感謝、雲様・風様の巻

平成11年7月28日(水) 晴れのち曇

0600起床。睡眠中は冷房を切っていたので、暑さのおかげで目覚める。

0700朝食。本日もしっかりと2膳頂き、0730出発。外は、昨日に負けないほどの日差しが煌々と降り注ぐ。

秋田南バイパスに入り、雄物川上から、雨の余市以来別れていた日本海に久し振りに再会する。

            

                        <雄物川河口・日本海>

別れた時の雨模様とは、打って変わった鮮やかな青色に染まった日本海よ、こんにちわ。

しかし、すぐに日本海は見えなくなり、バイパスは防風用の松林地帯に突入した。

ここで珍しいと言うか、蝦夷地で可憐な花を咲かしていたハマナスが実を付けていた。

ハマナスの実って、こんなもんなのか。鳥や虫に食われていないところを見ると、実は旨くないんじゃろうな。

                         

                                               <ハマナス>

ハマナスロードといわれる南バイパスも終わり、羽州街道から酒田街道となった国道7号線に戻る。

本日ももちろん暑いが、昨日と違い海に近くなったからか、風があるので多少は楽である。

そりゃ、そうじゃろう。昨日の異常気温から比べれば、今日の具合は楽勝じゃ。(これは、大きな勘違い)

しかし、日が昇るに従い、気温は昨日同様上昇の一途を辿った。

1030には、32.3℃となっていた。この調子じゃ、また酷暑の一日じゃな。とりあえず、休憩じゃ。

               

松林の中に入って、しばし呆然とする。全身が汗のためキラキラ輝いちょる。

肩口(ザックの肩当部分)から広がった汗は、ベストの半分を覆い、内ポケットの携帯が汗まみれじゃ。

なんとか体温上昇を鎮め、再び歩を進める。この辺りは、砂浜と防風松林が延々と続く道程。

冬期は、かなりの強風が吹くのじゃろう。松林は、全木とも見事に傾いていた。

                        

                           <砂浜>                                <防風松林>

酒田街道を一路南下していると、昼過ぎには上空に薄い雲が掛かりだした。こりゃ、助かるのう。

雲の広がりとともに海上から涼風が流れ出し、比較的快適な歩みとなった。(しかし、暑いには暑い)

そんなこんなで、本日の目的地本荘市にあと僅か5〜6kmと迫った所で、ポツリポツリと小雨が降ってきた。

雨といっても、おそらく降水量は1mm以下じゃろう。これならば、雨対策の必要など無いわい。

かなり濃い灰色雲が空を覆いだした頃、遠くに鳥海山を含む光景が目前に現れた。

          

                     <本荘市・三山付近>

まだ、はっきりとした鳥海山の姿は拝めんかった。ここまで来れば、本荘の市街地はあと僅かじゃ。

しばし歩み、7号線から離れ本荘市街に突入。この辺りで、いよいよ鳥海山の全容が現れてきた。

                

                                         <鳥海山>

宿は、あらかじめ電話で予約済みに付き、あとは辿り着くだけじゃ。いつも通りの汗だくで、1705に宿着。

本日は、前半は暑さに苦労したが、後半は雲様と風様のお陰で楽になったわい。

部屋に入って、即座にテレビで本日の秋田県の最高気温を確認する。本日最高気温は、32℃也。

直射日光が無いだけで、2〜3℃も下がるのかのう。今後も、雲様には活躍してもらわにゃ。

まだまだ暑さは続きそうじゃが、明日は曇で30℃以上の酷暑は、ひとまず小休止のようじゃ。良かったわい。

こうして、狂歩録第83日目は、終了。


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