激闘、九十九里浜・砂浜地獄の巻

平成11年4月30日(金) 晴れ

0700起床。朝食、そして、念のため足の修復作業を行う。

0815出発。のんびりとした田園風景の中を歩むことしばし、また元の国道128号線に戻る。

出発後1時間、足の調子は良く、思いきって今まで外していた靴の中敷を敷いてみる。

おっと、こりゃ絶好調。良い按配じゃ。これで、足裏のマメ問題も解決じゃ。(思いっきり勘違い)

外房黒潮ラインを一路北上し、太東崎に到着。荒々しい断崖は姿を消し、ここからは延々と砂浜が続く。

その名も高き九十九里浜である。ゆるやかな曲線を描く九十九里浜は、どこまでも果てしなく続いていた。

大原太東浜で、海とサーフィンを眺めながら昼食を摂る。

                                

     <大原・九十九里浜の最南端>                 <北に延々続く砂浜>

昼食後、砂浜を歩き出す。砂は足裏にとって最高のクッションとなり、苦痛も無く順調に歩が進んだ。

しばらく歩くと砂浜は一宮川にぶつかり、通称“九十九里ビーチロード”と呼ばれる一般県道に戻る。

この頃から、足裏の激痛始まる。マメが復活し始めた。靴の中敷の効果もあって無きが如き。

これは、一刻も早く砂浜に戻り、楽に歩くことに専念しよう。

九十九里波乗り道路(自動車専用有料道路)を横切って砂浜に出る。おお、待ちに待った砂浜じゃ。

この感触、一瞬楽になった気がした。ところが、これは大きな勘違いであった。

                

                                <九十九里・砂浜地獄>

砂浜は、アスファルトと違い弾力があって足裏には楽じゃが、足首・膝に負担が大きい。

足裏の激痛に足首・膝の痛みがプラスして、最悪の歩行になってしまった。

ペースが遅くなり、目的地と定めていた片貝海岸には、とてもじゃないが届かんな。

これは、宿捜しをする余裕も無く、初野宿決行と決心する。延々と続く砂浜は、テント設営場所には事欠かない。

されば食料調達をするべく、県道に戻ってコンビニを捜すが、全然見当たらない。おいおい、どこにあるんだよ。

日は傾き始め、足の激痛最高潮。歩くこと1時間弱、ようやく見つけたコンビニで食料・水を調達。

あとは砂浜に戻り、強い海風を避けられる適当なテント設営地を捜すだけじゃ。

白里海岸をさまようことしばし、これ以上は日が暮れてテントの設営困難と判断し、砂山に囲まれた場所に決定。

野宿と言う初めての経験に楽しみと不安が交錯。足の激痛に耐えながら、黙々とテントを設営する。

1900、すっかり日が暮れた頃、本日の宿泊場所完成。東の海上には、まん丸お月様。

電気なんか要らない位の明るさ。しかし、まだまだ日が暮れると風が冷たい。火、火が欲しい。

海岸に打ち上げられた木っ端を集めて、一人キャンプファイヤー開始。

火を前に今夜の夕食開始。お月様をつまみに麦ジュース(ビール)を一呑み。こりゃ、最高の贅沢じゃ。

コンビニおにぎりを麦ジュースで流し込んで、本日の夕食完了。寒さも増してきたので、テントの中に。

寝袋の中に身体を沈め、あっという間に熟睡・・・

しか〜し、寝袋で寝てると暑い。大汗かいて、その汗が冷えて寒くなる。これを繰り返しつつ、夜は更けていった。

こうして、疲れと足の痛みを残しつつ、狂歩録第13日目は、終わった。


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