700年の伝統と歴史

質屋の歴史は長く、今日まで約700年の伝統があり、庶民の金融機関として、
親しまれ現在に至っています。
皆様が、店頭に持って行く品物(「質草」という)の移り変わりを申しますと

1800年代  米、武具、諸道具(商売道具)その他

1970年代  衣類、自動巻腕時計、家庭電化品等

1980年代  貴金属、毛皮コート、カメラ(一眼レフ)、その他

1990年代〜 ブランド品、高級宝石類、美術品、新型電化製品

と、以上の様に質草も社会の変化や個人の豊かさに応じて変わってきています。
又、最近では、質屋と販売を兼ねて営業を行っているお店も大変多くなりました。

安心と信頼のシステム

最近リサイクルショップのイメージが強い質屋ですが、本来の質屋の姿はお客様の品物を
お預かりして、それに見合った金額をお貸しする商売です。
持っていった品物を鑑定してもらい、つけられた値段に納得できれば、商談が成立します。
(「質入れ」という)わけです。
程度の良い物や、人気商品、最新型の商品ほど、値段を高くつけてもらえるでしょう。

質入れして、お金を借りた場合、月々利子(この中には保管料も含む)を支払うことになります。
借りたお金に利子をプラスして、返済すれば預けた品物は自分の手元に戻ってきます。
なお、返済出来なかった場合には、預けた品物を諦めれば、借りたお金は返済する必要はありません。
物を預けてお金を借りる、安心と信頼のシステムが質屋なのです。
つまり、一般の金融業者から借りたお金は必ず返済しなければならない、
即ち無限責任を負うのに対して質屋は物的有限責任ですから、貸し金の取り立てや催促が無いために、
利用者にとって、借金地獄にならないのです。
これが、質屋を利用する最大のメリットなのです。

質屋を利用するとき

どこか近所の質屋さんを利用する場合には、一定の条件があります。

※未成年者の利用は出来ません。

※初めて利用する場合には、必ず「身分を証明するもの(運転免許証、健康保険証、外国人登録証など)」  が必要になります。

※所有権の無い物、法令で所持が禁じられているものなどは質入れ出来ません。

その他、あまりにも程度の悪い物や、車など、お店によっては質入れの対象にならない物もあります。
利用する際、電話等で問い合わせるのが良いでしょう。


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