| フジウェイさんの家(愛知県江南市) たっぷり時間をかけてつくった、納得の先行情報配線住宅 |
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突然のありがたい話 1998年の10月末、その話は突然やってきた。奥さんの父親から、「所有している畑の土地を分けてあげるから、そこへ家を建てたらどうだ」とい う提案があったのだ。はじめはピンとこなかったフジウェイさんも、じっくり考えてみると「これはいい話だ、是非ともそうさせて欲しい」と思った。 やはり、実家に近いということは、奥さんにとってとてもいい条件であり、なにより土地が安く買えるということがありがたかった。その分、建物に費用がかけられる。その上、小学校やショッピングセンター、病院などに近く、周辺の環境がとてもよい。 農業振興地域の宅地化に伴う手続きは、約1年という、多くの時間と費用と労力を使う、大変な作業だった。しかし、あとから考えてみると、その分家づくりのプランに時間をかけられたともいえる。 もともと中古住宅、または建て売りを考えていたフジウェイさん。土地を安く入手でき、思いのままに自分たちの家を建てられると、夢は一気に膨らんだ。 さあ!家づくり 家づくりのための情報収集は、住宅雑誌やホームページなどを閲覧した。その上で、住宅展示場や知り合いの建設会社に行き、自分たちのニーズに合っ たものを選択した。建て売り物件や、オープンハウスの見学は、間取りや設備を考えるのに、大変参考になった。また、時折入るチラシをチェックし、地元の建 築会社を訪れた。 ある工務店の建築現場では、建設中の2x4工法住宅を見学した。確かにパネル工法は、十分な強度があると納得できたが、フジウェイさんとしては、あまり良い印象を持てず、自由な間取りが設計できる、在来木造軸組工法を選んだ。 そこで、木造軸組工法を得意とし、地元での実績が十分あり、評判の良いKHK(ケー・エイチ・ケー)に決めた。KHKは、自宅に近くて便利な上、 設計士兼の営業さんの対応が大変良かった。また、自社にプレカット工場を持っているためか、比較的手頃な価格で、希望通りの家を建てることができそうだ。 フジウェイさんは、40坪以上の家を希望し、以前大手ハウスメーカーで検討したが、予算に合わなかったのだ。 KHKの家は、木造のハウスメーカーの仕様と比べてもほとんど遜色がなく、一級建築士でもある営業の専門的な知識や熱意のもと、納得いくまで話し 合いができた。ハウスメーカーの場合、設計士とは営業を介して打ち合わせするなど、なかなか十分な打ち合わせができず、思い描いていたものとくい違うと いったケースがあるそうだ。KHKでは、工事に入ってからも営業の段取りが良く、スムーズに工事が進んだ。 住宅情報配線 フジウェイさんは、数台のパソコンを持っていて、全てLANネットワークで繋がれている。「家を新築する時は、各部屋にLANコネクタを付け、 100baseTXネットワークを組みたい」そう考えていた。ネットワークについては、今はちょうど過渡期と言え、どう将来を予想し、どんな設備をすれば いいのか悩むところだった。 LANケーブル、電話、TVなどを各部屋に配線したい、しかし将来、FTTHが現実になった場合、屋内ネットワークはどうなるのか…。無線LAN や電力線ネットワークということも考えられ、そうなるとネットワークの先行配線は無駄になるとも思えたが、LAN配線とCD管の先行配線を行った。それに 加え、スピーカー、アンプの配線を壁や天井内に納め、スピーカーを天井に取り付けた。部屋は広く、すっきりとして見た目も美しい。 住宅情報配線については、専門のホームページに書き込まれた体験談や記事などを参考に情報を集めた。KHKの営業も、さすがに情報配線については 詳しくなく、KHK専属の電気工事会社を紹介してくれた。この配線工事費が思いのほか高く、躊躇した。そこで、配線工事を自分で行いたいと電気工事会社に 話したところ、快く了解してくれ、その後も親切にアドバイスやフォローをしてくれた。 情報配線のコンセントは、計8ヶ所で、将来、オール電化にすることを考慮し、 キッチンにIH用電源を設置。コンセントや照明のスイッチなどの位置を決め、図面化した。ひとつひとつ、機種や配置を自分で決めるのは大変な作業だった。 KHKと打ち合わせし、電気工事の日程にあわせ、配線工事を行った。電気工事会社の人は、現場でもフォローをしてくれ、大変助かった。しかし、一 番助けてくれたのは、一緒に配線工事を行ってくれた、フジウェイさんのお父さんだったかも知れない。「一人じゃあんなにスムーズにできなかった」と感謝し ている。 ホームページの活用 情報配線について、ホームページから様々な情報を入手したが、家中の設備を選び出すときも、メーカーのホームページを活用した。製品ごとに各社の カタログを入手し、比較検討するのは、膨大な時間と労力を費やす大変な作業だ。しかし、ホームページ上でメーカーを選択し、カタログを請求すれば数日で届 くため、次々と設備を選んでいくことができた。 選んだ設備で特に気に入っているのは、ポーチ、玄関、トイレ、2階の階段ホールのセンサー付きライト、そして、自動で流れるトイレ。浴室に乾燥機付きの換気扇を取り付けたが、乾燥機は必要なかった。冬は、洗濯物をリビングに干せば、湿度も上がりちょうどいい。 希望の家を実現 フジウェイさんの家は、大きくゆとりのある部屋、広いバルコニー、収納が多くて使いやすくすっきりした部屋…、そんな納得のいく間取りを実現した。土地を有効に使うため、総2階に近い形とし、庭を広くし、外観のデザインよりも、間取りを重視した。 採光が十分に取れるよう大きな窓を配置し、風通しも良くした。なにより広くて気持ちのいいリビングを希望し、LDKはひとつの空間で、対面キッチ ンにした。廊下の面積を小さくするなど、効率的に間取りを構成し、12帖のリビングと、洗濯物や布団をたくさん干せる広いバルコニーを確保した。 その他、こだわったのは、キッチンや洗面台、風呂など、水回り設備を標準の一回り大きいサイズを採用したこと。オープンハウスを見学して感じたこ とで、水回りは作業スペースを広くとると、使いやすくて便利なのだ。住む人が積極的にかかわって建てられたオープンハウスを何十軒も見学したことは、大変 勉強になったが、イメージ先行のハウスメーカーなどの展示ハウスは、あまり参考にならかったという。 とにかく使いやすい家を目指し、吹き抜けのリビングや凝った外観のデザインなどには興味がなかったフジウェイさん。その分、部屋の数を増やしたり
情報配線などの設備をしたかった。関係者にも恵まれ、土地の手続きに時間がかかった分、じっくりと納得のいく家づくりができた、と満足している。 ●フジウェイさんのホームページ |
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| 将来分割して使う予定の広い子供部屋 | 情報配線コンセント | カメラ付きインターホン |
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| 訪問者を確認できる便利なモニター | センサー付きポーチライト | 玄関ライト用センサー |
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