サスペンス・シリーズ
| 放送日 | 話数 | タイトル | シリーズ名 |
| 81.7.4 | 317 | 女の裏窓24時間 | 81サマーサスペンスシリーズ |
| 81.7.11 | 318 | 女の裏窓24時間PART2 | 81サマーサスペンスシリーズ |
| 82.2.6 | 347 | 生き返った5年前の死体 | 82女のサスペンスシリーズ |
| 82.2.13 | 348 | 生き返った5年前の死体PART II | 82女のサスペンスシリーズ |
![]() |
1.背景 女性Gメンの大量加入によるメンバーチェンジが従来のハードボイルド路線 ファンに戸惑いを与えた時期であった。 加えて草鹿刑事の欠場期間も重なり、視聴率的にも苦戦を強いられた当時。 特に81年7月4日から8月22日までのサスペンスシリーズ、香港カラテシリーズ、 怪奇シリーズの連打。続いて草鹿刑事の復活。そして香港カラテシリーズ。 このような特番の連打は苦戦する状況のテコ入れのような感もあった。 放送当時、土曜夜9時には裏番組として現在も放映中のテレビ朝日系 「土曜ワイド劇場」があった。2時間枠での単発サスペンスドラマである。 当時のドラマの主流は、1時間枠だったが、77年から徐々に2時間ドラマの 人気が高まってきた背景があった。 「Gメン75」も81年頃からは、アクションを押さえたサスペンスものを全面に 押し出す構成が見られた。 2時間ドラマが台頭する以前から、サスペンス編は数多く制作されていたが あえてシリーズ化したということは、こうした視聴者の興味の変化への対応策 と思われる。 2.見どころ どの作品も過去の作品のリメイクだったが、スピーディな場面展開や 人間の真相心理を鋭く描いたGメンタッチは今見ても新鮮である。 81サマーサスペンスシリーズ「女の裏窓24時間」<写真左> (脚本)佐藤純弥(撮影)加藤弘章(監督)小松範任 No.33「1月3日 関屋警部補・殉職」、No.306「サヨナラGメンの若き獅子たち」 がストーリーの元である。 緊迫する捜査活動の中に、マリコ刑事の捜査技術習得場面を挿入、 田口刑事のカラテシーンも交えた見せ場も用意されていた。 何と言っても結城警視正。 現場に敷かれた県警、警視庁側の非常線指揮官としてGメンに協力する 場面は見逃せない。初期の頃の室内で怒鳴りまくっていた嫌な上司という イメージはなかった。 −あらすじ− 米軍拳銃横流し事件の主犯として服役中の男が山梨刑務所から脱獄。 立花警部と、裏切った女に復讐する為、警察庁が敷いた非常線を次々に 突破。賀川刑事も男の手に落ち窮地に陥る。 82女のサスペンスシリーズ「生き返った5年前の死体」<写真右> (脚本)佐藤純弥(撮影)吉田重業(監督)山内柏 No.125「ウソ発見器」+No.32「死んだはずの女」である。 シンガポール全景とマーライオン公園のカット以外は全て逗子マリーナでの ロケであった。 機械に人間の奥深くにある心理が読み取れるか・・・といったテーマはNo.125 と同様で、それに複数の異なった事件が絡み合う。 リメイクとはいえ、見応えのある展開で力作だった。 元となった作品を見ていなかった視聴者には充分楽しめる 展開でもある。 −あらすじ− 深夜、賀川刑事が何者かに刺された。 非常線の網にかかった女のコートからは、賀川刑事と同じ血液反応が・・。 しかし、女は警察への不信感を露にすると共に、身元照会をかたくなに 拒否する。彼女の顔に賀川刑事は見覚えがあった。 5年前、潜入捜査官としてシンガポールに派遣されていた時、外交官による 殺しに関わっていた女に酷似していた。 |
![]() |