自費出版への道
その4(お手軽出版ドットコム)
新風舎の見積もりは余りにもでたらめであったので、別の出版社を探すことにした。お手軽出版ドットコムはネット上で見積もりが可能で、さらにこだわりバージョンとして、装丁デザインや表紙を自分で作ったものが使え、本文用紙も自由に指定できた。この出版会社が自分が考えた出版に近いと考え、この会社にお願いすることにした。
「鬼押出し熔岩流のナゾに迫る」の見積もりは以下のようである。
流通タイプ = 流通あり 委託配本希望
書籍体裁 = ソフトカバー
本文のカラー = 一部のページのみカラー
本の大きさ = A5
ページ数 = 118ページ
カラーページ = 30ページ
印刷部数 = 1000部
流通部数/お客様納品部数 = 500部/500部
カバー・帯 = カバー有
装丁デザイン = 自分で作る
本体表紙 = アートポスト 220kg 一色刷り
本文 = マットコート紙 110kg 墨一色刷り
見返し = 色上質紙 特厚口
その他 =
オプション = 校正刷り1回
合計金額 = \976,038
「町医者が書いたアレルギーの話」の見積もりは以下のようである。
流通タイプ = 流通あり 委託配本希望
書籍体裁 = ソフトカバー
本文のカラー = 一部のページのみカラー
本の大きさ = A5
ページ数 = 148ページ
カラーページ = 19ページ
印刷部数 = 1000部
流通部数/お客様納品部数 = 500部/500部
カバー・帯 = カバー有
装丁デザイン = 既製型を使う
本体表紙 = アートポスト 220kg 一色刷り
本文 = マットコート紙 90kg 墨一色刷り
見返し = 色上質紙 特厚口
その他 =
オプション = 校正刷り1回
合計金額 = \948,171
すでに原稿データが完成している場合は、
data@otegarushuppan.com宛てに添付してデータをお送りいただくか、直接当社に原稿をお送りください。
原稿は完成しているので、11月20日、CDに保存したPDFフアイルを
〒466-0016 名古屋市昭和区北山本町2-15-2 ブイツーソリューション お手軽出版ドットコム係へ送った。
11月24日校正刷りが送られ、11月27日にそれを返送した。修正点の確認はメールで行い、11月30日に印刷に入った。完成予定日は12月18日前後とのことである。
原稿が完成していれば、一ヶ月以内に本が出来あがるようである。
新風舎の企画出版見積もりは、B6版、176ページ、図版書き起こし、写真スキャン、構成費を含む、カラー口絵2Pで負担金額が2,720,000円、納品予定日が完成原稿受領し編集開始から8ヵ月後であった。私の原稿はA5版でほぼ完成しており、書き直す必然性はまったくない。このようなでたらめな見積もりが出てくるというのは、出版見積もりを書いた社員が私の原稿を読んでいないのではないかと思う。褒め言葉を書いた出版プロデューサーと見積もりを作る社員は別人なのであろう。新風舎は05年度の新刊書籍発行点数は約2700点とのことで、ほとんどが流れ作業のようにして本が作られている可能性がある。見積もりもマニュアルがあり、適当に作っているのではないか。「著者の意思を尊重した本作り」を宣伝しているが、実態はかなり違うようである。
新風舎の問題は最近マスコミにも取り上げられ、インターネットでも不平、不満、さまざまな問題点が指摘されている。