雨中霧中進撃の巻

平成11年6月24日(木) 曇のち雨

0600起床。なんか体がだるいのう。そろそろ疲れが溜まってきたかのう。

なんとか釧路まで辿り着いて、休養じゃ。道程は、あと僅かじゃ。

0700出発。国道38号線十勝国道を東に向かう。

天気は、今のところ曇じゃが、いつ雨が降り出してもおかしくない空模様じゃ。

歩くことしばし、道程は深い林に挟まれた山道へとなった。十勝と釧路を分ける山々である。

地図上では大したことが無さそうに思えたが、ところがどっこい、これがまた中々の難所じゃ。

おまけに工事区間が多く、砂塵を巻き上げ埃っぽい。特にトンネル内は、バンダナでマスクしないと通れん。

こりゃ、雨が降り出したら、ドロドロになっちまうのう。

この辺は霧は無いが、遠く太平洋を望むと深い霧がかかっていた。

              

                              <霧に煙る太平洋>

山越えを終え、直別川を渡ると十勝から釧路に入る。38号線も釧路国道となる。

この頃から、遂に雨が降り出した。民家の軒先を拝借して、久し振りの雨対策始動。

雨脚は時間を負うごとに激しくなり、且つ太平洋に面してからは霧も深くなり、まさに五里霧中の状態じゃ。

視界は、50〜100m位かのう。こりゃ、車にぶつけられんように気を付けにゃいかんのう。

また、この辺りはそろそろ湿原が出現し、釧路に近付きつつあるなと実感する。

              

                              <馬主来沼湿原>

ともかく、今日は雨・雨・雨と霧・霧・霧の行程じゃ。

全身ずぶ濡れ、靴は底に穴が開いてしまったのか、水が沁みこんでピチャピチャと音立てちょる。

そんなこんなで、本日の目的地白糠にようやく到着。

宿を手配し、宿に到着すると、宿のお女将さんは、我が異装に驚いたようだが、事情を話して即納得。

暖かく迎え入れてくれた。雨の日は、これからが大変じゃ。濡れた装備を乾かす作業が待っているんじゃ。

明日も、あまり良い天気では無さそうじゃのう。

歩行中は、景色を眺められるのと、そうでないのとじゃ、気分的にかなり違う。

雨は、景色を眺めるなんてことよりも危険を避けるのに精一杯で、精神的に疲れるんじゃ。

まあ、天を恨んでも仕方ないが、出来れば天気は快晴が良いのう。(しかし、快晴は暑いぜ)

今日で蝦夷地上陸1週間が経過したが、順調に歩を進めてこられた。今後も、この調子じゃ。

こうして、狂歩録第48日目は、終了。 


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