奥州・突進編

杜の都散策の巻

平成11年6月6日(日) 晴れのち曇

本日は、杜の都仙台を散策する。午前中は、今まで溜まっていた雑務を済まし、午後から散策に出発じゃ。

まずは、宿の近くの仙台東照宮に向かう。1654年、伊達家2代藩主忠宗公が創建。

鳥居・唐門・本殿は、建立当時のまま残っている。岡山から取り寄せた石作りの鳥居は、国の重要文化財。

                             

                      <重文・鳥居>                                    <参道>

深い緑に包まれた両脇に石燈籠の並んだ石段を登って行くと、豪壮な唐門が姿を現わす。

唐門をくぐると、本殿に到着。旅の無事を祈願し手を合わせる。

              

      <唐門>                <本殿>               <奥殿>

境内は、下界の雑踏が嘘のような静けさである。心洗われる思い也。

東照宮を後にして、青葉城跡(仙台城址)を目指す。さてと、はてどっちじゃ?

地図を持参しとらんので、まったく分からん。近くのおじいちゃんに聞いてみる。

このおじいちゃんが、滅茶苦茶親切じゃった。青葉城まで歩いて行くにゃ遠すぎるので、バスにしなさいと。

たしかに時間も無いので、バスで向かうことにする。一旦仙台駅まで行って、そこから青葉城址行きに乗換える。

されば、バス停はどこじゃ。するとおじいちゃん、バス停まで2ブロック約500m程、いっしょに歩いてくれた。

バスの時間を調べてくれるは、小銭はあるか、駅ではこっちに行けば良いと、本当に親切じゃった。

更なる親切。定刻よりバスが遅れたので、申し訳ない申し訳ないと詫びる始末。こちらが、恐縮してしまうわ。

ようやく、バスがやってきた。おじいちゃんに礼を述べ、バスに乗り込む。なんか涙が出てきそうじゃ。

おじいちゃん、ありがとう。末永くお元気で。

仙台駅に着き、青葉城址へのバスに乗換える。あっという間に市内を抜け、道は山道へ。

かなり険しい山道を登って行く。途中には、東北大学の広大なキャンバスが点在している。

約30分後、青葉城址入口に到着。山の上なので、空気がヒヤリとしていて少し肌寒い。

宮城護国神社に参詣し、伊達家62万石の居城跡を散策する。

       <護国神社> 

せっかくの貴重な観光なのに、あいにく天気が曇気味になって来た。

また、正宗公時代の石垣の遺構の発掘調査中で、仙台市内を一望する事ができんかった。

                      

                 <伊達正宗公像>                          <経ヶ峰>

あの有名な伊達正宗公像を拝見し、正宗公御霊所瑞鳳殿のある経ヶ峰を眺める。

時間がないのため瑞鳳殿には行けないので、この場所から失礼する。

日も暮れかけて、かなり肌寒くなったので、宿に戻るかのう。

久し振りにバスに乗り、おまけに山道の下り坂。気持ち悪くなった。車に酔ってしもうた。

なんとか、仙台駅に到着。早く宿に帰って休息しよう。

あすは、日本三景の1つ松島を目指す。しかし、明日は天気悪そうじゃのう。

遂に恐れていた梅雨が、静かに近づきつつある。近いうち(今週中にも)に、東北地方も入梅じゃ。

こうして、観光三昧の狂歩録第30日目は、終了。


狂歩録第1章目次  お次へ