突風突破の巻

平成11年6月19日(土) 晴れ

0620起床。ぐっすり眠れたおかげで、目覚めは快調。0645朝食。0705出発す。

0715、門別警察署に到着。なぜ警察へ?

宿で洗顔のため洗面所へ。そこに、指名手配犯の写真が貼ってあったんじゃ。

何気なく見ていると、ありゃ、こいつはどっかで見たな。なんと指名手配犯に似ている男を見ていたんじゃ。

6月17日八戸への道中、ちょうど福地村に入る所で、休憩のため自動車駐車帯に入ったんじゃ。

わしゃ、小便するため白い乗用車の脇を抜け、茂みに入って用を足し、満足満足。

しかし、寝ていたと思っていた白い車の男が起き上がって、車内から驚いた顔をしてこちらを見ているんじゃ。

なんじゃこいつは、なんちゅう驚きかたしとるんじゃ。と、その時は、それだけで終わった。

別に気にする事でもないし、まさかと思うので、そのまま突き進んだ。

そう言うわけで、一応警察殿に一言言っておこうと、門別警察署に立ち寄ったわけじゃ。

ちなみにその男は、爆弾犯高田某と言う男らしい。警官殿に以上のようなことを説明し、再び進軍を始めた。

それにしても、今日は天気は良いんじゃが、風が強くおまけに冷たい。

いや、寒い。盛岡辺りが30℃近くあったんで、ここらとは10℃近くの温度差じゃ。

こりゃ、一日中強冷風に悩まされそうじゃ。強風ちゅうより、突風じゃな。

しばし浦河国道を進み、急な坂を登りきると素晴らしい景観が目の前に広がった。

              

                               <豊郷からの眺望>

お〜、日高路の先端えりも岬まで一望できるわい。(大きな勘違い、後ほど判明する)

気分良く歩を進めると、今まで見た事の無い注意表示が登場。

              

                                    <動物注意>

シカとかサルは見たことあるが、キツネは初めてじゃ。よっぽど居るんじゃな。

さてと、この頃からかなり頻繁に牧場、特に馬の放牧が見られるようになった。

わしにはよう分からんが、牧場の看板には、その牧場で生まれ育った馬の名前が掲示されてあった。

きっと、有名な馬が育ったんじゃろう。

        <牧場> 

馬たちは草ばかり食っていて、中々走ったりしないのでつまらんかった。まあ、それにしても平地があれば牧場じゃ。

右に海、左に牧場・山を眺めながら進み、最後の小山を越えて、本日の宿泊地新冠へ。

                      

                                            <新冠への道>

先ほど眺めた先端は、この地じゃったんじゃ。たしかに、こんなに近くにえりも岬が見える訳は無いわな。

新冠到着。この地は、まさに馬の町。サラブレッド銀座ちゅう通りがあるぐらいじゃ。

宿に向かう。林の中の静かな場所じゃ。ここでは、名古屋から来たライダーや宿のご主人と話しが盛り上がった。

ご主人の話しは非常に興味深く、馬やヒグマ、そして蝦夷地全体の事にまで及び、大変参考になった。

おっと、気が付くと2300を過ぎておる。こりゃ、早う寝ないといかんのう。

2330就寝。明日は、えりも岬への前哨基地様似に移動じゃ。ちょっと、遠いわい。

こうして、狂歩録第43日目は、終了。


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