★Columns about Chinese Cinemas★ 

電影的袋小路

中華電影の重箱の隅をつつき、どつぼにハマってさあ大変♪収拾のつかないままもとはしは途方にくれる…。というミニコラムの嵐である。
ネタができたら次々更新。

○香港(中華)明星では、いったい誰がいちばんお茶の間に浸透しているのか?

 中華明星迷をやっていて、一般の方々によく言われるのは、「香港の俳優ってジャッキー・チェンしかしらないから、誰が誰だかわかんなーい」ということ。まぁ、しょうがないよねぇと思う一方、じゃあパンピーの方々にいちばん馴染みのある明星って誰なんだ(金城くんのぞく)?との疑問も湧いた。そんな時、我が親友(非香港電影迷)がしてくれた話。

『英雄』公開前、ジェットことリー・リンチェイをTVで見た彼女の母はこう言ったそうだ。
「ねーねー、この人確か、こないだ薬師丸ひろ子のドラマに出ていた人じゃない?」 
さかのぼってレスリーの死が日本のワイドショーで報道された時、やはり彼女の母は「こないだ薬師丸ひろ子のドラマに出ていた人でしょ?」とのたまわったという。それを聞いたワタシは思った。

 …なるほど、日本でいちばん認知されている中華明星はイーキンか。っておいおい!! 

 ところでワタシは両親を始め親戚縁者にはちゃんと香港好きであることをカミングアウトしていて、ちゃんとトニーが好きだと言っているのにもかかわらず、両親にワタシはレスリーファンだと思われている。確かにコンサートに行ったよ。でもそれだけで追っかけと思われてしまったのよ…とほほー。こう見るとやっぱ日本でいちばん認知されている中華明星はレスリーになるのね。―合掌。(以上03/09/20)

もとはし、魂の叫び(笑)―そんなに英語が偉いんか?

 問題。周迅、劉Y、章子怡、この3人の中国明星に共通するものは?…正解は、カタカナでの名前表記がちょっと変ということ。周迅はピンイン発音から書くなら「チョウ・シュン」、劉Yは「リュウ・イエ」、章子怡は「チャン・ツーイー」となるはずなのだ。でも日本ではジョウ・シュン、リィウ・イェ、そしてチャン・ツィイー…。中国語で育った人間には、ピンイン表記を英語読みされるほど違和感を抱かされるものはない。そんなに英語が偉いんか?英語読みが正しい読みとは限らないんだぞ中国語は!…いや、実は私も未だに英語学習者ではあるけどね。もっとも「張(Zhang)」を「チャング」と書かれないからまだいいのかなぁ…。
 「張」ついでに北京語と広東語の読み方についても。皆さんは、「チャン」派ですか?それとも「チョン」派ですか?レスリーにしろマギーにしろセシリアにしろ「張」は「チャン」ですね。なぜか学友さんだけ「チュン」だけど、それは成龍さんとの区別のためですよね。北京語学習者もとはしは断然チャン派。だから某P社が頑なに広東語読みにこだわってたのは「どーかねー?」と思ったもんだった。そうだ、同じ「周」でもユンファは北京語読みの「チョウ」で星仔は広東語読みの「チャウ」、「梁」だとトニーは英語読みの「レオン」、ジジは広東語読みの「リョン」。これも不思議だわ。…まぁ、慣れたからいいけどね。チョウ・シュンもリュウ・イエもチャン・ツーイーも英語読みに慣れなきゃいけないのかなぁ。(
以上03/08/23)

○小ネタ中の小ネタ、その1。だからなんだと言われても困るが、

『ブエノスアイレス』に影響を受けて『風と樹の詩』を読んだ。世界…もとい、岩手の果てに行った。岩手の果てとは種市町という沿岸北部の町である。しかし残念ながら灯台はなかった。
☆『中華英雄』と『X-MEN』の山場はとってもよく似ている。ちなみに
『風雲』が『マトリックス』の先を行ったように、先に作られたのは当然『中華英雄』である(日記ネタ)。
☆韓国映画『黒水仙』で久々に再会した名優アン・ソンギ。ストーリーの鍵を握る重要な役柄で、若い頃から老け役までこなして大活躍。しかし、若い頃の役がトニーそっくりだったってのはどーゆーこと?

