| --> シナリオワールドNo.16Gメン皆殺しの予告 |
★シナリオ段階ではナレーション入りの序章ではなかった・・。
| タイトル | 相違点 | |
| 本編 | 「Gメン皆殺しの予告」 | ◎響刑事のナレーションでドラマはスタートする。 電車内のスリを逮捕するのは山田刑事。 男が指定した喫茶店の名は、実在した<ウイスタリア>。 圭子が監禁された場所は、<蘭苑飯店>。 草野の蹴りで倒される使いの男。 |
| シナリオ | 「Gメン皆殺しの予告」 | ◎シーン01・響刑事のナレーションは無し。 シーン04・電車内のスリを逮捕するのは私服の鉄道公安官。 シーン13・男が指定した喫茶店の名は<電話喫茶”声”>。 シーン23・圭子が監禁された場所は、<来々軒>。 シーン71・使いの男を覆面パトカーで追跡するのみ。 |
No.16 Gメン 皆殺しの予告 (脚本)池田雄一(撮影)下村和夫(監督)深作欣二 (照明)渡辺俊亮(記録)福島勇子(助監督)高須準之助(制作主任)川嶋富雄 (美術)大晃商会(美粧)入江プロ(衣装)東京衣装、デザイン原慧、タイムリー紳士服、 (制作担当)荒川洋(仕上制作)映広音響(録音)岩田広一 (効果)稲田充甫(選曲)武田正彦(編集)飯塚勝(現像)東映化学 ←銀行内でのラストシーン☆深作欣二監督作品の第一弾。 姿なき声だけで響刑事を通して、警察全体に挑戦する謎の男とGメン75との死闘。 男のターゲットは警察だけではなかった。池田雄一脚本のミステリアスなムード、スリリングな展開の 深作欣二演出によるサスペンス巨編。 シナリオと本編ではドラマ展開に大きな相違点はないが、本編ではこの作品から刑事のナレーションを 被せた進行方法が取り入れられるようになった。 しかし当初シナリオ段階では、後にお馴染みとなるこの手法はまだ採用されていなかった。 「キイハンター」など過去の作品でもレギュラー、あるいはゲスト陣のナレーションを被せた手法が少なからず 見られたが、主流ではなかった。 今回の「Gメン75」でこれが開花し、無駄のない展開のドラマとしての位置付けを確立してゆくこととなる。 当時のTVドラマでは珍しい映画的なテクニックで、以後、Gメンのみならず同じ東映系列の「特捜最前線」 でも採用されるに至った。 さて、今回の舞台の一つであった喫茶店<ウィスタリア>だが、当時は東京の新橋に実際に店舗を構える お店であった。CSでの再放送後(98年)、現地を探してみたがそれらしき店舗が見当たらず、電話帳で 住所等を確認したところこのお店は実在した。 早速足を向けてみたが、すでに経営者が変わって別名のカフェに模様替えされていた。 おそらく97年頃まで<ウィスタリア>は存在したのであろう。 シナリオ上のメモ書きによると、この作品のクランク・インは75年8月7日。響刑事最終シーンのシーン75の 撮影<銀行内でのラストシーン>は8月16日(9:00〜22:30予定)であったとのこと。 また、この作品においても岡村節子巡査の役名はまだなく<婦人警官>と記されてあるのみだった。 (劇中では−女秘書−と表記されてある。) −あらすじ− 現行犯で逮捕したスリが取った財布の中から銀行の見取り図が発見された。見取り図の書かれた用紙が、 過激派の間に流布されている爆弾経典の裏表紙だったため、過激派による銀行強盗が計画されている と睨んだ黒木らGメンは、見取り図に書かれた銀行を探すべく、都内の捜査に追われていた。 そんなとき、響圭子刑事あてに男から電話がかかってきた。 警視庁で一番頭の切れる女刑事を出せということだった。そして、警視庁に三億円を用意するよう要求を 突き付けてきた。 もし用意できなければ、ある女性が死ぬという。その女性は注射器で血を抜き取られているらしい。 悪質ないたずらと判断し小田切警視らの銀行探しに加わるが、再び男から電話がかかってきた。 指定場所の喫茶店に行くと、圭子宛の紙包があった。何と中味は血の入った注射器! そして男は圭子への何度目かの電話で、血を抜かれている女性は響圭子だ、と告げる・・・。 |
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