトされました。 |
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Diane Marino/On The Street Where You Live USのマイナージャズボーカリストの04年発表のセカンド。ファーストでも多くのブラジリアンチューンを取り上げていますが、今作でもA.C.ジョビンの作品を4曲も取り上げていて相変わらずブラジル好きな女性シンガーであることが伺えます。そんなブラジル好きの彼女のアルバムの中でもとにかく最高なのがドリ・カイミの"Toucans Dance"のメロウなカヴァーです。「何が最高なのか?」って、全部最高なんですけど、この曲の間奏部分のサックスとピアノのソロメドレーが最高なんです(笑)。徐々に盛り上がってくる展開・この上ない泣きのメロディライン・繊細かつ躍動感溢れる演奏、かなり個人的な趣向に走ってしまいましたがあまりに自分の理想的な名演なので暴走してしまいました(笑)。試聴は間奏まで入ったロングバージョンにしましたのでぜひお聴き下さい。 |
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Benoit Mansion/Du Bresil dans les Oreilles 「こんなのがあるなら、もう古いレコード漁らなくても良いんじゃないか」と考えさせられるような去年出会った最高のアルバム。ベルギー出身の彼がブラジル音楽に恋いこがれて録音したこのアルバムは差詰め同じベルギー出身のGuy Cabayの兄弟盤と行ったところでしょうか。全編に渡ってフランス語で歌われる素晴らしいボサノヴァやジャズのオンパレード。このアルバムがあればPaul LoukaもMarius CultierもDany Brillantもいらない的な完璧なフレンチのアルバムです。"L'Amour L'Apres-midi"、東京の素敵なカフェに捧げます。 |
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Rosie Brown/Clocks And Clouds 現在までに2枚のアルバムを発表しているイギリスの女性シンガーソングライター。以前、organ b.webの方にレコード紹介を書かせてもらったことがあって、そのときにも紹介しているのですが、今回Rumorに収録させてもらったということで再度のご紹介です。個人的にヴァシュティ・バニヤンとかニック・ドレイク、以前このサイトでも紹介したことがあるチューダー・ロッジのようなUKのフォーク・トラッドみたいなのが好きでこの人を初めて聴いたときもそんな感じがパッと思い浮かびました。とにかくこのアルバムに収録されている"Sunray"という曲が好き過ぎて、どう説明してしていいのかわからないのですが、「流行や格好に捕らわれず良質な素材を手間暇かけて真面目に作り上げた、職人気質的な音楽」といった感じです。こう書くと少し難しい感じに聞こえるかも知れませんが、一言で言えば「本当の良質なフォークソング」なのでぜひ一度お試しあれ。 |
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Hilde Hefte/Hilde Bossahefte チェット・ベイカーやビル・エヴァンスの作品を取り上げたアルバムを発表しているノルウェーの女性ジャズシンガーが全編ボサノヴァを取り上げたアルバム。ノルウェー語で歌われる"chega de Saudade"や"So danco Samba"などはオーソドックスなスタイルのカヴァーながら言葉が違うだけで非常に新鮮な印象でボサノヴァ好きの方なら一聴の価値がある好カヴァーになっています。そんな中でも個人的に好きなのが彼女のオリジナル曲である"Liften Fugl"です。「チキ・ポン」なんて言うお茶目なかけ声を用いた彼女の歌声とクールなエレピの演奏の対比が絶妙な空気間を作り出している北欧産らしい透明感のあるボサノヴァで素晴らしいです。 |
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Jan Tober-Ron Satterfield/As Long As There's
Music サンプラーCD、Rumor Vol.5の発表と連動してこちらの方も限定的に復活いたしましたので、どうぞよろしくお願いいたします。ということで復活1枚目はカリフォルニアのローカルレーベルからリリースの極上ソフトロックなこのアルバムです。おそらく当時恋人同士であったであろう男女二人のユニットなのですが、冒頭のチック・コリアの人気曲カヴァー"What Game Shall We Play Today?"から彼らの美しい掛け合いボーカルで歌われる至福のジャズボッサナンバーに仕上がっています。他の曲もバラエティに富んでいて素晴らしいく、トリステ・ジャネロ風のソフトロックが好きな方ならド真ん中な1枚ですよ。お花とてんとう虫をあしらったジャケットもこれからの季節にピッタリです。 |