○『楽園の暇』…もとい『楽園の瑕』と“萬画の王様”(日記ネタ)

もとはしの敬愛するマンガ家の一人に石ノ森章太郎(1938〜1998、宮城県中田町出身、代表作は非常に多数のため省略)がいる。物心ついた時から彼の生み出した特撮ドラマのヒーローや学習マンガに囲まれて育ったせいか、多分生まれて初めてその名前を覚え、惚れこんだマンガ家である。キャリアが少女マンガから始まったということもあり、ワタシにとってはかなり身近で、絵も執筆当時としてはスタイリッシュだしストーリーも読ませるし、作品にサイバネティックスやクローン技術などを取り入れるという先見の明もある。
 前置きはこれくらいにして、昨年の夏、駅から片道9kmの道を歩いて中田町にある「石ノ森章太郎ふるさと記念館」に行った時の話。60年の氏の生涯を追いながら、昔の特撮ドラマやアニメ化作品のグッズなどもディスプレイされていて懐かしかったり「へー、これってこんなんだったっけ?」と改めて気づかされたりしていたけど、ガラスケースに入った色紙の一つの言葉の前で、ワタシは立ち止まってしまった。

『旗靡かず 風無し 揺らぐは人の心なり 金庸 東邪西毒

 だぁぁぁ、ショータロー!なんだこの言葉は、どっかで聞いたことあると思ったら『楽園の暇』ぢゃなかった『楽園の瑕』のモノローグじゃないか!よりによって手塚治虫御大の“漫画の神様”に対応して“萬画の王様”と呼ばれる氏を、ココロの中でラストネームを呼び捨てながら驚愕するもとはし。観たのかショータロー、『楽園の瑕』を?どー思ったショータロー、あの話を!?
 …もし彼が生き返って、ちょっとでも話を聞けるチャンスがあるとしたら、ワタシは未完に終わった作品の結末よりもなによりも、『楽園の瑕』の感想を聞きたい。そんなこと考えるのはきっとワタシだけに違いない。
 ところで以下余談。もし彼の代表作が《改造人第九号》とかなんとかいって香港で映画化なんかされちゃったら(笑)、主演は是非謝霆鋒くんにしていただきたい。一時期前髪が似ていたのでニコならできるな!と思ったのよ。んで原作で登場する純粋中国人キャラは是非体型が似ている曾志偉さんに(笑)。アニメの広東語吹き替えも彼にやってほしいほどそっくりだと思うので。監督は劉偉強さん、動作指導は元奎さんを希望(爆)。ついでにもう一つの、今や若手俳優の登龍門と化したあの人気シリーズの香港版はイーキンかひこそを主演でリメイクしてほしい。こっちの監督もアンドリューさん希望。ジングルさん(馬楚成)でもいいな。機会があったら両作品に希望する全キャスティングでも書こうかな(おいおい、多分いろんなとこから怒られるぞ^_^;)。

レスリーへの挽歌

(以上、2003/6/2)

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『少林サッカー』とあの人

 家にいる時は時計代わりとして基本的にラジオを流しっぱなしで生活しているもとはしは、 某東京のFM局で朝のワイドプログラム(こっちでは始めの1時間だけ聴ける)を担当しているジョン・カビラ(あの日本×ロシア戦のTV中継でキャスターを務めて叫びまくったことですっかり全国区になってしまった感が…。俳優兼サッカーキャスターの川平慈英のお兄ちゃんとしても有名)が好きである。サッカー好きというのは昔から知っていたけど、映画はデヴィッド・リンチ作品が好きであるらしいから香港ものなんて引っかからないんだろうな、なんて思っていたけど、彼もやっぱり『少林サッカー』には引っかかったみたい(笑)。 4月のある朝、目覚めてすぐラジオのスイッチを入れたらジョンがすごい映画がやってくる!Shaolin-Soccer!と叫んでおり、寝ぼけていた私は「ジョンってば、いったいなにごと〜!?なんでジョンの口からこの名前が出るのぉ?」と焦った。ここで焦ったのは私はこの映画がサッカー映画だということを忘れていたのである(笑)。ま、その雄叫び、結局は特別試写会ご招待の告知だったんだけど、彼はこの映画をいたくお気に召したようで、パンフにもコメントを寄せていたのであった。多謝、ジョン!

『少林サッカー』とこの人

 再びラジオネタ。上のジョン・カビラと同じFM局で番組を持っているスガシカオが、みっちーこと及川光博とお友達関係というのは有名な話。最近、その番組にみっちーがゲストした時の話。そのときのテーマトークが「W杯でどーしたら日本は優勝できるのか?」というネタで、当然といえば当然のように「『少林サッカー』のような技を使えば優勝だ!」というメールが紹介されていた。そのときにみっちー、この映画の話題にさりげなく触れながらこんなことを言っていた。「それでね、必殺技にはやっぱり名前がなきゃいけないよ、だからね、中田だったらキラーパスじゃなくて、“ギャラクティカ・きら〜ん☆ミ・パス!”って言わなきゃ!」…いやぁ、みっちーサイコー(爆)。ところでみっちーとシカオちゃん、ちゃんと観たのかしら『少林サッカー』?シカオちゃんは新曲出たばかりで忙しそうだから観てないような気がするのだが…。
(以上、2002.06.01)


