羊蹄国道突破の巻

平成11年7月15日(木) 曇時々晴れのち雨

0600起床。天気は、回復したようじゃ。とりあえず雨は降っていない。

前日頼んでおいた通り、0630に朝食を摂る。朝食後、0700出発。

国道5号線“羊蹄国道”を進む。雨は降っていないが、雲が厚く予断は許されない状況じゃ。

蝦夷富士と言われる羊蹄山と、道内一の高原リゾートの最高峰ニセコアンヌプリに挟まれた道程を歩む。

残念ながら、その美しい容姿は山頂が雲に隠れていて、その全容を眺めることは不可能じゃった。

                            

                     <羊蹄山>                              <ニセコアンヌプリ>

本日は、この両峰の全容を眺めることは不可能じゃったが、様々な装飾物と共に眺めることはできた。

             

        <黄金色の麦畑と羊蹄山(左)、ニセコアンヌプリ(右)>

              

        <濃緑色の田園と羊蹄山(左)、ニセコアンヌプリ(右)>

これらの光景を眺めながら、所々の原生林を抜けて行くと、一面に白い花を咲かせたジャガイモ畑に出会う。

ジャガイモの花って、こんな花じゃったんだ。意外と綺麗じゃのう。種苗用のジャガイモらしい。

               

                                    <ジャガイモ畑>

それにしても、蝦夷地の土地の多様性には、あらためて驚かされるのう。

牧草地有り、畑地有り、水田有り、果樹地有り、そして、広大な手付かずの原生林。ん〜、感心するわ。

そんなこんなで、蘭越に至るにおよんで両峰の姿は消え、気温の上昇と共に蒸し暑さに襲われた。

こりゃ、たまらんのう。この辺は、いわゆる山と山の間の盆地じゃ。風も無いので、噴出した汗が一向に乾かん。

しかし、これも、まもなく至る本土復活への予行演習としよう。本土の蒸し暑さは、こんなもんじゃねーだろう。

蒸し暑さと闘いながら進むことしばし、目名峠に向かう途中から霧が発生しだした。こりゃ、涼しくて良いのう。

                

                                         <目名峠>

ところが、峠を越えてさらに進んでも、霧は晴れるどころか更に深くなり、冷たい霧雨へと変化した。

雨対策をするほどではないが、かと言って身体が濡れない訳でもない。こりゃ、判断に困るのう。

目的地長万部までは、本当にあとわずか。応急処置として、ザックにカバーだけ掛けとこう。雨合羽は、ええわ。

薄暗くなった道程を進み、ようやく1900に長万部駅着。残念ながら、観光案内所は無かった。

しからば、己の力で宿を確保するのみ。電話ボックスで、宿捜し。即座に駅近くの宿を確保。3分後、宿着。

当然夕食は、自分で確保せにゃならん。偶然にも、宿の隣が有名なカニめし屋さんじゃった。

早速、カニめし弁当とコンビニで麦ジュースを購入し、風呂に入った後、食す。

これが、今夜の晩餐じゃ。ああ、これが有名なカニ飯かい。美味そうじゃのう。

            

                       <長万部名物・カニめし>

これだけじゃ満腹には程遠いが、とりあえずは満足満足し、2230就寝す。

こうして、狂歩録第69日目は、終了。


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