6 おしゃべりボックス
  「大阪名物、吉本新喜劇




 
ホタル(執筆者)

 「ごめんください」 「どなたですか?」

「隣の家の桑原です」 「お入りください」

「ありがとう」 

桑原 和男(くわばらかずお)が、ドアの前に立ち、

これを一人で言うと、出演者全員がこける。

これが吉本新喜劇の、定番ギャグである。

また、大男の島木 譲二(しまきじょうじ)が舞台に登場すると、

「熊や。死んだふり、せい」と誰かが言い、

皆がそうっと死んだふりをする。

こんなふうに一人のギャグに、全員が協力するという

チームワークのよさは、昔からの吉本新喜劇の特徴だ。

個性のきつい面々が、それぞれのギャグを持っていて、

何をするのかわかっているのにおかしい。

涙と笑いで感動させるのが「松竹新喜劇」なら、

ボケとつっこみで子供まで笑わせるのが「吉本新喜劇」である。

 子供の頃、週末のお昼は、家でテレビの吉本をみながら、

家族でお好み焼きを焼くのが楽しみだった。

関西で生まれ育った人は、日常会話に自然とボケとつっこみが入り

漫才を聞いているみたいだと言われるが、

小さい時から鍛えられているせいだろう。

その一端を担ったのが、吉本である。

平 三平(たいらさんぺい)、岡 八郎(おかはちろう)、

花紀 京(はなききょう)、船場 太郎(せんばたろう)、

山田スミ子(やまだすみこ)、谷 繁(たにしげる)、

間 寛平(はざま かんぺい)、木村 進(きむらすすむ)、

原 哲男(はらてつお)、チャーリー浜(はま)、

桑原 和男(くわばらかずお)などが活躍した。

皆さんは何人思い出されるだろうか。

世代交代を繰り返しながら、現在も大人気である。

 その吉本新喜劇の本拠地は、

大阪千日前の、なんばグランド花月(NGK)だ。

先日私が行った日も、満員だった。

先に漫才と落語があり、最後に新喜劇が始まる。

この日の座長は、内場勝則。

他に島木譲二、中山美保、島田一の介らが出演した。

笑いっぱなしの3時間だった。

 なんばグランド花月は、1階が吉本グッヅ満載のおみやげ屋。

2階が劇場である。

漫才を見ながらお弁当を食べるなら、

お茶付きの花月弁当(1500〜2000円)がある。

おみやげは皆吉本のキャラクターが書いてある。

お菓子、文房具、携帯ストラップ、ぬいぐるみ、カップなど種類も豊富。

面白い物では、はりせんチョップのはりせん、

島木譲二のポコポコヘッドの灰皿、

まんまちゃんグッヅ、ギャグを喋るキーホルダーなど。

大阪のおみやげにはぴったりだ。

是非、生の吉本を見て、大阪パワーをもらってきてほしい。



 開演時間は、平日12時と15時、

土・日・祝日は9時45分、12時45分、15時45分。

チケットは前売り3500円、当日4000円。

子供と障害者割引はない。

チケットぴあで、1ヶ月前から発売。

1週間前からは、吉本じゃんじゃんデスク(電話 06 6641 1777)で電話予約ができる。

お問い合わせは、
なんばグランド花月(電話 06 6641 0888)まで。

なんばグランド花月ホームページ

http://www.yoshimoto.co.jp/ngk/index.html




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