クロノ・トリガー

タイトル画面
発売日 1995/03/11
発売元 スクウェア
ジャンル RPG

すくうぇあ ほりいゆうじ
とりやまあきら ぺぺぺぺぺ

お勧め度★★★★★
思い入れ★★★☆☆
完成度★★★★★


    エニックスドラゴンクエスト×(堀井雄二鳥山明すぎやまこういちスクウェア
上記は私の愛した数式である。
これは決まりごとであって、崩れることは無いはずだった。
しかし、本作クロノ・トリガーの登場によって、新たな方程式が提示されたのである。

    スクウェアクロノ・トリガー×(堀井雄二鳥山明+etc)≠エニックス
「エニックスの代表作であるドラゴンクエストの生みの親が、ライバルであるスクウェアの子供を生んじゃったよ。そしたらこちらも素晴らしい子が生まれたよ。」というお話である。

まあ要するに、堀井雄二氏と鳥山明氏はそれだけ素晴らしい才能の持ち主で、どこで子供を作っても素晴らしい子供が生まれる、と言うことだ。
「英雄色を好む」とはまさにこのことだろう。

本作の内容についてご紹介させて頂こう。
まず、RPGである。
仲間になるキャラクターは沢山いるが、組めるパーティーは3人。
キャラは成長すると、各個に魔法や必殺技を覚える。
職業などで好みの成長をさせることはできず、キャラの能力は一本筋しかない。
マルチエンディングである。

ゲーム画面

そして私がもっとも興味深いと考えるのは、主人公は喋らない、ということだ。
これこそまさに、ドラクエの特徴であり、堀井雄二氏の必殺技と言っても過言ではない。

主人公のみが喋らないことで、その人格をプレイヤー自身に譲渡しているのではないだろうか。
プレイヤーは本作の中に、第一人称として入り込むことができる。
ゲームという、一見安易とも言える娯楽においても、しっかりと想像力を掻き立てられ、物語として楽しむことができるのだ。
これこそ、ロール・プレイング・ゲームではないか。

などと、ベタ褒めしてみたけど、実は、私はそこまでこのゲームにハマッた訳では無い。
面白いとは思ったが、心に残ると言うほどでは無かった。
まあ、好みの問題だろう。

残念ながら、本作はドラクエ・FFに比べると知名度は劣るし、シリーズ化もされていない。
「クロノクロス」という続編がプレイステーションから発売されたが、堀井雄二氏も鳥山明氏も関わっていない。(内容についてはここでは扱わない。)
しかし、本作クロノ・トリガーはとても世間の評価が高く、今でも名作として語り継がれている。
そして何より、今のスクウェアには無い、暖かみのあるゲームであった。

最後に、冒頭で述べた二つの方程式も、今では以下のように単純化されてしまったことを付け加えたい。
    エニックス=スクウェア

2006/03/10



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