Needing Youでの、キンキーのデスク周り。

 後半の伏線ともなるバイクの写真の切り抜きや、「アルプスの少女ハイジ」が壁紙のパソコンなどいろいろあって、見てて楽しかったけど、その中でもとりわけ私の目をひいたのが壁に掛けてあったロボコンのぬいぐるみ。そう、サミーっていつもロボコングッズを身につけているような気がするんだけど、ロボコンが好きなのかな?数年前に出演した映画でもロボコングッズを持っていたけど…。
 そういえば私、4年前のクリスマスに香港へ行った時、ヤウマティの商務印書館でロボコンのクリスマスカードを見つけてしまって、珍しさに買いまくってしまったことがあるのだ。…もっともそのカード、写真ものではなくイラストのカードだったんだけど、原作者・石ノ森章太郎氏自らが描かれたイラストではなかった…。まぁ、かわいかったから許すが(笑)。ちゃんとライセンスがついていたものだったので、日本でも販売されていたカードだったのだろうか?

ジェネックスコップ2で、この台詞は是非いれてほしかった!

 エイリアン(サム)のハンドルネーム「キムタク(ダイアログでは『木村』)」について、彼自身が言及する場面。香港で観た時はあったのに、日本公開時ではカットされていた…。なんか台詞の内容的にヤバかったのかしら?(詳細を理解するほど私は広東語を理解することができない)香港で観た時はかなり受けたんだけど。「時事ネタだからキムタク&静香が別れないうちに上映されればいいよねー」と友人といいあったのを思い出す。

○この世界に「ン」で始まる固有名詞は幾つあるのだろうか…。

 3月末の職場の、私が所属する課の飲み会にて。自分も同僚も酔っぱらいながら、いろんな話題が展開したのだが、ある同僚がふと「確か『ん』で始まる言葉ってないよな?」と言い、その言葉を受けて別の同僚が「アフリカには「ん」で始まる地名があるけど、それくらいだよなぁ」と言った。その時、私はあることに気がついたので、その話題に紛れ込んだ。
「あのぉ〜『M:I-2』を作ったジョン・ウーって監督、知ってます?彼は中国人で、中国名は呉宇森って言うんですよ、呉服の呉、宇宙の宇に森。で、彼は広東出身だから広東語では
「ン・ユィサム」って読むんですけど、英語名の「ウー」って北京語読みなんですよ。つまり「呉」って漢字、北京語は「ウー」広東語では「ン」って読むんです。固有名詞だけど「ン」から始まる言葉はあるんですよ」などと偉そうに言い、同僚たちをうならせてみた。すると、同僚の一人が私に言った。
「じゃあ、『ジョン』っていうのは名前のどこから出て来たんだ?」
さすがに英語名の由来までは知らないので、説明できなかった…。

○トロさんといえば仲村トオル、仲村トオルといえば野沢尚脚本作品の常連、ぢゃなくて…。

 私が気にいっているものの一つに、イギリスの絵本作家、ルーシー・カズンスが生み出した白ねずみのメイシーがある。小さなお子さんをお持ちの方ならわかると思われるが、原色のバックに大胆な描線と書き文字でシンプルに描かれる絵本が有名な、あの「メイシー」である。ちなみにメイシーは女の子だそうだが、それを知ったとき、私はかなり衝撃を受けた。(オーバーな…)
 ところで私が思い入れているのは絵本の方じゃなくてたまたま早く帰宅した時にNHK教育で観た5分間のアニメ版。有名な話なのだけど、あのアニメは仲村トオル(以下「トロさん」)がナレーションを担当しているのだ。メイシーが画面に登場すると「やぁ、メイシー、今日は何して遊ぶの?」と彼女に呼びかけ、彼女は言葉にならない言葉(スマン、本当は言葉なのかもしれない)で答える。そのトロさんの口調がいつも聞きなれているのと全く同じ、淡々としていて時にぶっきらぼうなので、時々「いいのか、ねずみだけど子供相手にそんなにフツーで!君もいさ子の夫でパパなんだろう?もうちょっと喜ばせてあげてもいいのでは?」と心配してしまう(笑)。
 …ここまで読まれて、これのどこが電影話やねん、と思われるだろう。いや、本題はこれから。
ある日、何度目かの
『東京攻略』を観ていた時、画面にトロさんが登場したらふっとこのことを思い出してしまった。−そういえば、この映画でトロさんをフィアンセにしたケリーの役名はメイシーじゃないか!そう気づいた一瞬、私の頭の中にはアニメの「メイシーのテーマ」が流れてきて、ケリーと並ぶトロさんが彼女に、ナレーションの口調で「どうしたのメイシー?」と呼びかけ、それに対してケリーが「○×★△※!!(注・メイシー語。言葉にならない言葉)と答える会話が展開してしまい、一人で大受けしてしまったのだった…。すんまそん、しょーもなくて。
(以上2002.05.19)

 

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