平成11年7月30日(金) 晴れ
0630起床。0700朝食を摂る。本日も暑さ対策のため3膳食し、後顧の憂いを立つ。0800出発。
本日も天気は快晴也。暑くなりそうじゃのう。日本海も鮮やかな濃青色に輝いちょる。

<県境・三崎付近> <山形県・入境>
三崎公園入口を過ぎて、0823いよいよ山形県に入境す。東北最後の地山形県に辿り着いた。
埼玉出立後、東京・神奈川・千葉・茨城・福島・宮城・岩手・青森・北海道・(青森)・秋田の一都一道八県を通過。
国道7号線を進むと、気温は、0830で既に31℃(女鹿付近)。しかし、海風が吹いているので、中々快適じゃ。
海風は上昇する体温を下げ、汗を乾かしてくれる。これが内陸部では、こうはいくまい。海風に感謝。
快適な岩場の続く海岸線を進むと、十六羅漢という景勝地に到着。
岬の突端の岩場に十六体の仏像を刻んであり、その風雪波浪に耐えた容姿は力強くさえある。

<十六羅漢> <岩場から、砂丘地帯へ>
十六羅漢のある岬をあとにすると岩場地帯は終わり、酒田まで延々と松林に覆われた砂丘地帯が続く。
遊佐町の吹浦からは、砂丘地帯の松林が続く。この松林が、中々快適な歩みを助けてくれる。
強い日差しを遮ってくれるのはもちろん、松林の中を通過してきた海風は、信じられんほど冷たい風となっちょる。
松林に助けられ、すこぶる快調に歩を進め、1400には酒田市街に到着。予想以上に早かったのう。
酒田市入り口付近の気温は、35℃。さすがに風の無くなる市街地は暑いのう。動かずとも汗が吹き出るわい。
そんじゃ、早速宿捜しじゃ。酒田駅前の観光案内所で宿を確保。宿に向かい、荷を置く。
こんなに早く宿に着いたんじゃから、有効に使わんとのう。まずは、シャワーで汗を流し、さっぱりする。
ああ、そうじゃ。酒田の郵便局に実家に頼んでおいた、例の足の痛み止めの薬が届いとるはずじゃ。
郵便局に向かうが、酒田の町は暑いのう。街中も、あまりの暑さのため人影が無いわ。
郵便局で局止め郵便を受け取り、さてと、念願の床屋にでも行くかのう。暑さ対策のため、出来るだけ短くするべ。
町をぶらつき、床屋を発見。前回同様、剃髭と洗髪抜きで交渉する。即座に交渉成立。
床屋での快適な空間で、おもわずうたた寝してしまった。後・側面を1mmに刈り上げ、さっぱりじゃ。
これで、明日からの快進撃が快適となるじゃろう。散髪終了後、市内観光を、と思ったが、暑すぎるので断念。
宿に戻って、休息する事に。今日は、じっくりと休もう。
本日は、思ったよりも順調に進み、且つ気力も充実した。こりゃ、暑さに対しても自信が付いて来たわい。
暑さにもすっかり慣れてきた。いつまでも暑い暑いとばかり、弱気になっちょれん。
“心頭滅却すれば、火もまた涼し” 今後は、この心意気で快進撃じゃ。隙を作れば、暑さにやられちまう。
それはそうと、まずは眠る事じゃ。凄まじい眠気のため、2100就寝す。
こうして、狂歩録第84日目は、終了。