厚岸・続贅沢三昧の巻

平成11年6月26日(土) 晴れのち曇

0700起床。0730、珍しく宿で朝食を摂る。

右足甲がだいぶ痛んできたが手当てをし、0825出発。

釧路で終わった国道38号線に変わって、国道44号線“根釧国道”を東に向かう。

釧路市街を抜け、片側2車線から1車線になると原生林の中を抜ける道程となる。

この辺の原生林のパターンは、下に雑草と言うか草が密生し、あまり高くない広葉樹と立派な針葉樹の混成。

               

                                       <原生林>

まあ、そんな感じじゃな。この光景が延々と続く。相変わらずシカの姿は、何度か拝見する。

しばし歩むと、今度は草原なのか湿地帯なのか分からんが、緑の大地に突入。

そこでは、馬や牛がのどかに草を食っていた。

草原地帯を抜け、小高い丘を越えると、目の前に太平洋が姿を現わした。

               

                                    <厚岸の町>

ようやく、本日の目的地厚岸が射程圏内に入った。厚岸は、カキで有名じゃ。

既に時刻は、1600近いが、是非ともJR厚岸駅の駅弁“カキ飯”は平らげたいのう。

そのために、今日は昼飯まだ食っちょらんからのう。

44号線から離れ厚岸市街を抜け、ようやくJR厚岸駅到着。早速、売店に行き、駅弁を求める。

九百円也。ちょっと値は張るが、ん〜よかろう。それじゃ、いざご開帳。

              

                              <厚岸駅弁・カキ飯>

お〜こりゃ、うまそうじゃのう。甘く煮込まれたカキとアサリが、炊き込み御飯とよう合うわ。

口の中に入れると、口中が磯の香りで一杯じゃ。こいつは、本当に美味い。絶品じゃ。

こりゃ、九百円以上の価値はあるわい。あっという間に平らげ、こんな事しちゃおられん。早く宿に向かわにゃ。

厚岸駅から本日の宿までは、2km余。もう一息じゃ。

牡蠣島で有名な厚岸湖と厚岸湾を結ぶ隘路を跨ぐ厚岸大橋を渡ると、国泰寺へ2kmという看板が。

      <厚岸大橋> 

蝦夷地上陸以来、久々にお寺の存在を感じたわい。蝦夷地には、あまり寺がないようじゃからのう。

宿への道から逸れ、国泰寺に向かう。歩むことしばし、国泰寺に到着。

       <国泰寺> 

徳川家斉が北方鎮護のために建てたらしい。蝦夷地三官寺の内の一つ。

深い緑の中にひっそりと佇む北の寺じゃが、寺内はまるで京都・鎌倉の一寺のようじゃ。

参詣を済ませ、今度こそ宿に向かう。海上には薄く霧がかかっており、肌寒くなってきた。

1735宿着。寒さのため、即座に風呂を頂戴し、夕食で大驚き。なんと、カキ鍋が付いちょる。なんとまあ贅沢な。

昼にカキを食い、更に夕にもカキを食えるとは、昨日に引き続き贅沢をしてしもうた。

大満足し、今日もぐっすり眠れそうじゃ。

しかし、そろそろ右足甲が爆発しそうじゃ。なんとなく、限界点が近付きつつあるのが分かるのう。

明日は,天気も心配なさそうじゃし、根室まで行くで。かなりしんどそうじゃが、間に町が無いので仕方あるまい。

そんじゃ、早く寝るべ。2200就寝。

こうして、狂歩録第50日目は、終了。


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