レポート 2006,9,26
第18回 心の問題が経営の足を引っ張る”ストレス社会”
日常課題になった”従業員”の心のケア
【心の問題が経営者の話題に…】
様々な業種や規模の企業で『従業員の心の問題』が話題になっています。それは、つい先日まで元気に働いていた人材が、急に自分の中に“閉じこもる”かのように、心を閉ざしてしまうケースが増えたからです。
最悪ケースは出社拒否ですが、そうならなくても仕事の質や能率は大きく害されてしまいます。
【話題にならないところでも問題が…】
しかも風邪引き程度の軽症でも、たとえば報告をしなくなるとか、仕事の改善意欲を失うとか、結果として深刻な“問題”を引き起こしてしまうのが、心の問題の特徴なのです
能力がないわけではないのに、どうも働きが悪い…、そんな人材がいたら、心の問題を疑ってみる必要があるかも知れません。
【医学的にも解明途上?】
ただ、簡単に対処できないのも心の問題の特徴です。ケア(世話)に励んで、かえって問題を悪化させてしまうケースもあるからです。しかも心の問題は、必ずしも医学的に解明されたものばかりではなく、科学的療法も確立されているわけではないのです。
【マネジメントとしての対応】
心の問題に対処するには、心の問題自体の理解が大切ですが、そのためにはたとえば“経営者の皆様が経営の窮地に至った時、誰とも接したくないように、人材は過大な刺激の前で心を閉ざしているだけだ”という自己体験に置き換えた検討が必要です。対処法も見えてくるからです。
とにもかくにも、刺激が多すぎる現代では、ちょっとしたストレス追加で心が壊れる人材が、決して少ないとは言えないのです。
しかし企業は病院ではありません。どこまで心の問題に対処するか、限界を決めましょう!
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