平成11年7月3日(土) 曇
0600起床。朝は、いつも通り足が痛いのう。これだけは、なんとかならんかのう。
0700出発。本日は、ちょっと遠いが紋別を目指す。
宿から出ると、昨日とは打って変わった曇空で肌寒い。いったいここの天気はどうなっとるんじゃ。
これじゃ、身体壊さんほうがおかしいぜ。(しかし、なぜか体調は足を除いてすこぶる快調)
サロマ湖畔の静かな道を突き進むと、エゾリスが木々の間を走り回っていた。(動きが速すぎて、撮影できん)
<湖畔の道> <サロマ湖>
ときたま顔を覗かせるサロマ湖は、冷たい鉛色をしていた。昨日の天気は、どこ行っちまったんだい。
足の状態は、薬が効いているのか、痛みはだいぶ緩和されている。
湖畔で、蝦夷地上陸以来初のハマナスの花を発見。あの歌で有名な知床じゃ見られんかったからのう。
ハマナス以外にもアヤメ(果たして、そうかのう)などの花が咲いていた。
<ハマナス> <アヤメ>
湖畔から国道238号線に戻り、幌岩山の麓の草原でキタキツネ発見。遂にキタキツネを見ることが出来た。
遠くから、こちらを凝視している。わしの安物デジカメじゃ下の写真が限界じゃ。
<キタキツネ発見>
草地の中央部分にいるんじゃが、これじゃ分からんのう。何はともあれ、ようやく見れたわい。
しばし歩むと道の駅“サロマ湖”に到着。ここで、せっかくじゃからホタテでも食うかのう。
ホタテ焼きが150円也。ああ、美味かった。それじゃ、行くべ。
原生林の中を進む。この光景にもようやく慣れてきたが、いい加減飽きる。
原生林が途切れて、サロマ湖が顔を見せた所に1台の車が止まっていた。
脇を抜けようとすると、車内のあんちゃんが話し掛けてきた。
「足引き摺ってるようですが、乗って行きませんか。」と。気が付かんかったが、無意識に足を引き摺っているらしい。
ここは、思案のしどころじゃ。最近ちょっと甘えが出てきているので、ここらで締めにゃならん。
しかし、この寒さと足の痛み、そして、休養日なしで歩き続けている疲れのため、今回も助けてもらおう。
あんちゃんの白いスポーツカーに乗り込み、この先の中湧別まで15kmほど助けてもらう。
あんちゃんは、金沢から来たそうじゃ。十数分間色々な話をしたが、人それぞれの人生があるもんじゃ。
それを誰かに話したいんじゃろう。わしゃ、聞き役に徹した。
中湧別で降ろしてもらい、礼を言い別れる。あんちゃん、元気出してがんばれや。あばよ。
<白いスポーツカー>
中湧別から紋別までは、あとわずか20km余。約4時間の行程じゃ。もう一踏ん張りじゃ。
1700、予定よりもだいぶ早く、紋別に到着。観光案内所で宿を手配。1725宿着。
宿への途中でグレ電を発見したので、明日こそは溜まっているHPのデータをアップロードじゃ。
明日に備え、HPの整理をし、2230就寝。
こうして、狂歩録第57日目は、終了。