| --> シナリオワールドNo.59〜61沖縄シリーズ |
★第59話〜61話・
沖縄シリーズは二部構成だった!
| タイトル | 相違点 | ||||
| 本編 | 「東京−沖縄縦断捜査網」 「暑い南の島 沖縄の幽霊」 「沖縄に響く痛恨の銃声」 |
◎草野刑事欠番で、新里健を追い詰めるのは山田と響。 第一弾・ラストは沖縄へ飛ぶANAの旅客機で<つづく>。 第二弾・ラストはハブにかまれて倒れる響で<つづく>。 第三弾・基地の裏の破れたフェンスから逃走するマーチン。 ラストは砂浜で銃弾を浴びながらも自らの足で マーチンを追い、痛恨の一弾を浴びせる響でEND。 |
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| シナリオ | 「東京−沖縄 縦断捜査網」 「暑い南の島の幽霊」 |
◎新里健(シナリオでは新里純)を追い詰めるのは草野と響。 協力として全日空、沖縄ヒルトンホテルと記載有り。 第一弾・ラストは那覇署に留置される響で<つづく>。 第二弾・スタートはみゆきの唄の後、タイトル。沖縄へ飛ぶ全日空 (ANA)旅客機。 小田切と響の会話で薩摩藩の琉球侵略の語らい がない。 かねばあさんは自殺せず唯一の生き残りとなる。 基地の表門から車で逃走するマーチン。 草野らの車と海岸でカーチェイス。 車から降り、逃げるマーチンへ痛恨の一弾を浴びせる 響でEND。 |
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沖縄シリーズ No.59 東京−沖縄 縦断捜査網 No.60 暑い南の島 沖縄の幽霊 No.61 沖縄に響く痛恨の銃声 (脚本)高久進(撮影)下村和夫(監督)鷹森立一 (照明)渡辺俊亮(記録)吉沢幸子(助監督)高須準之助(制作主任)大場正弘 (美術)大晃商会(美粧)入江プロ(衣装)東京衣装、タイムリー紳士服、ニットファッションワールド (制作担当)金子元昭(仕上制作)映広音響(録音)岩田広一<59話、60話>小松忠之<61話> (効果)稲田充甫(選曲)山本逸美(整音)岩田広一<61話> (編集)飯塚勝(現像)東映化学(協力)沖縄ヒルトンホテル −お前たちヤマトンチュウに俺達の気持ちがわかってたまるか!− 私はその意味が知りたいんです・・・。 ☆Gメン史上最も内容が濃かった「沖縄シリーズ」であるが、当初予定では前後編の二部作だった。 沖縄県民の歩んできた苦悩の歴史を絡めていくと描ききれない程の史実がスタッフの前に立ちふさがったと思 われる。メインライターである高久進氏とGメンスタッフの実力が最も発揮された作品であると私は思っている。 一説によると、当時の近藤照男プロデューサーとスポンサーとの間では、この企画を実現するにあたり、かなり 時間を割いて、話し合いが持たれたとも聞く。 史実を絡めたストーリーは一連のシリーズでは「Gメン75」が最初ではないが、この沖縄編3部作ほど力の入った 作品はないと感じた。 2部構成のシナリオと本編を見比べてみると、描かざるを得ない部分がふくらんで、3部構成になったことが 実感できる。 過去、日本が歩んできた侵略の歴史、敗戦によるアメリカ占領下での不平等な虐げられた沖縄の苦悩の歴史、 軍人とはいえ、家に戻れば家族に愛情を注ぐ一般人なのに、国家の管理下に置かれれば、殺戮をも厭わない 人間全てへの痛烈な警鐘。 そんな人間の歴史、姿をどれくらいの者が知っているだろうか? 劇中での響圭子刑事は、沖縄の置かれていた立場、現実を何も知らずに現地入りし、肌で悲劇の歴史を 感じとるという、いわばほとんどの視聴者の代弁者としての役割を担っていたと思われた。 しかし、沖縄が味わってきた時の重みは、一過性の人間が短期間で理解できるほど軽いものではなかった。 リアルタイムで見た時は、16歳の高校生だった私であるが、25年を経て改めて観なおしてみても、色あせない 問題提起のパワーは当時のスタッフ、出演者の力量を再認識せざるを得ないほどだった。 25年を経ても何ら進展のない問題が未だにくすぶっている現実があるからでもあろう。 「Gメン75」は単なる勧善懲悪の<刑事ドラマ>ではなく、人間社会に関わる様々な現実の矛盾点や、問題点、 を浮き彫りにし、ポイントを絞って視聴者に問いかける<人間ドラマ>である・・と痛感した。 この作品に触れて、「Gメン75」は、TVドラマというより映画的な要素を持った番組であると感じたものである。 現実の出来事をフィクションに絡めて訴えかけるように問題提起する制作法はGメンで完成されたといっても 過言ではない。 ちなみにシナリオ版のラストは「Gメン82」第一話「GメンVS白バイ強盗団」のラストでも踏襲された。 尚、決定稿での3部作ではNo.60のサブタイトルが「暑い南の島の幽霊」から「日本領土 沖縄の幽霊」に 変更されたことが判明した。(情報提供:山田八兵衛さま)
★上記シナリオ画像:幻の草野刑事のシーン(右) |
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