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 アマゾン・アートペーパーは、世界最大の熱帯雨林を保全しながら、貧困状態にある地域住民の生活を向上させるために生み出されました。
南米アマゾン地域には、さまざまな良質の繊維を含んだ植物が繁茂しており、アグロフォレストリーといった森林管理型農業にも繊維植物は有効ですが、それらは未利用のままでした。

 また、アサイやココナツなどは食用として栽培されていますが、利用された後の廃棄物が多く出ることからその利用が模索されてきました。
アマゾン・アートペーパーはそのような未利用の繊維や廃棄物から得られる繊維を材料として生産されています。

 現在はCuraua(クラワ:Ananas electifolius)が主原料として使われています。
 クラワは、熱帯性のパイナップル科の植物で、実は食べられない代わりに、その葉に良質の繊維が含まれており、古くから先住民がカヌーや家畜をつなぐロープに用いていました。近年、天然素材を用いた工業製品の開発が進む中、天然ゴム樹脂と組み合わせて、自動車の内装材などに加工されていますが、その「細くて強い」性質からは、「薄くて強い」良質の紙が生み出されます。

 また、ウルクンやサフランなどの天然染料を用いてさまざまな色の紙が生み出されています。さらに、いろいろな繊維を組み合わせることによって、アマゾン特有のユニークな天然の紙が出来ています。

 これらの紙は、日本の紙漉き職人の指導を受けた現地の人たちが一枚一枚丁寧に漉いています。多くの途上国の紙が「溜め漉き」なのに対して、このアマゾン・アートペーパーは日本特有の和紙技術である「流し漉き」を用いているため、表面が滑らかで、接着剤などが入っていなくても十分に強く、100%天然の良質な紙となっています。

 

 

Curaua  (クラワ:アマゾン熱帯雨林に生息するパイナップル科植物の葉の繊維を利用)

Curaua with Acai (クラワとアサイ:アマゾン河流域の湿潤地帯によく見られる椰子の一種)

Curaua with Coconut Shell Fiber クラワとココナツの殻繊維)
Curaua with Urucum (クラワとウルクン:赤い木の実から取れる染料)
Curaua with Safran (クラワとサフラン)
Curaua with Miriti (クラワとミリチ:椰子の一種で、葉の茎の部分は伝統的なおもちゃ作りに使われる)

 

Amazon Paper
www.amazonpaper.com.br

Bolsa Amazonia
Universidade Federal do Para- Setor Profissional, Casa do POEMA,
Caixa Postal 8606, Belem, Para, BRASIL- 66075-900
URL: http://www.bolsaamazonia.com.br/r


AMAZONPAPER

  • JBNは、アマゾン地域で活動するPOEMA計画の日本の正式なパートナーとして活動しております。1999年11月に日本でPOEMAとの共同のシンポジウムを開き、バイオマス産業社会ネットワークを設立しました。同時に、日本での様々な小規模な地域に根ざした産業の視察を行い、その中からAMAZONPAPERプロジェクトがスタートしました。2000年8月9月には、日本から専門家を派遣し、紙漉きワークショップを行い、2002年4月にはブラジルから現地責任者を招聘し技術研修を行っています。現在は、JICAとPOEMAのプロジェクトへと発展し、ブラジル国ベレン市に小規模手工業モデル工場が建設されました。そして、2003年よりAMAZONPAPERの販売を開始しております。
    現在は、JICAや金刺専門家の浮浪雲工房、ヨーロッパの関係機関と、プロジェクトが進み発展しております。
    JBNとしての直接的な活動は現在、一段落し、AMAZON PAPERプロジェクトの宣伝、マーケティング面で間接的にフォローアップしているのみです。

 

ワークショップ・紙漉きプロジェクトについての説明
2000年プロジェクト開始のときのレポートです。 

POEMAと紙漉き :JBN 福代孝良
  POEMAとJBNのワークショップ開催までの経緯
  なぜ、アマゾン・POEMAで紙漉きか?について報告しています。

アマゾン紙幻想:専門家 金刺潤平
  2000年ワークショップの技術責任者によるワークショップの報告


JBNプロジェクト一覧および・POEMAに関する過去の報告等はこちら。

 

過去の活動報告


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