コンバットライブス

タイトル画面
発売日 1992/12/23
発売元 テクノスジャパン

テクノスのさいごのこうげき!!
つうこんのいちげき!!

お勧め度☆☆☆☆☆
思い入れ★★★★☆
テクノス度★★★★★


あの「ストリートファイター2」がSFCで発売されたのと同じ年の聖なる夜前日に、本作はテクノスジャパンから 発売された。
そして同時に、本作はおそらくテクノスの最後の力作であろう。

私は近年初めてこのゲームをプレイして実感した。
そりゃこの時期に今更こんなゲームを作ってりゃ潰れるな、と。

はっきり言ってこのゲーム、ギャグなのか本気なのか分からない
いや、ギャグだとしたら、社運と多大な資金を掛けてのことであろうから、 そうとうなギャグセンスと言える。
そして本気だとしたら、それはそれで恐ろしい...

さて、以下内容についてである。

ステージクリア型のアクションゲームであるが、横スクロールタイプではない。
かといって縦スクロールでもない。
約2画面分の広さのステージしかないのだ。
最初は雑魚敵が3・4人ずつ現れ、それをある程度倒すとボスが登場となる。

全てのステージがこれの繰り返しである。
技もあまり多くなく、必殺技のようなものもアイテムも存在しない。
良く言えばシンプルで単純明快、悪く言えば薄っぺらだ。

ゲーム画面

しかし、このゲーム最大の特徴はやはりそのストーリーやキャラクターなどの世界観である。
一言で表現すると、「80年代B級アクションの焼き直し」といった感じ。
これについては実際の画面で細かく突っ込んでいく価値がある。
こちらのページを参照されたい。 ⇒ 

初代熱血硬派くにおくんの稿でも述べたことだが、このような味の濃いゲームはやはり 現代のゲームでは出現しにくいだろう。
ゲーム産業が円熟し、ヒット商品を売り出すための手法論がある程度確立された今、 企業は「面白いゲーム」よりは「売れるゲーム」を当然作るのではないだろうか。

なぜなら「面白い」というのは個人の趣味嗜好に左右されるものである。
しかし企業が「売れる」ということは、マーケティング・世間の流行・制作費・広告費・株主の意向・明確な経営体制 などの資本主義的で普遍的な手法によってある程度支配されなければならない。

テクノスジャパンという会社には後者の「売れる」という手法が欠けていたのかもしれない。
しかし、前者の「面白いゲーム」を作る手法は確かに持っていた

だって、「面白い」ものは個人の趣味嗜好でしか成り立たないのだから。
だって、こんなにも個性的で人間臭いゲームの数々を僕たちに届けてくれたのだから...
(注)コンバットライブスが面白いかどうかには個人差があります。

2005/10/31



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