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シナリオワールドNo.247 午前0時の 漂流死体 |
★殺ったのは、第四機動隊の
有崎富造、南雲義明、内村進一!
| タイトル | 相違点 | |
| 本編 | 「
午前0時の 漂流死体」 |
◎本編のクライマックスはシナリオよりハードに描かれている。 |
| シナリオ | 「午前零時の 漂流死体」 |
★シーン4・小料理屋 シナリオ:内村「昔からちっとも変わらんなあ」 本編:南雲「しかし親父さんもちっともふけないなぁ」 ★シーン7〜10・有崎家から通りの角 シナリオ:通夜の有崎家を出た南雲。本庁から内村、有崎と一杯 やった小料理屋での回想シーンがある。その後、現実のシーンに 戻り夜道を行く南雲と内村を何者かが尾行する。 本編:カット。 ★シーン20〜21・団地全景から団地の一角 シナリオ:高層団地から転落する人影(内村)のシーン。 本編:内村邸に何者かからの来電。有崎殺しの真相を聞きたくない かと内村を屋上へ誘う。射殺される。 ★シーン25〜26・内村家 シナリオ:泣き崩れる内村の妻・弥生に殺された日の状況確認を する南雲。 本編:カット ★シーン34・Gメンの部屋 シナリオ:螢子「南雲警視。あなたが殺したんですか?」 南雲「いや、俺じゃない。・・・(略)」 南雲が狙われていると断定し、身を案じる黒木警視正。 本編:このセリフはカット。過去をGメンの前で思い出そうとする南雲 のシーン。南雲が狙われているという設定はこの時点ではなし。 ★シーン39・江口徹教授邸 シナリオ:江口教授が南雲に6・15事件をどう思っているか聞き出そ うとする。南雲は警官としての責務を語る。江口はさらに安保問題 を南雲に問いかける。南雲は政治批判はできないことを告げ、 発展してきた日本の現状を江口に語る。 本編:このやりとりはカット。江口が運命の流れるままに身を任せる 発言をし、自分の娘の正当性を主張するだけに留める。 ★シーン48・救急車の前(回想) 1980年2月5日(火)昼12時〜16時東映撮影所内で撮影。 (メモ書きによる) ★シーン65・手術室 シナリオ: 南雲「先生。麻酔なしでやって下さい。」 医師「(驚いて)そんな無茶な」 南雲「お願いします!」 医師「痛いぞ」 本編: 南雲「すぐ捜査に出ます。麻酔なしでやってください」 その後、手術シーンへ。 ★シーン69・病室 裏口(夜) シナリオ:暗がりの人影に気づき、拳銃を向けた相手は大野。 機動隊員三人がやったと偽証したことへの罪の意識を感じ、 南雲とともに北里を説得する。 本編:南雲が国会乱入事件に取った行為と、息子を結果的に 死に追いやられた北里のぶつかりあい。 立花警部が大野を連れてくる。大野は改心したのではなく 立花の取調べで真相を明らかにした。 北里は大野の証言がでたらめだったことを知り愕然とする。 |
No.247 午前0時の 漂流死体 (脚本)山村英司(撮影)内田安夫(監督)山口和彦 ![]() ![]() ![]() ◆役名表記:有崎富造、有崎ふみ、内村進一、内村弥生、犬塚大作(北里)、江口徹、江口邦夫、 江口裕美、邦夫の少年時代、大野茂、機動隊員、救急車の係員、中年の主婦、医師、看護婦 (出演者名は空欄) ------------------------------------------------------------------------------- ※事件の真相は機動隊時代の南雲の過去にあった・・・! シナリオナンバー247。(本編同様) ◆シーン69 シナリオと本編とでは大きな違いがある。本編では、顔に傷を負った男・大野の証言が自白 によってなされたのではなく、Gメンの取調べによるものだった。大野は自分が偽証した 正当性をぶちまけるのみで、真実を知った北里の思いをより丁寧に描くラストに変更されて いる。国会乱入事件と機動隊のぶつかりあいに端を発した北里の息子の悲劇。 警官としての責務ゆえの行動だったことを北里に語る南雲。 自分の息子の意識が戻らないまま年月がたち、その後死亡した境遇を心に秘め、南雲と 対峙する北里。クライマックスを手直ししたことにより物語の重みが増している。 史実を絡めた辛口のハードボイルド作品に仕上げるための苦労が、感じられる。 −あらすじ− |
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