KEY HUNTER
ー 設定 −
PROFESSIONAL KEY−HUNTER、RED SIGNALS
■オープニングナレーション・・・
| No.1「裏切りのブルース」〜No.60「パラシュート殺人部隊」 この部屋のグループは5人・・・ 彼らの愛するものは自由、求めるものは平和 彼らの活躍がここに始まる 彼らの行くところ不可能の文字無く 彼らを遮る国境も無い。 彼らは、こう呼ばれる・・・・ |
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No.61「荒野の殺人紙幣」〜No.104「足のある幽霊部隊」 彼らこそ現代モーレツな仲間! 彼らの愛するものは自由、求めるものは平和 彼らの活躍がここに始まる 彼らの行くところ不可能の文字無く 彼らを遮る国境も無い。 彼らは、こう呼ばれた・・・・ |
■キイハンターとは・・・
元同僚・黒木の腕を惜しんだ村岡が極秘裏に事件を解決するため組織した国際警察の秘密
捜査グループのこと。当初は、黒木、啓子、島、ユミ、風間の5人。
No.60よりFBIより吹雪が加わり6人となる。
キイとは、シークレット。秘密のハンター。つまり公の官憲が扱えない事件を、その痕跡すら残さずに解決する事件の
密猟者(シークレット・エージェント)たちという意味である。
週間TVガイド(68年10月発売)によると、「キイハンター」というタイトル以前の企画段階では、
<非情のライセンス><プロフェッショナル>といった仮題が上がっていた。
(第一話は横浜市中区日本大通11にある『放送ライブラリー』で誰でも視聴できます。)http://www.bpcj.or.jp/
■プロット・・・
都筑道夫、生島治郎、海渡英祐、河野典生などの推理作家、ハードボイルド作家が担当。
原作ものでない作品に作家がオリジナルプロットを提供するという手法は当時のTVドラマとしては斬新で
それを元に脚本家、監督が映像化していった。
■放送回数・・・
当初、26回の予定だった。丹波氏も半年間は全ての出演を断って、この作品一本にかけるという意気込みだったらしい。
■番組の狙い・・・
政治、経済、科学、軍事などのあらゆる分野で非合法的な活動が行なわれている当時の世相を背景に、架空の警察機構
を設定。大都会を舞台に様々な陰謀や犯罪に挑戦する秘密捜査官の活躍を通して現実の憂さを吹き飛ばそうといった
清涼剤的な要素を打ち出したかったようである。
センチメンタリズムやロマンチシズムをうまく取り入れたハードボイルドタッチのドラマの決定版を目指していた。
だが、事件や仕掛けが主人公といったドラマにすることはなく、出演者に人間的な個性を与える事によって、
血の通ったハードボイルドを表現しようとしたようである。
この姿勢は、後の「Gメン75」でも貫かれる基本姿勢となった。
参考資料:TBSテレビ番組宣伝課発行<テレビニュース>
■主題曲・・・
「非情のライセンス」作詞・佐藤純弥、作曲・菊池俊輔、唄・野際陽子、テイチクレコードSN-647
・・・当初は、丹波哲郎氏、野際陽子さんのデュエットで企画されていた。
また、千葉真一氏ソロ版のものもあったが、番組では採用されなかった。
『キイハンター』・・・・ そもそもこの番組がなかったら「アイフル大作戦」も「バーディ大作戦」も「Gメン75」も世に出ることはなかったかもしれない。 いわゆる土曜日夜のTBS東映ハードボイルドアクションシリーズの元祖と言える。 厳密に言えば、1965年の「スパイキャッチャーJ3」、1967年4月の「刑事さん」、同年10月の「一匹狼」も近藤照男氏プロ デュースであることから関連作品とも言える。何がしか影響を与えているに違いないが、「J3」を除き未見の為、多くは語れ ない。今後の再放送に期待したいところだ。 しかし、丹波哲郎氏を中心とした秘密捜査官ものの走りといえば、やはり『キイハンター』である。 ここでは中盤戦からのハデなアクションをウリにした知名度の高い「キイハンター」と共に、「Gメン75」の元となった<和製 ハードボイルド>を目指した「キイハンター」モノクロ編にもスポットを当ててみたいと思う。 和製ハードボイルドを目指したとはいえ、当時の『キイハンター』は『Gメン75』ほどシリアスではなく、ラストにオチや笑いを 入れ明暗バランスを取った作風が新鮮だった。 しゃれた外国映画のムードを巧みにドラマに取り入れ、初期はかなり丁寧に構成された作品が目立った。 2004年1月、ファン待望の初期モノクロ編がCS放送を通じてお茶の間に36年ぶりにお目見えした。 カラー編と異なるのは、初期は黒木ら『キイハンター』が国際警察特殊スタッフという位置付けよりも、警察と一線を画する 私設警察的な市民集団として描かれている点である。 第二話では、黒木が部屋の家賃滞納による追い出し阻止を賭けて動き出すという何ともいえない設定も・・・。 69年秋に差し掛かる頃は、ようやく『キイハンター』のメンバーも”国際警察の一員”として悪党どもに語るようになり、徐々に 秘密警察としての性格付けを強調して行くことになる。 初期は社会からドロップアウトした大人たちの静かな反抗を秘めたアダルト路線だったが、カラー編に近づくに連れ、アクショ ンやナンセンス・ギャグを全面に押し出した作品も織り交ぜ、様々なジャンルを取り入れる作品に変貌していった。 カラー編末期は大人向けというより、視聴対象年齢もかなり低く設定したような作品も多く見られ、何でも有りという独特な 世界観を確立して行く。 後にも先にも他のドラマの追随を許さない”特異なジャンルのテレビ映画”としてその名を後世に残している作品である。 --------------------------------------------------------------------------------------------------- ■以下は作品がスタートした頃の週刊TVガイド誌の番宣記事。 初期『キイハンター』は反骨精神あふれるメンバーたちの大人向けの痛快アクションドラマを目指していた。 既にバラエティあふれる素材をウリにした構成が紹介されていた。 このスタンスは後の『Gメン'75』を代表とするハードボイルド・シリーズの制作手法に継承されている。 興味深い一文として紹介しておきたい。 ![]() 週刊TVガイド誌より(誌面はカラー) ”企業組織の中に安住できなかった不満を爆発させることに生きがいを感じる者たち” こんなことが台本の最初に書いてあるが、むつかしい番組が始まったなどと嘆かれるな。 丹波哲郎、野際陽子など五人のレギュラーメンバーのカッコいいアクションドラマだ。 お色気もたっぷり入って、けっこうな味つけだよ。 さぁお立会い。 各局パーッと出そろった新番組。それぞれに装いをこらして皆さまのゴキゲンをとりむすぼうという寸法。アクションもあれば恋もある。 しっかりと泣かせる人情話もあれば空想科学ものもあるというデパートなみのにぎやかさ。 どれがお気にめすやら、めさぬやら。ともかく見る方としては面白いものをつくってもらえば文句はないよネッ! |