お部屋の片づけをしていたら 編み残しの毛糸がひとつ出て来ました

  柔らかく 軽く あたたかい・・・  特殊な糸なんです

  まるでボタン雪のようなフワフワとま〜るい毛糸玉・・

  想い・・と云う繊維で縒りあげた 幸せの糸です

  あの日のまま 時が止まれば 幸せのまま居られた・・

  そんなことを 考えながら・・・

・:*:・∴.:*:・’°・:*:・∴.:*:・’°・:*:・∴.:*:・’°・:*:・∴.:*:・’°・:*:・∴.:*:・’°・:*:・∴.:*:・’°  

「ボタン雪」

やわらかな 大きなボタン雪ひとつ

手の中でフワフワと 楽しげに転がって・・

あなたはまだ 知らないのね?

あの日の愛が 終わったことを・・・


一年に一度だけ

愛を告げても いいと 云う日に

あの人に届けたくって編み上げた わたしの想いを

あの日のままで 覚えてる・・

手のひら一杯の  ひとつぶだけのボタン雪


春が過ぎて 夏が訪れ

日差しを忘れた腕を 太陽にさらして・・

それでも溶けない ボタン雪ひとつ

北の国でも 夏かしら?

時の止まった ボタン雪ひとつ・・・


この子をどこへ 届けましょう?

 

・:*:・∴.:*:・’°・:*:・∴.:*:・’°・:*:・∴.:*:・’°・:*:・∴.:*:・’°・:*:・∴.:*:・’°・:*:・∴.:*:・’°  

 

  ふぅは 今 ボタン雪ひとつぶ  抱きしめています(^^)