| Gメン75トピックス キミもなれるゾ!!和製ブルース・リー ”ガッツスター倉田保昭の素顔は・・・” −週刊TVガイド76年3月26日号より− 資料協力:関屋二郎さま --> |
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| 7575 | ![]() ▲「カバー特集」と称して見開き4ページで掲載されたTVガイド誌 ☆6人体制となって3ヶ月近くになろうとしたこの時期。4月以降も続投が決まり、人気もウナギのぼりとなった 『Gメン75』。TVガイド誌では表紙&カラー特集の記事が登場! 合わせて白黒ページにも特集が組まれた。コメントは響圭子刑事こと藤田美保子さん(現・藤田三保子)と 小田切警視役の夏木陽介さん。当時、若手Gメン・草野刑事役で人気を高めつつあった倉田保昭さんの素顔 にも触れることができる構成だった。 75年当時は前作『バーディ大作戦』ドラゴン役で毎回すさまじいカラテアクションを披露した倉田さんだったが 『Gメン75』では「Gメン皆殺しの予告」までに若干のアクションシーンが添えられているだけで全体としては、 かなり押えられたものになっていた。 特集が組まれたTVガイド誌の発売は76年3月だが、このころの草野刑事はカラテアクションよりもキャラクター の性格付けに重きを置かれた時期であった。アクションスター・倉田保昭さんの華麗かつパワフルなカラテ シーンに再び会える日を心待ちにしながら毎週チャンネルをあわせた当時の日々がなつかしく思い起こされる 特集記事である。 (以下、特集ページの一部抜粋です。) ★女性とチビッコは倉田に首ったけ 倉田保昭、二十九歳。いつもノーネクタイ。サファリルックやジャンパースタイルといったラフな格好が彼の身上だ。 サングラスをかけ、左手には指輪が光る。タバコは、”マルボロー”で一日一箱。シルバー色の愛車”ベンツ二八○ CE”を駆使する彼だが、そのカッコよさは−、 「倉田さんのカッコよさ?やはり男性的だからじゃないかな。無口でテレ屋さんなのに、ケンカは強いし、やさしいし ね。」 「Gメン75」で共演する藤田美保子は倉田保昭にベタ惚れである。彼のそばにいると、たちまち”男っぽいにおい” が迫ってくるらしいのだ。ロケ地で倉田に群がるチビッコファンも、 「ボクも空手をやりたいな。だって、倉田さんみたいに強くなりたいもの!」(T・Kクン、小学二年生) いやはや大変な人気である。”力持ち”で”やさしい”とくれば当たり前かもしれないが、 「カッコいいって?そうかなぁ。ボクの場合、肉体的なコンプレックスから出発したんですよ。」 倉田はポツリという。 これは意外や意外。彼によると小学校時代、色こそ黒かったもののやせっぽちで、しかも、背丈は朝礼で前から 五、六番目に並ぶほどのチビッコだった。で、コンプレックスが次第につのり、 「とにかく強くなりたかった!」。 町の空手道場には六歳から通っていたが、これには父親の倉田保さんが少林寺流の空手道場を開いていたが 影響した。 「カッコいいといってもね、ボクはがむしゃらなだけなんだ。空手の練習だって、ただ夢中でやっただけで」。 えらく謙虚なのである。その謙虚さが、またまた”カッコよく”見えるのかも。 ★根っからの”マジメ人間”だ ・・・(略)・・・ 「朝の九時から深夜十二時までの撮影ってザラ。おまけにロケが八○%でしょ、体力的にはしんどいなぁ。」 ちなみに香港には三年四ヶ月滞在し、出演映画は二十八本。約一ヶ月半に一本という勘定。これに比べて「Gメン 75」は十日間に一本というスケジュールで、「強行軍であるのは確かですねぇ」と、撮影スタッフが認めるほど。 だが、共演の夏木陽介によると、 「倉田ちゃんはロケでも絶対遅刻したことがない。仕事を大事にする男なんですね」。 サファリルックに”マルボロー”、それにベンツといった華やかさどころか、根っからのマジメ人間であるらしい のだ。 ★アクション・クラブ後進指導のため開設 その彼が今、妙にウキウキして落ち着かない。そのひとつが長年の夢であった”アクション・クラブ”がやっと誕生 しそうだからだ。 「今の若者にはユメがないでしょ。ボクがいうのもヘンな話なんだけど、若い人たちに場所とチャンスを提供しよう と思って」。 ここでは空手やアクション殺陣(たて)、それに演技指導をやろうというもの。来月の中旬にもオープンの予定だが 、名前は「倉田アクション・クラブ」にほぼ決まっている。もちろん倉田自身も教壇に立つことになっている。 ・・・(略)・・・倉田はこういって、首をすくめるのだった。しかし、 「倉田ちゃんなんか、仕事が終わったら家に直行してるみたいだよ。遊ぶことってないんじゃない?」 とは、夏木陽介の証言。ここにも”カタ物”ぶりがチラリ。 そして、 「”アクション・クラブ”は実現しそうだし、二世の誕生も間近。こんどはもう一度、香港で映画を撮りたいなぁ。 むこうで撮るとなぜか楽しいんだよ。今年の正月、友人と香港に行ったんだけど、その彼がいうんだ。 ”香港にいる方が明るいね”って」。 ”マルボロー”をフーッと吹かして、彼は楽しそうにいう。どうやら香港が”第二の故郷”らしいのだ。 最後に藤田美保子がいうには−、 「倉田さんって紳士なのよ。それに子供好きでね、中学生がサインを欲しがっても、イヤーな顔なんてしないし。 ほんとに頼りがいのある人ですねぇ」。 |