「星条旗の聞こえない部屋」 : リービ英雄
1992年2月5日発行 : 講談社
横浜の領事館で暮らすベン。ある日彼は旅立った。
父を、祖国を、そこに残して。新宿へと、自分を探しに。
1960年代の新宿、早稲田界隈の雰囲気を著者
の実体験をもとに描いた作品。
著者あとがき : 日本人の血を一滴も持たないぼくが、
なぜ日本語で小説を書くのか、はじめて日本に住んだ
十六歳からこの二十数年間、普通のアメリカ人が
カリフォルニアやミネソタにおいて英語で経験する人生の出来事を
-物語の最小単位を- ぼくは桜木町、西早稲田、本郷、高円寺、新宿、東中野という場所において日本語で経験した。