嵐の前だと人は言います

絡みつくような 熱い空気・・・

この風は水を含んでいます


南の町では雨が降り始めたと・・・

わたしの町には爪痕を残しても

北までは辿り着けない嵐です

あなたの町には辿りつけない嵐です



女は何故 幸せから逃げ出すのでしょう?

愛しているのに手放すのでしょう?

抱きしめられれば幸せなのに

幸せに甘んじては嵐には立ち向かえない

二人に慣れたらひとりでは立ち向かえない

立ち向かえないことが怖いからと

女は愛を手放すのでしょう








大きな台風が来るそうです

南の町ではもう雨が降り始めたと・・・

この嵐 ふぅの大切な人の町までは辿り着けません

途中で消滅するでしょう・・・

ふぅの愛も あの人の町までは辿り着けず

かといって消えもせず

自然の脅威 台風よりも強烈な執着を見せています (^^ゞエヘヘ