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シナリオワールドNo.252 15年前の 女の死体 |
★あの涙は決して嘘じゃない・・・!
| タイトル | 相違点 | |
| 本編 | 「
15年前の 女の死体」 |
◎津川警部補の登場シーンが用意されていた。 |
| シナリオ | 「15年前の 女の死体」 |
★シーン1・三多摩地区(夜) シナリオ:昭和三十九年十二月四日午后十時三十分 東京多摩市」 本編:東京都K市郊外 昭和三十九年二月四日 ★シーン7・法廷内 シナリオ:××署 本編:大高署 ★シーン8・警視庁・南雲の部屋(回想) シナリオ:市川刑事が新聞をビリビリ引き裂く。 本編:新聞は手にしているものの引き裂くシーンは無し。 ★シーン9・法廷内 シナリオ:裁判長の朗読のあとナレーションなし 本編:裁判長の朗読の後、南雲警視のナレーション有。 ★シーン10・地裁・表 シナリオ:蛍子「でも・・・警察の捜査にも、きっと足りない点が・・」 本編:島谷のセリフになっている。 シナリオ:田口「しかし、常に百パーセント完全を求められたンじゃ・・」 本編:中屋のセリフになっている。 ★シーン13・法廷内 シナリオ:市川「あの涙は決して嘘じゃない!それなのに・・・(略)・・ ・・・私は必ず奴が犯人だってことを証明してみせます!」 本編:市川刑事の取調べシーンが挿入され、市川の心の内面をえぐる ような描写になってサブタイトル。 ★シーン36・歩道橋 シナリオ:南雲(N)市川刑事を病院に運ぶ一晩を病院で過ごす。 本編:南雲(N)市川刑事を自宅へ運ぶ一晩を自宅で過ごす。 ★シーン41・刑事課、42・団地 部屋 シナリオ:市川が娘の死に対し、花房警部に証言する。 その後、団地内で市川と娘・英子の回想シーン 本編:カット。 ★シーン53・Gメンの部屋 シナリオ:南雲「四十年間、警察のために命を捧げてきた一人の老刑事 のために、死んだ娘さんの供養のためにもな」 本編:黒木ボスのセリフに摩り替わっている。 ★シーン61・公園付近 シナリオ:立花、中屋がラーメン屋に聞き込む。 本編:島谷が制服警官に聞き込む。 ★シーン62・インサートフラッシュ シナリオ:深夜公園に入ってゆく英子の証言をするラーメン屋。 本編:立花が監察医(河合弦司)に聞き込みをする。 ★シーン63・公園付近 シナリオ:深夜、中屋が屋台のラーメン屋に聞き込む。 本編:深夜、中屋と田口がラーメン屋に聞き込む。 ★シーン64・Gメンの部屋 シナリオ:南雲「市川英子に連れの男がいたとすると、他殺の疑いは ますます濃くなるな」 本編:黒木ボスのセリフになっている。 ★シーン75・団地 部屋 シナリオ:市川が線香をあげに来た柳田を殴りつけようとするが南雲が 制する。 本編:市川が線香をあげに来た柳田を殴りつける。 ★シーン80・ホテル全景 シナリオ:南雲(N)「柳田のものと一致すれば重要な物証になる・・・ 我々は柳田の毛髪を手に入れるべくホテルに急行 した。」 本編:Gメン本部 黒木「柳田のものと一致すれば重要な物証になる。」 Gメン本部外(Gメン車に乗り込む南雲、立花ら) 南雲(N)「我々は柳田の毛髪を手に入れるべくホテルに急行した。」 ★シーン82・ホテル玄関 シナリオ:市川が拳銃を向けて柳田を連行。プロデューサーともみ合う。 本編:市川がエレベーターで柳田に拳銃をつきつけ屋上へ連行する。 ★シーン86・ホテル屋上 シナリオ:ラストに終結したGメンは、南雲、立花、蛍子、島谷、中屋、 田口。 本編:蛍子を除く。(南雲、立花、中屋、島谷、田口) |
![]() ![]() ![]() (シナリオNo.252 15年前の女の死体) ◆役名表記:市川刑事、市川英子、柳田善次、佐々木、花房警部、松野弁護士、刑事A(所轄署)、 刑事B(所轄署)、裁判長、廷吏、サラリーマン客A、サラリーマン客B、テレビ・プロデューサー、 ラーメン屋、制服警官、女子大生(高木順子)
![]() ------------------------------------------------------------------------------ ※ 冤罪をテーマに、無実を主張する男の証言に疑問を持った担当捜査員と、被告、被告の支援者 との闘いを描く。初期Gメンならば、初老の刑事はラストで被告に返り討ちにされていたと思われる。 時の流れであろうか描き方も随分と変わってきたものである。 放送当時は、多くの冤罪事件が明るみに出た背景がある。 一歩間違えば、無実の人間が罪を被り、自由を奪われる。その反面、無実を主張し自ら手を下した 犯罪をもみ消そうとする人間がいないとも限らない。 どちらの恐怖も現実には起こりうる・・・という重みの有るテーマであった。 印象的なのはシーン75。 柳田に市川刑事がつかみかかることで、警察側の立場を悪くさせ、ひょっとしたら柳田は無実なの かもしれないという念を視聴者に抱かせたことであろうか。 今回、シナリオを手にしてみて驚いたことは、一作前のギリシャ編で姿を消した”津川蛍子警部補” がGメンの一員として描かれていることだ。 つまりシナリオ上では、本作品が津川警部補の最終編である。 しかし、津川警部補の消息を描いていない点は、本編と同じ。その後の「帰って来た女刑事シリーズ ・パリから来た車椅子の女刑事」まで待たねばわからない点に不満が残る。 作品の構成はシナリオ、本編とも大きな違いはないが、南雲のセリフを黒木に変更したり、 分割したりと微調整のあとが見られる。 - あらすじ − |
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