(降籏志郎 著)

 

H14年6月1日初版発行 皓星社 刊 

定価800円(税込)         

(両表紙 本文三色刷 ブックレット)

 

 

  この本は、スクールカウンセラーとして、心理臨床家として、地域や学校で感じ取って支援してきた長い道程から生まれ出てきました。語りかけるようなとても優しい温かい本に仕上がりました。

 お父さんお母さんからも、高校生からも読まれ、この冊子が1つのきっかけになって、お互いに対する人間的理解が深まり、一層活き活きとした御家庭になり、御家族おひとりおひとりのダイヤモンドがますます輝いて現れてこられたら幸いです。

 高校生や高校生をもつ親御さんだけでなく、これから高校生になる中学生やその親御さんにも是非お読み頂き、これからの生活の参考にして頂ければと思います。

 

 

 

  * 推 薦 者 よ り *

 

目白大学特任教授

 黒沢幸子先生

 〜優しい「語りかけ」に導かれて〜

 多くの情報、多くの出版物、多くの言葉が、高校生の周りにも、その保護者の周りにも満ち溢れています。お説教、お小言なら、もういらないと言いたい。理屈、抽象論は心に届かない。高校生なら、それらを聞く耳を持たないでしょう。保護者なら、それらは結局、自らの指針にはならないでしょう。そうではなくて、欲しいもの、私たちが欲しているものは何でしょうか。どんな言葉なら、自然と心に染み渡るのでしょうか。もしそれが、それを語る人の体験と感性を通ってろ過された、澄んだ言葉による「語りかけ」であれば、それを浴びるのはきっと心地よいものに違いありません。

 この本『高校生へスクールカウンセラーから 高校生のお父さんお母さんへスクールカウンセラーから』は小さな本です。しかし、多くの言葉が費やされた分厚い本よりも、広がりの大きな本かもしれません。降籏さんの、スクールカウンセラーとして、心理臨床家として、地域で学校で、ひたすら子どもたちと同じ目線の高さでものを見、その心を感じ取って支援してきた長い道程から生まれ出てきた「語りかけ」が、ここにはあります。著者降籏さんの言葉は、読んだ方々の中に、この「語りかけ」に呼応して、その方にとっても続きの物語が、具体的な行動の形で、きっと描かれるにちがいないからです。この本は、わかりやすく生活に根ざした言葉で、子どもたちはこんなふうに感じているよ、お父さんお母さんは、こんなふうにしてみたら何かが少し良い流れになってくるんじゃないかなと「語りかけ」てくるのです。その「語りかけ」は、ちょっと茶目っ気があり、人間愛に満ちたユーモアのセンスで読む人を安心させてくれます。

 

 

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